
千紘と昼彦、型と自由をぶつけ合う激戦の行方は──?
『カグラバチ』第70話では、“最速”を目指す千紘がついに覚醒!
一方、イヲリの記憶にも変化が…父・座村との絆が交差する、熱くも切ない展開に注目です。
前回・69話の記事はこちら↓
⇒第69話「傷ノ男」ネタバレ&感想
※ネタバレを含みますので、未読の方はご注意ください!
千紘、昼彦との激戦続く!居合白禊流“最速”に挑む
屋上へ向かおうとする昼彦を止めるため、千紘は居合白禊流で斬りかかりますが、防がれてしまいます。
その原因は“速度不足”──白禊流の真髄にはまだ届いていませんでした。
白禊流を編み出した剣客・白廻逸夫は、「最速こそ最強」と考えました。
そのためにあえて抜刀と同時に刀を“持ち替える”という異質な構えを提唱。
無駄が多いと嗤われたその浪漫剣法で、白廻はすべての敵を斬り伏せたといいます。
千紘は、持ち替え動作における“コツ”がまだ掴めず、スピードと威力を両立できていない状態。
郎の助言を受けつつ、体と刀を一体化させる“玄力の流れ”を意識します。




チヒロの剣、あと一歩で完成しそう…!まさに“最速”へ挑む姿がアツい!





白禊流の構えは独特だね~座村さんも漆羽さんも抜刀する際の形がカッコいいよね!
千紘 vs 昼彦、剣の在り方をめぐる真っ向勝負!
昼彦は右手・左手、順手・逆手を自由に切り替える“自然体”の剣術で千紘に挑みます。
彼にとって剣術は“生存”であり、玄力の扱いも呼吸のようなもの。
まさに“型”から解放された“自由の剣”そのものでした。
一方、千紘は父・六平国重から授かった“観察眼”でその剣筋を読み取っていきます。
そんな千紘に対し、昼彦は「“古き良き”ってのは“クソ”って意味だぜ」と言い放ち、なんと!白禊流の構えを模倣。
感覚だけで放ったその一撃に、千紘は押し切られて尻もちをつきます。





型なんてクソだって言いながら真似してくるヒルヒコ…クセがすごいけど強い!
千紘、イヲリの剣から“手本”を思い出す!
戦いの最中、昼彦は隙を突いてエレベーターに乗り、屋上へと向かいます。
千紘も別のエレベーターで後を追い、互いに次の一戦で「白禊流」を繰り出すことに思いを馳せていました。
屋上に到着した千紘が目にしたのは──
暴走した宿泊客に襲われそうになっていた井倉を、イヲリが剣で救う瞬間でした。
イヲリの斬撃は、相手を殺すものではなく、
“殺意だけを正確に断ち切る”精密な剣技。
その所作には白禊流由来の“座村清市の手捌き”がにじみ出ていました。
驚異的な速度こそないものの、無駄のない構えと動きに、
千紘は座村清市の剣──かつて曖昧だった“手本”をはっきりと見出します。
そして今、すべてがつながった千紘の剣は、“最速”へと進化を遂げようとしていました。




チヒロの中で点と点がつながった瞬間…イヲリの一太刀が“継承”の瞬間!





イヲリは正確に敵の指だけを切り落としていたよ~!目を閉じて抜刀するシーンは、お父さんソックリ!
千紘、最速で昼彦を斬る!イヲリは“すべて”を思い出す…
“最速”の構えを手にした千紘は、そのまま居合白禊流で昼彦に斬りかかり──
見事に一太刀を入れることに成功!
かつて「型に縛られた剣は弱い」と言い放った昼彦を、“型の極致”で打ち破った瞬間でした。
一方のイヲリも、完全に封印が解け、“真相(すべて)”を思い出します。
座村清市との過去、なぜ記憶を失っていたのか──
次回、父と娘に何があったのかが明かされそうです。




チヒロが勝って、イヲリが記憶を取り戻す…今回は最高に熱かった!!!
カグラバチに登場するキャラクターについてもっと知りたい方は、キャラ紹介をどうぞ↓
第70話「居合白禊流」まとめ|型と自由、過去と今が交差する決着回!
今回の注目ポイントまとめ!
- 千紘、最速の“居合白禊流”完成まであと一歩!
- 昼彦の“自由な剣”との対比が鮮烈
- イヲリの剣技に、父・座村清市の面影
- 千紘、ついに“最速”で昼彦を斬る!
- イヲリは記憶の封印が解け、“すべて”を思い出す…
それぞれが“らしさ”と“過去”を取り戻す戦い。
次回は、いよいよ座村清市とイヲリの関係の核心が語られるかもしれません!





さに“覚醒回”…剣も感情もクライマックスすぎる!
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