
今回紹介するのは『カグラバチ』第57話。
まさにタイトル通りの「崩壊」……!
仙沓寺(せんくつじ)での激戦がついに一区切りを迎える一方で、座村(さむら)や昼彦の言動が不穏すぎて、読者の混乱が止まらない回でした。
※ネタバレ記事ですので、ご注意ください!
仙沓寺の戦いが決着…!飛宗の力と守護者の死
伯理(ハクリ)が「飛宗(とびむね)」の転送に成功し、座村のもとへ。
すると、座村は飛宗の力「鴉(カラス)」を使って、敵の妖術師たちを一掃。
巻墨(ますみ)や護衛たちもその強さに呆然…!
形勢逆転により、毘灼(ひしゃく)の幹部たちは戦線から撤退。
仙沓寺での戦いは、神奈備側の勝利に終わりました!
座村は、あらためて
「全員無事なんだろうな」と確認。
しかし、勝利の裏で、仙沓寺で座村を支えてきた守護者の一人(不浦涼・22歳)が命を落としていました。彼は妹を養うため、この警備任務の給料をすべて送っていたとのこと…。
さらに、伯理は次に「酌揺(くめゆり)」の転送を試みようとしますが、鼻血が止まらない異常な出血により止められ、治療へ…。




座村さん、圧倒的な強さだったね…!






座村さんは、守護者のことをいつも気遣っていたけど、慚箱(さんそう)を守っていた僧侶風の彼(不浦涼)が死亡してしまったね…。巻墨は「彼の死は無駄じゃない」って言ってたよ。
カグラバチに登場するキャラクターについてもっと知りたい方は、キャラ紹介をどうぞ↓
「ここからだ」と語る座村。裏切りの伏線??
「戦いに大きな区切りがついた」
と巻墨の言葉に対し、
「残念だが…ここからだ」
と否定した座村の表情と一言にゾクリ。
これはただの決意?それとも裏切りの予兆…?
そして場面は、千紘と昼彦がいる劇場へ。
昼彦は、奪われた「飛宗」について千紘に話しつつも、
「剣聖(けんせい)は殺す」
「幽(ゆら)は真打を振るう」
という目的は変わらないと語ります。
千紘は
「契約者は誰一人死なせない」と言い放ちますが、
昼彦はそれを「理想論」だと切り捨てます。




ん…?座村さんの不穏な雰囲気は何?






千紘のまっすぐな信念と、昼彦の冷めたリアリズムの対比が胸に刺さる…。
妖刀の英雄たちは、本当に正義なのか?
昼彦が語る
“学校教育で教えられた英雄”──
それは、国重や妖刀契約者たちが国を救ったという建前の物語。
でも千紘は、楽座市での真打の力を見て、実は
「本当に人を救う力か?」
と疑問を抱いていました。
昼彦は、千紘が言う「契約者は誰一人死なせない」というセリフに
「上っ面」と切り捨て、ついに語ります。
「座村は、3年前に幽と協定を結んだ」
まさかの座村と毘灼の繋がりが示唆される衝撃展開!!
さらに、昼彦は
「座村は言ってたよ。契約者こそ死ぬべきだと」
と、とんでもない爆弾発言を放ちます。






え!?座村さんって神奈備側じゃなかったの!?この一言で一気に世界が揺らぐ…。
酌揺を使う昼彦…まさか契約した!?
その直後、昼彦は戦闘の隙をついて、
妖刀「酌揺」を回収。
千紘に腕を切られたため
なんと口で咥えて「酌揺」と名前を呼び、使用してしまいます!
この瞬間、彼の使っていた折り紙妖術が消え、普通の紙に戻る描写が──
これは 妖刀との「命滅契約」が成立した証拠…!?
つまり、元の契約者・漆羽が死亡したことを意味します。
しかも、酌揺から現れた玄力は“花魁”のような人型の姿。




次回、酌揺 vs 淵天 のガチバトル突入か!?






漆羽さん…亡くなったってこと!?描写ないけど確定っぽい流れがつらい…(嫌だ…何気に推してたのに泣)
第57話「崩壊」まとめ:衝撃と混沌が止まらない!
今回の見どころをざっくりまとめると…
- 飛宗が座村の手に戻り、仙沓寺の戦いは終結
- 昼彦が「座村と幽の協定」「契約者は死ぬべき」と語る
- 酌揺を昼彦が契約し、妖刀を発動!
物語はどんどん“混沌”の渦に…!
「契約者は守るべき存在」ではないのか?
英雄とは何か、正義とは何か――問われる問いの深さにゾクゾクしますね。






次の58話、怖いけど楽しみすぎる!!酌揺の能力、どんなの!?チヒロ大丈夫!?気になりすぎっ!
次回58話の内容はこちら↓