
千紘とイヲリを乗せた物語は、さらに激しさを増します。
『カグラバチ』第68話「変幻」では、不可視の剣を操る昼彦と千紘がついに激突!
イヲリを巡る“記憶の封印”も動き出し、選択を迫られる中、2人の想いが交差していきます。
前回・67話の記事はこちら↓
⇒第67話「ザ殺戮ホテル」ネタバレ&感想
※ネタバレを含みますので、未読の方はご注意ください!
千紘、昼彦の襲撃からイヲリを守る!咄嗟の行動に騒然
京都殺戮ホテルで、イヲリに突如斬りかかった昼彦。
その一撃を千紘が即座に防ぎ、もみ合いの末、2人はエレベーターごと落下していきます。
昼彦の斬撃は“試し”にも見えるものでしたが、
千紘の行動は一切の迷いがなく、イヲリを守るための“本気の覚悟”そのものでした。



チヒロ、もう完全に“守る側”の人間だね…反射で動いたのすごすぎる…
イヲリ、屋上へ──「封印の術」発動に必要な鍵とは?
一方その頃、残されたイヲリのもとに巻墨隊長・郎が現れ、屋上へと案内します。
ホテルの客からの襲撃を退けつつ、準備されたのは“記憶封印の術式”。
この術は、屋上に設置された「灯篭」の結界の動力を借りることで発動するもので、あらかじめホテル支配人・戦国与次郎との間で協定が交わされていました。
鍵は与次郎が持っているとのこと。
郎は、3年前に封印を施した当時は“親子の情”を理解しておらず未熟だったと語ります。
しかし今回、千紘とイヲリの再会によって“感触”をつかんだ今なら、意識の根源まで封印できると断言します。
「今まで通り、学校に戻れる」と、優しく背中を押すのでした。




忍びの郎が“情”を語るとは…でもだからこそ説得力あるんだよね…
昼彦の剣は“不可視”!?従業員も驚愕の剣筋とは
1階に落ちた千紘は、ホテル従業員から“灯篭の鍵”を受け取ります。
それとほぼ同時に、昼彦が襲いかかり、激しい斬り合いが始まりました!
ホテルの従業員たちは、昼彦の剣筋が“目で追えない”ことに驚いていました。
その理由は、彼の「右手・左手」「順手・逆手」を瞬時に切り替える自由なフォームに。
死角を自在に移動するその剣筋は、受け手から“刀そのもの”を見失わせてしまうのです。
しかし、千紘はその不可視の斬撃を読み取り、観察眼で見切っていました!
白禊流のカウンターを放ち、ついに昼彦の攻撃を受け止めます。
「さすがの殺意」と、昼彦自身が認めるほど、千紘の剣に宿る“意志”は明確なものとなっていました。
ふたりのバトルは、静かな空気の中でヒリヒリと進んでいきます。



チヒロの成長ヤバい…!白禊流、進化してる…!




型がなくても“殺意”は伝わるって、痺れるね~
カグラバチに登場するキャラクターについてもっと知りたい方は、キャラ紹介をどうぞ↓
第68話「変幻」まとめ|イヲリのモヤモヤと千紘の殺意が交錯する
今回の注目ポイントはこちら!
- 昼彦がイヲリに斬りかかる!千紘が即座に反応
- 千紘 vs 昼彦、ついに白禊流のカウンターが炸裂
- 記憶封印には「灯篭の結界」と“鍵”が必要
- イヲリは学校に戻る決意を持ちながらも、心の中にはまだ迷いが…
「私は本当に日常に戻れるの?」
「お父さんは、私のこと忘れて平気なの?」
「迷惑をかけてしまった先生たちに、私は顔向けできるの?」
そんな思いが渦巻く中で、イヲリは「それでも、戻りたい」と決意します。




イヲリの不安、痛いほどわかる…それでも前を向く姿に胸が熱くなる…!
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