
今回の『カグラバチ』第58話は、胸が張り裂ける展開…!
“再会”というサブタイトルが、あまりにも切なすぎる回でした。
前回・57話の記事はこちら↓
⇒第57話「崩壊」ネタバレ&感想
※この記事にはネタバレが含まれます。未読の方はご注意ください
座村 vs 漆羽──衝突の7分前
時は、昼彦が「酌揺(くめゆり)」を使う7分前へさかのぼる──。
ハクリは巻墨に背負われ、応急処置を受けた後に眠りに落ちます。
その後、目を覚ますと…なんと護衛全員が倒れている光景が!
血は出ておらず、どうやら気絶だけのよう。
この状況から察するに、
座村が「飛宗(とびむね)」の力で気絶させた?







この時点で、座村さんの目的が読めない…怖すぎる…!
カグラバチに登場するキャラクターについてもっと知りたい方は、キャラ紹介をどうぞ↓
座村の告白:「契約者は、斬られるべき”悪”だ」
漆羽は、なぜこんなことを?と座村に問いかけます。
座村は語ります──
「妖刀を集めるだけで、問題は解決しない」
「戦後、六平が妖刀を隔離したのは、その証拠だ」と。
そして、座村は自分の口でこう断言します。
「契約者こそが、毘灼よりも薄汚い“悪”だ」
18年前の“あの事件”。
契約者たちは真相を隠し、英雄として立てられた。
だが、その裏では、真実を知らない若者たちが死んでいった。
「その構造を終わらせるには、俺たち契約者が死ななければならない」
なんと、座村は 自分を含む契約者5人全員を殺す。と宣言したのです!



うそでしょ…!?







座村さん~!!一体なにを背負ってるの…?
信念のぶつかり合い──座村と漆羽、斬り合いへ
漆羽は、座村の思想に一定の理解は示します。
しかし──
「俺はもう、あの時死んでた。今は、生かされた命なんだ」
だから、死ぬわけにはいかない…と、斬り合いを決意!
飛宗を握る座村と、酌揺の契約者・漆羽。
ふたりの剣士が、互いの覚悟をぶつけるように構え合います──!







緊張感ヤバい…居合のシーン、息を呑んだ…
そして…漆羽、散る。
結果は…漆羽の敗北。
座村の一閃により、漆羽は斬られ、深く出血。
それでも最後に問いかけます。
「…一人で背負うのか?」
「ああ。これ以上、誰も地獄に来なくていい」
座村は、そう応えると、飛宗で漆羽に止めを刺します──。
その瞬間、「酌揺」の命滅契約が解除。
昼彦が“酌揺”を使用できたのは、ここで漆羽が死亡したから?!







漆羽…!強くて、優しいキャラだったのに…。本当に悲しい…。
再会する千鉱と座村──最悪のタイミングで…
漆羽が息絶えた直後──
伯理の転送術により、千鉱がその場に現れます。
そこには、血まみれの座村と、倒れた漆羽の姿が…。
「……随分と、血生臭くなっちまったなァ…千鉱」
座村が千紘に向けた一言が、あまりにも重すぎて…
ここから“何が始まるのか”を予感させるラストでした。



うわぁ…これが“再会”なんて…。







この状況、あまりにも過酷すぎる…!
カグラバチ第58話「再会」まとめ|契約者の真実が明らかに
今回の重要ポイントをまとめると…
- 座村が契約者=“悪”と断じ、自ら手にかける決意を語る
- 漆羽と座村の斬り合いの末、漆羽が命を落とす?
- 酌揺の命滅契約が解除され、昼彦が使用可能に
千紘が転送され、血まみれの座村と“再会”…
“英雄”とされた者たちの罪、そして座村の狂気にも似た覚悟。
これから物語は、さらなる地獄へ突入していくのか…?







次回、チヒロはどう動く?酌揺との戦いは?そして座村の真意とは…!?
カグラバチ59巻の内容はこちら↓