
今回の『カグラバチ』第67話「ザ殺戮ホテル」は、
イヲリと千紘の静かなやりとりと、静かに迫る脅威──
昼彦の“準備万端”な登場で、緊張感が一気に高まった回でした!
前回・66話の記事はこちら↓
⇒第66話「真実」ネタバレ&感想
※ネタバレを含みますので、未読の方はご注意ください!
昼彦がホテル支配人・戦国与次郎を圧倒!変則剣術で左腕を斬る!
殺戮ホテルの支配人・戦国与次郎は、礼玄一刀流の免許皆伝。
堅実で正確な型を持った実力者であり、妖術を使えない館内でも圧倒的な存在感を放ちます。
そんな与次郎が注意しに向かった先には、昼彦の姿が。
最初、斗斗は冷静に状況を見ていました。
昼彦は妖術ありきで戦ってきた男で、剣術は“まともに学んでいない”と。
型のある与次郎相手では不利かもしれない…とすら思っていました。
案の定、与次郎の太刀に反応しきれなかった昼彦は、
一度は刀を跳ね返され、息も上がる状態に。



チヒロの時とは違って、ちょっと苦戦気味なヒルヒコが珍しい…!
斗斗は「手伝おうか?」と声をかけますが、昼彦はそれを断ります。
その時、彼の脳裏に浮かんだのは──
かつて「チヒロと対等に殺し合う」と口にした、あの瞬間。
千紘がまだ生きていると聞き、思わず涙を流して喜んだ彼の本気が、ようやくここで動き出します!
昼彦は、再び刀を握り直し──
変則的な太刀筋で与次郎の間合いを外し、左腕を一閃!
あまりに鮮やかで、奇妙な軌道からの一撃。
妖刀ではなく、あくまで“剣”のみで放った勝利の一手!
左腕を斬られた与次郎は、昼彦の太刀筋に驚き、
「……貴様、どこの門下だ」と問いかけます。
昼彦は、刀を静かに構えたまま言います。
「誰かの門下じゃなきゃいけないか?」
「俺は、“自由”の弟子だ」カグラバチ67話より引用





このセリフ、昼彦ってキャラを完璧に表しててゾクっとした…!妖術なしでこの強さ…チヒロとどこか共通する部分もあるよね~
イヲリと千紘、平凡な日常への願い
一方その頃、ホテルの一室にて。
日常生活や学校での何気ない出来事を思い返しながら、
「学校に戻りたい」気持ちが膨らんできました。
ほんの少しの不満や、友人との時間──
何気ない日々が、今ではすでに遠い記憶になりつつあることに気づくイヲリ。
そんな彼女に、千紘は無理に何かを言うわけでもなく、
その“願い”にそっと寄り添います。





“あたりまえ”って、なくしてみて初めて気づくものだよね…
チヒロが刺客を返り討ち!イヲリの問いに答える
部屋に突然現れた刺客たちを、
千紘はまったく動じることなく、次々と倒していきます。
血の気配が漂う中、イヲリは震えながら千紘に「人を殺すことが怖くないのか」と尋ねます。
千紘は少し間を置いてから、静かにこう答えました。
「……ああ 怖くない」
もう、この生き方しかできないと。
そんな千紘を見つめながら、イヲリは自分の想いを口にします。
──「学校に戻りたい」と。
その願いは小さく、けれどまっすぐでした。



チヒロのこの答え、覚悟と哀しさがにじんでるよね…
エレベーターから昼彦が登場…戦国の首を手に!
そして、ついに静寂が破られます。
エレベーターのドアが開き、
現れたのは──昼彦。
その手には、戦国与次郎の首がぶら下がっていました。
「よお…チヒロ 俺は準備万端だよ」





静かに迫ってくるのが一番怖い…!次回絶対ヤバいやつ…!
カグラバチに登場するキャラクターについてもっと知りたい方は、キャラ紹介をどうぞ↓
カグラバチ第67話「準備万端」まとめ:日常への想いと血塗られた予兆
今回の注目ポイントまとめ!
- 昼彦 vs 戦国
- イヲリの平凡な日常への未練が切ない…
- 千紘の「怖くないよ」は優しさと覚悟のにじむ一言
- 再び現れる昼彦、次回ついに動く──!





次回、戦いの火ぶたが切られそうで震える…!
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