
『カグラバチ』第71話「勝負」では、イヲリと座村が過ごした1年間の記憶が明らかに──。
笑い合った日々、交わした言葉、そして託された未来。
しかしその静寂は、幽(ゆら)の登場によって一気に揺さぶられ…。
前回・70話の記事はこちら↓
⇒第70話「居合白禊流」ネタバレ&感想
※ネタバレを含みますので、未読の方はご注意ください!
イヲリの封印された記憶が蘇る…再会は母の入院から始まった
イヲリの封印されていた記憶が、少しずつ明らかになっていきます。
時は8年前──
当時8歳のイヲリは、母・イノリの入院をきっかけに、父・座村清市と再会します。
既にイノリと座村は離婚していたようで、イノリは「しばらく入院するから」とイヲリの世話を座村に託そうとします。
しかし座村は「俺には無理だ」「手が血で汚れてる」と拒否。
それでもイノリの「未来を見て」との言葉に押され、しぶしぶイヲリを預かることになります。





初っ端から座村さんが不器用すぎて泣ける…!






イノリの言葉が深い…
英雄の父に反発するイヲリ、でもその日常が少しずつ変わっていく
道場に連れていかれたイヲリは、警官たちに
「この国を守った英雄」
「戦争の剣士」
として座村の偉業を知らされます。
けれど、イヲリはそんな父を「最低な男」と反発。
母イノリから「戦争のことでウジウジして家族を放ったらかした男」だと教えられていたのです。
それでも、イノリの「少しの間だけお父さんの言うこと聞くのよ」という言葉を思い出し、イヲリは座村と過ごし始めます。
“戦うなら敵と同じ土俵で”と、目を瞑って剣を振ったり、料理勝負を挑んだり──不器用ながらも、少しずつ距離を縮めていく二人。





イヲリの目を瞑って突進→柱ドーンのくだり、笑って泣けた…!






イヲリ…この頃から男前で、父さんに似てる。。w
一緒に作った弁当、笑い合う親子の時間
ある日、元気のないイヲリを励ますため、
座村は「どっちがうまいもん作れるか勝負しよう」と提案。
イノリに元気を出してもらうために、二人で食材を買い、料理を教え合いながら弁当を完成させます。
病室にその弁当を届けると、イノリは
「この上なし!」
と満面の笑みで絶賛!
イヲリも「もっともっと上手になるから、退院したらもっとおいしいの食べさせてあげるね!」と微笑みます。





もうこの場面、アニメで見たい…!最高の“日常”だったよね…
イノリの死、そして座村が下した決意
しかし、イノリの病は予想以上に重く、その後亡くなってしまいます。
イヲリは深い悲しみに沈み、座村はその姿を黙って見つめることしかできませんでした。
生前イノリは
「この一年であなたも変わった」と座村に語り、
イヲリについて尋ねると、
「見なくてもわかるよ…お前と笑い方が一緒だから」と座村は返答していました。
そんな言葉を噛み締めながら、座村は心の中でイノリに謝り、そしてこう誓います。
「俺が代わりに見届けるよ」
──イヲリの未来を。





座村の「休戦といこうか」、たった一言に全部詰まってた…






現在のイヲリ母(第62話で登場)だと思ってた女性は、本当の母親じゃなかったんだね~!イヲリは、この1年で剣術を覚えたんだろうね。
幽、現る──“罪”と“厄災”を語る謎の訪問者
ところが…
イヲリを寝かしつけた座村のもとを、突然訪れたのは“幽(ゆら)”。
「初めまして」と挨拶する幽に対し、
座村は警戒を緩めず「俺に刀を抜かせるな」と警告。
それでも幽は「話をしに来ただけ」と言い、
“お前らが犯した罪”と、それによってもたらされる“厄災”について語り始めます。
その言葉と同時に、
ビル群が崩壊するビジュアルが描かれ──
いよいよ物語は、“過去”から“未来”へと大きく動き出します。






罪…厄災…剣聖のカットもあったし、来週絶対とんでもない真相きそう…
カグラバチに登場するキャラクターについてもっと知りたい方は、キャラ紹介をどうぞ↓
第71話「勝負」まとめ|封印の過去と、語られる“罪”の行方
今回の注目ポイントまとめ!
- イヲリと座村の“1年間の記憶”が明かされる
- 料理を通じて親子の距離が縮まっていく
- イノリの死と、座村の「見届ける」決意
- 座村のもとに幽が訪れ、“罪”と“厄災”の核心が迫る!
涙と温もりの記憶から、再び動き始める因縁の物語。
次回、ついに“この国を揺るがす真実”が明かされる!?






癒しと伏線、バランス神回だった…次回が待ちきれない!
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