
この記事では、『カグラバチ』第7巻【第57話〜第65話】の内容を、各話ごとにわかりやすく振り返ります!
座村、漆羽、昼彦、イヲリ、そして千紘──衝撃展開が続いた7巻を、ネタバレありで一気にチェック!
※以下、各話のネタバレが含まれます。未読の方はご注意ください。
カグラバチ「7巻」のネタバレ&感想
『カグラバチ』第7巻(57話〜65話)の内容を、ざっくりまとめて感想付きでご紹介します。
テンポよく振り返りたい方におすすめ!
前回までのネタバレはこちら↓
- カグラバチ「6巻」のネタバレ&感想
- カグラバチ「5巻」のネタバレ&感想
- カグラバチ「4巻」のネタバレ&感想
- カグラバチ「3巻」のネタバレ&感想
- カグラバチ「2巻」のネタバレ&感想
- カグラバチ「1巻」のネタバレ&感想
第57話「崩壊」あらすじ&注目ポイント
仙沓寺の戦いがついに決着!
飛宗(とびむね)を転送された座村は、その力で敵の妖術師たちを一掃し、神奈備側の勝利に貢献しました。
一方、千紘と昼彦が戦っていた歌舞伎場では、昼彦が衝撃の発言を連発!
「座村は3年前に毘灼と協定を結んだ」
「契約者は死ぬべきだと語っていた」
と語り、これまでの正義と信頼に大きな疑問が投げかけられます。
さらに、昼彦は漆羽の妖刀・酌揺(くめゆり)を契約し、能力を発動!?






え…どうして漆羽さんの酌揺が!?まさか…昼彦の言っていることは本当なのかな?











酌揺からは“花魁”のような人型が出現していたよ~!次のバトルに不穏な気配…。
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⇒【カグラバチ】第57話「崩壊」ネタバレ&感想!
第58話「再会」あらすじ&注目ポイント
舞台は、昼彦が酌揺(くめゆり)を使う7分前──。
座村と漆羽が静かに対峙。
「契約者こそが災いの元。自分を含め、全員が死ぬべきだ」と語る座村。
それに対し、漆羽は「生かされた意味がある」と、剣を抜きます。
互いに静かな覚悟を携えた一騎打ちの末…
漆羽は座村の一撃に敗れます!
直後、転送術によって仙沓寺に到着した千紘が、血まみれの座村と“最悪の再会”を果たすという衝撃のラストに。






座村さん…どうして!!











命滅契約が解除された妖刀・酌揺を昼彦が使ったんだね。。座村さんによると、18年前に何か重要な”事件(罪)”があり隠蔽しているっぽいよ。剣聖に関係ありそう…
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⇒【カグラバチ】第58話「再開」ネタバレ&感想!
第59話「暗転」あらすじ&注目ポイント
仙沓寺に転送された千紘は、漆羽を斬った座村とついに対峙!
淡々と語る座村に、千紘は怒りをぶつけ
「敵なら斬らなきゃならない」
と刀を抜きますが…
飛宗の一閃に倒れてしまいます。
その直後、柴が現れ転送術で千紘を救出。
しかし、神奈備からは
漆羽と千紘、両名の“死亡”
が公表され、巻墨内部にも動揺が走ります。
一方、座村は妖術で毘灼のもとへと現れ、「約束」について念を押しました。
ここで、座村と毘灼が交わした協定について明らかに。
それらはすべて座村の計算された行動であり、最終的には毘灼を始末するというもの。
物語のラストでは、神奈備の医療施設で千紘が目を覚ます描写が入り、重たい展開の中にわずかな希望が見える終わり方となりました。






チヒロ、生きてて本当に良かった!











座村さんは、完全に1人で抱え込んでるね…。昼彦は、座村がチヒロを殺したと聞いて、悔しんでたよ~
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⇒【カグラバチ】第59話「暗転」ネタバレ&感想!
第60話「黄泉がえり」あらすじ&注目ポイント
千紘が病室で目を覚まし、生還が判明!
何故か、致命傷を負っていたはずの体が自然回復しており、淵天との命滅契約も解かれていました。
これは座村による“意図的な解除”だった可能性があり、柴は自分への「当てつけ」と「復讐を止める願い」の両方の意味が込められていたのではと推測します。
一方、神奈備本部では、座村の裏切りに緊急対応。
飛宗による探知網が全土に張り巡らされていることから、「真打」の使用を断念し、千紘を含む討伐部隊を編成する方針に切り替えます。
その後、巻墨隊の隊長が千紘のもとに現れ、「自分たちも知らされていなかった」と怒りをにじませながら、伯理の想いを千紘に託します。
ラストでは、忍装束を纏った千紘が「俺も地獄に堕ちる」と覚悟を固め、討伐戦に向けて動き出します。






柴さんや六平国重、契約者たちが隠している「罪」っていったい何…?











柴さんは、チヒロには真実を話したみたいだよ。
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⇒【カグラバチ】第60話「黄泉がえり」ネタバレ&感想!
第61話「夜戦」あらすじ&注目ポイント
千紘は巻墨の面々と行動を共にし、彼らの“過保護ぶり”にやや困惑しながらも、回復と情報収集を進めていきます。
漆羽の安否は未確認のまま。
18年間の命滅契約という前例のない状況から、生存の可能性は低いとされているよう…。
現在は、神奈備・毘灼・座村の三者がにらみ合う膠着状態。
千紘と巻墨は「先手を打つ駒」として期待されています。
そんな中、座村に“娘”がいたという衝撃の事実が発覚!
すでに死亡したとされていた彼女は、実は生きており、巻墨の妖術によって“娘であることすら忘れて”生活していました。
一方、毘灼側も動き出し、新キャラ・久々李が登場。
座村の娘を狙って動き出しており、京都を舞台に静かな戦いの火蓋が落とされます。






巻墨、まさかの過保護体制!?娘をめぐる争奪戦、絶対バトル来るやつ~~!











漆羽さん、生きてるといいなぁ…
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⇒【カグラバチ】第61話「夜戦」ネタバレ&感想!
第62話「イヲリ」あらすじ&注目ポイント
物語は、女子高生・イヲリの日常から始まります。
彼女は、父親は「自分が生まれる前に蒸発した」と認識しており、母親に感謝しながら普通に学校へ通っています。
しかし、空が座村の“梟”によって覆われたことで、日常に不穏な空気が漂い始めていました。
その影響か、イヲリは最近「同じ夢」を繰り返し見るようになり、記憶の封印に綻びが生じ始めていました。
そんな中、毘灼の久々李(くぐり)が突如学校に乱入!
教師や生徒を襲いながら、「座村の娘」を探し始めます。
イヲリ自身も自分の正体に気づかないまま、クラスメイトを庇って久々李に立ち向かうという大胆さ!
間一髪で現れた千紘と巻墨隊によって、イヲリは無事に保護されます。
しかしイヲリの中では、「何か大切なことを忘れている」という違和感が静かに広がっていきます。











夢と現実が少しずつ重なり始めてる…イヲリ、強くて優しい子だね!
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⇒【カグラバチ】第62話「イヲリ」ネタバレ&感想!
第63話「車追跡(カーチェイス)」あらすじ&注目ポイント
学校での襲撃から逃れるため、巻墨隊の炭(スミ)が妖術でバイクを召喚し、イヲリを乗せて脱出を開始!
千紘は久々李と交戦中でしたが、イヲリを優先して戦線を離脱します。
一方、久々李も車で追撃を開始。
巻墨の隊長・郎(ロウ)は炸裂弾で敵の車を爆破し、久々李が生身で追ってくる異常な展開に。
逃走中のバイク、追跡車両、超人的な久々李が入り乱れる三つ巴の追走劇が繰り広げられます。
途中、久々李がバスごと斬りかかるという暴挙に出たことで、巻墨たちは即座に乗客の救出へと動きます。
その様子を見た千紘は、かつて隊長にかけられた「焦りや不安は分けっこしよう」という言葉を思い出します。
ラストでは、バイクから放たれた刀をキャッチした千紘が、久々李に真正面から斬りかかります!











千紘の成長が熱い…!チームって本当に心強いんだね!
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⇒【カグラバチ】第63話「車追跡」ネタバレ&感想!
第64話「ビカム侍」あらすじ&注目ポイント
イヲリを救出した巻墨たちでしたが、久々李はなおも執念を燃やし、千紘との戦闘に突入!
斬り合いに喜びを見出す“斬欲”の持ち主である彼は、千紘の中途半端な姿勢に怒りをあらわにします。
「ナメるなら剣やめちまえ!」──
久々李の叱責を受け、千紘は自らの甘さと未熟さを痛感。
妖刀に頼るばかりで、剣士としての土台ができていなかったことに気づき、妖刀を使わずに剣術のみで立ち向かう覚悟を決めます。
そして、座村との交戦時に見た一撃を思い出し、「居合白禊流」を見よう見まねで再現!
未完成ながらも、強い“覚悟”を込めた抜刀術で久々李に斬りかかります。
その一撃に心を揺さぶられた久々李は、イヲリの追跡を放棄。
ついに純粋な一騎打ちの構えへと移行します。











久々李の叱責も、実は優しさ…!?千紘、ここからが本当の勝負!
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⇒【カグラバチ】第64話「ビカム侍」ネタバレ&感想!
第65話「見真似」あらすじ&注目ポイント
千紘と久々李の戦いは続き、イヲリと炭はバイクで無事に脱出。
千紘は郎の合図を受け、時間稼ぎのために居合白禊流を再び使おうとしますが、溜めも速度も不十分で失敗に終わります。
その様子を見た久々李は、
「師事もしていないのに使えるわけない」
と疑念を口にしますが、実は千紘には、父・六平国重譲りの“観察眼”がありました。
座村や漆羽の技を見ただけで模倣できる才能で、白禊流を見真似で再現していたのです。
その後、郎と共に移動陣で脱出に成功し、一行は巻墨の隠れ拠点「京都殺戮ホテル」へ。
ここで千紘は、イヲリに父・座村清市の真実を語る決意を固めます。
また、イヲリが封印を拒んだ場合に備え、千紘は「24時間以内に居合白禊流をモノにする」と誓います。











千紘の覚悟がますます頼もしい…!次回、いよいよ本格修行編かも??
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⇒【カグラバチ】第65話「見真似」ネタバレ&感想!
カグラバチに登場するキャラクターについてもっと知りたい方は、キャラ紹介をどうぞ↓
カグラバチ「7巻」のまとめ
「家族」「記憶」「剣」──すべてが揺れ動く、京都編の幕開け!
第7巻では、漆羽と座村の静かな死闘に始まり、千紘の“死”と“復活”、そして新章「京都編」へと突入。
座村の娘・イヲリの存在が明かされ、千紘と巻墨たちは彼女の保護に動き出します。
日常と非日常の狭間で揺れるイヲリ。
そして、妖刀に頼らず「剣士」として成長を志す千紘。
千紘 vs 久々李の激闘を通じて、彼の“剣の才能”や“覚悟”が一層深まったのは間違いありません。
一方で、座村の真意や、妖刀と記憶の秘密、斉廷戦争の裏側など、多くの謎も浮かび上がりつつあります。
巻末では、千紘が「父の名を忘れた娘」に真実を語ることを決意し、イヲリの未来を守る覚悟を固めました。
彼の誓いと共に、物語はいよいよ核心へ──!











激戦と感情の波が詰まった濃密な巻だった…次巻、千紘はイヲリに真実を話し、イヲリはどうなるのか注目!