
『カグラバチ』第76話「宴」では、酌揺の“宴”と“遊”が猛威を振るい、座村は幻覚に囚われる。
娘を守り体を張ったその瞬間、飛宗の新たな能力“雀”が発動──
激戦の中で、父の剣が再び立ち上がります!
前回・75話の記事はこちら↓
⇒第75話「幻想」ネタバレ&感想
※ネタバレを含みますので、未読の方はご注意ください!
妖刀・酌揺の第二能力“遊”が発動!死体すら操る異常な戦場に…
千紘の“本命”が自分ではなく、座村であることに昼彦は苛立ちを隠せません。
千紘が力を温存していると感じた昼彦は、
本気を引き出すために「だったら先に座村を殺してやるよ」と宣言。
そのまま妖刀・酌揺の第二能力“遊(ゆう)”を解放します!
“遊”は周囲の“モノ”を自在に操る能力。
昼彦はその対象に“死体”すら含め、京都殺戮ホテルの宿泊客の遺体を動かして千紘たちを追い詰めます。
加えて“宴”の出力も最大級に高め、戦場を完全に支配しようとします。
千紘は錦の力で三半規管を補強していたものの、
立っているのも困難なほど“酔い”の影響を受け、意識すら朦朧としていきます。




昼彦の挑発、めちゃくちゃ効いてるし地味にエグい…でも千紘の冷静さもさすが!
幻覚に囚われる座村、“イヲリの死”を見て崩れる
高出力の“宴”により、座村・イヲリ・巻墨・井倉たちは動くこともできません。
中でも座村は、娘・イヲリが自殺するという最悪の幻覚を見せられ、精神的に大きく崩れてしまいます。
イヲリと一緒に暮らしていた邸宅、部屋の前に立つ座村──
自分が幻覚の中にいると理解しつつも、第73話で想像した「首を吊っているかもしれない」という光景がフラッシュバックし、心が折れかけます。
そこへ、操られた死体が襲いかかり、座村は防御もできないまま傷を負ってしまいます。
さらにイヲリにも死体の刃が迫り──。






座村さん、強いのに…心が繊細すぎて“宴”と相性最悪なんだよね。
イヲリを守るため、座村が“体で受ける”!
イヲリに迫る刃を前に、座村は飛宗の能力“鴉”を使い、舞う羽根と自身の位置を入れ替えて彼女をかばいます。
しかし、その代償は大きく──
何本もの刀が座村の体を貫通!
致命傷とも言える重傷を負います。
そこで、座村は致命傷による痛みにより、ようやく幻覚から覚め…






イヲリを守るために体を張った座村さん…あの瞬間に父として“完全に戻った”みたい!
千紘vs昼彦、再戦本格化!「千鉱!!来い!!」その叫びの意味とは
座村に重傷を負わせたことで、“勝利”を確信した昼彦は、
大声で笑いながら「俺だけが自由だ!!」と高らかに叫びます。
そのまま千紘に斬りかかりながら叫ぶように言います。
「もう本気出すしかねえな!! 千鉱!! 来い!!」
昼彦の狂気じみた挑発に対して、千紘は動じることなく、こう静かに答えます。
「……なぜ、そこまであの剣豪(ひと)を……侮れる……!!」




昼彦は、なんかいつも無邪気だよね~~






チヒロは、座村さんの恐ろしさを良く理解してるよね!
“雀”発動──飛宗の第三の能力、座村が復活!
場面は、刀に貫かれた直後の座村へ。
彼はイヲリに、
「傷つくのァ…俺だけでいい」と語り──
飛宗の第三の能力、“雀(すざく)”を発動!
体中の傷口に“火”が灯り、傷が次々と治っていきます。
“雀”は、傷を“種”にして灯を生み出す能力のようですが、回復以外の効果はまだ明かされていません。
そして、大量の黒い羽根とともに現れた座村は、昼彦の前に立ちはだかります!
「活気がいいなぁ、糞餓鬼」
「こっからぁお前……何もできねえぞ」




座村さん復活したああああ!!しかも、カッコいい!






雀の能力凄いけど、代償とかあるのかな~?
カグラバチに登場するキャラクターについてもっと知りたい方は、キャラ紹介をどうぞ↓
第76話「宴」まとめ|“宴”と“雀”が交錯する激戦の序章!
今回の注目ポイントまとめ!
- 昼彦が“遊”を使い、死体すら操る最悪の戦術へ
- 高出力の“宴”で座村が幻覚に囚われ崩れる
- 娘を守るため、座村は体を貫かれても動いた
- 飛宗の第三の能力“雀”が発動、座村が復活!
地獄のような戦場で、父はもう一度立ち上がる──
その剣は、“未来”と“娘”のために振るわれる。
次回、戦況はさらに激化…見逃せません!






これは絶対タダの回復能力じゃない!雀の真の力、来週ヤバそう…!
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