
今回の『カグラバチ』第66話「真実」は、
チヒロがイヲリに真実を語る決意を固め、
イヲリに“父の記憶”が戻り始め、そして京都殺戮ホテルには新たな緊張が走る──重厚な回となりました。
前回・65話の記事はこちら↓
⇒第65話「見真似」ネタバレ&感想
※ネタバレを含みますので、未読の方はご注意ください!
千紘がイヲリに「父・座村清市」の真実を伝える
巻墨(ますみ)の隠れ拠点「京都殺戮ホテル」で休むイヲリに、
千紘は父・座村清市の名前を漢字で書いた紙を見せ、
その正体を伝えます。
さらに、過去に起きた「斉廷戦争」の真実についても語られました。
▼斉廷戦争の背景まとめ
- 22年前に南東の海域に突如出現した小国が、妖刀の原料「雫天石(だてんせき)」の原産地だった
- 民は雫天石への高い適性を持ち、未加工でも肉体が弾けない特異体質
- 小国が雫天石を武器にして日本へ侵攻
- 1年5か月後、六平国重が妖刀を開発
- 剣聖+5人の剣士が戦い、侵攻を鎮圧
その英雄のひとりが、座村。
娘・イヲリが“英雄の弱点”として狙われることを懸念し、互いの記憶を封印!
千紘の語りとともに、イヲリの中で眠っていた記憶が、
静かに、でも確かに目を覚まし始め…。






父と娘は「無関係な他人」として生きていくしかなかったんだね…
イヲリの記憶の封印が緩む…しかしイヲリが倒れてしまう
千紘から語られた真実により、
イヲリの中で封印されていた記憶が徐々に揺らぎ始めます。
郎からも、本名は「座村イヲリ」であり、
現在の名前や過去の記録はすべて偽装されたものであると明かされました。
父との記憶──似顔絵を描いていた日々や、
盲目だった父がそばにいた光景──
優しい過去が次々と蘇る一方で、
落書きされた壁、ゴミだらけの家、周囲からの冷たい視線も思い出されます。
なぜイヲリが引き離され、記憶を封印されたのか──
それは単に命を狙われるからだけではなく、
“英雄の娘”として生きること自体が、あまりにも重すぎると予想できたから。
その現実を知ったイヲリは、頭痛を起こし倒れてしまいます。



知っていたはずの“平凡”が、全部作られたものだと知るのって辛いよね…






いくら父親が人々のために戦ったとしても、社会の目は一方的で、評価は多面的。清く生きても、背負わされる名と過去は変えられない…。チヒロは体験的に理解してるよね~
千紘と郎は「帰る場所」を残す方針に
眠るイヲリのそばで、千紘と郎は話します。
イヲリの母については語らず、
あの子に「帰る場所」を残しておきたいと。
千紘は、「上塗りされた平凡も尊い」と語り、
どちらの生き方を選ぶかはイヲリ自身に任せようと言います。



チヒロの言葉、すごくやさしくて深いなって思った…
京都殺戮ホテルでは封印の準備が進む
ホテルの屋上では、炭と杢がイヲリの記憶封印の準備中。
この「京都殺戮ホテル」は、裏社会の人間も数多く滞在しており、安易な衝突を避けるため、館内では妖術の使用が禁止されているそう。
そのため、炭と杢も目立たぬよう静かに動いていました。
ホテルの支配人・戦国与次郎は礼玄一刀流の免許皆伝者。
さらに、従業員たちも全員が門下生という、戦闘力の高い集団!






ホテルの従業員が全員“刀持ち”とか…平和に泊まれる気がしないよね💦
昼彦がホテルを急襲!剣術での戦いが始まる?
一階ロビーでは、斗斗がどうどうと妖術で昼彦を召喚!
ホテルの警備員が注意しに来た瞬間──
昼彦は簪一本で警備員を瞬殺!
妖刀「酌揺」は使わず、剣術だけで戦う宣言をします。






また血の予感しかしない…チヒロとの対峙も近い…?
カグラバチに登場するキャラクターについてもっと知りたい方は、キャラ紹介をどうぞ↓
カグラバチ第65話「真実」まとめ|イヲリの記憶が蘇る中、ホテルは戦乱の気配!
今回の注目ポイントまとめ!
- 千紘がイヲリに座村の真実を語る
- イヲリの封印された記憶の一部が蘇る
- 京都殺戮ホテルに昼彦が登場、剣術バトルへ…!
次回、いよいよホテル内で激しい戦いが始まる予感!
チヒロと昼彦の再戦も、近し!






次回の展開、重くて熱そう…目が離せないね!
次回67話の内容はこちら↓