
大人気中華風宮中ミステリー作品「薬屋のひとりごと」!
作中でも重要ポジションである
高順(がおしゅん)・馬閃(ばせん)と壬氏(じんし)の関係性をまとめていきます。
あわせて、名持ちの一族の1つ・馬の一族についても解説していくので、
テレビアニメやマンガなどのお供にどうぞ!
※ネタバレを多く含みます。
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「薬屋のひとりごと」名門一族・馬の一族とは【皇帝一族の護衛】
「薬屋のひとりごと」には多くの名持ちの一族が登場します。
中でも高順や馬閃の一族「馬の一族」には
大きな役割が与えられているのが特徴です。
ここでは、名門一族である馬の一族について詳しく解説していきます。
馬の一族の役割
【馬の一族の役割】
- 代々皇帝一族を護衛する武官一族
- 皇族の乳母や乳兄弟になることが多い
馬の一族は、代々武官を多く輩出している。皇族の護衛は、馬の一族が主に行う。高順は主上の、馬閃は壬氏の、といったように。
「薬屋のひとりごと 壬氏編」より引用
馬の一族とは、「薬屋のひとりごと」作中で
皇帝から名前を賜った一族の1つであり、
代々皇帝一族を護衛する武官一族です。
皇族の護衛や補佐としての任務以外にも、
馬の一族には皇族の乳母や乳兄弟になることが多い
といった役割もあります。
皇族の父兄弟になると、
自然と幼馴染の関係にもなるので、
幼い頃から身近に皇族がいる生活を送ることになります。
また、馬の一族には男性が皇族護衛を行い、
女性が他の仕事をするといった役割分担が根付いています。
馬の一族 相関図・家系図
「薬屋のひとりごと」に登場する馬の一族の
相関図・家系図とキャラクターについて、簡単にまとめていきます。
まずは馬一族の相関図・家系図はこちら↓

また、雀(チュエ)のように「巳の一族」とは
一族間の政略結婚でのつながりがあります。
名持ちの一族については、こちらの記事で詳しくまとめています↓
馬の一族家長・高順(ガオシュン)
高順は後宮に務めている宦官で、壬氏の従者でもあります。
壬氏がまだ幼い頃から従者として仕えています。
作中内では常識人ポジションで苦労人です。
温厚ながらも武官らしい姿を見せることも。
実際には馬の一族本家の親族の生まれで、
本家への養子入り後に桃美(タオメイ)と結婚しています。
「高順」は本名ではなく、宦官としての名で、本当の名前はまだ明らかになっていません。
馬の一族の家長として壬氏のお目付役などの
護衛任務をこなすことが多いため、
妻の桃美に家のことを任せきりにすることもしばしば。
高順の妻・桃美(タオメイ)
良家の娘として育てられた桃美は、
本来、馬の一族本家の跡取りと結婚するはずでしたが、
結婚相手から暴行を受けてしまいます。
その際に高順から優しい言葉を掛けられたことがあり、
跡取りの代わりとして本家へ養子入りした高順と結婚することに。
高順よりも6歳上の姉さん女房。
不在がちな高順に代わり、
馬の一族の取りまとめ役を担っています。
壬氏の乳母でもあり、壬氏からは高順同様、
絶大な信頼を寄せられているので侍女として同行することも。
長女・麻美(マーメイ)
麻美は高順の娘(長女)です。
馬良とは年子になっています。
思春期の女の子特有の父親嫌いを拗らせたせいか、
歳上の武官男性と結婚しています。
二児の母でもあり、
夫の理解を得て馬良の補佐に。
母・桃美が不在にしているときは、
代わりに馬の一族の取りまとめ役を担います。
長男・馬良(バリョウ)
馬良は高順の息子(長男)です。
馬閃とは年子になっています。
難関の科挙(官僚登用試験)に合格するくらい
優秀な人物ですが、極度の人見知り。
すぐに退職して、壬氏の書類を管理する職に就いています。
本来は馬の一族の次期当主でしたが、
対人恐怖症気味で内気な性格のため、
家督は弟に譲るだろうと思われています。
雀(チュエ)とは政略結婚で、子供が1人いますが
姉の麻美に面倒を見てもらっている様子。
次男・馬閃(バセン)
馬閃は壬氏に仕える武官・高順の息子(次男)で、
壬氏とは乳兄弟の関係です。
真面目だが素直すぎる性格で、
嘘や悪口をひどく嫌っている真っ直ぐな人物。
そのため、ポーカーフェイスが苦手な面も。
また、名持ちの一族である馬の一族の次期当主とされており、
武芸の才能に恵まれていることから、武官として活躍しています。
作中では力が強く、すぐに怪我も治るだけでなく、
自分が骨折していても気が付かないという
痛みに鈍感すぎる特殊体質を作中で披露します。
しかし、6歳の頃に姉の腕を掴んだだけで骨折させてしまったことから、
女性に対してトラウマを持ち、苦手意識を抱えていました。
どうやら最近は里樹妃と恋愛関係に・・・?
馬閃と里樹妃の関係性や結婚の噂は、こちらの記事で詳しく解説しています!↓
「薬屋のひとりごと」壬氏と高順・馬閃の関係性は?
「薬屋のひとりごと」は
複雑に絡み合う人間関係が魅力的な作品です。
ここでは、特に壬氏に対する高順と馬閃の関係性について、
詳しく解説していきます。
壬氏と高順の関係性:主従関係・お目付役
壬氏と高順には主従関係があります。
高順と皇帝は幼馴染の間柄であり、
皇帝から絶大な信頼を寄せられていることから、
高順が壬氏の養育係として推薦されました。
物語中盤までは壬氏が身分や本当の正体を隠していたため、
高順は壬氏のお目付役兼副官として護衛をしています。
しかし、壬氏が宦官のふりを辞めてからは
壬氏の護衛を馬閃へ譲り、
本来の役目である皇帝の護衛に戻ることになりました。
壬氏と馬閃の関係性:乳兄弟・幼馴染
壬氏と馬閃は乳兄弟で幼馴染です。
産まれた頃から壬氏と一緒に育ってきた馬閃は
乳兄弟として特別な関係性や絆を持っているようです。
壬氏も馬閃には心を許している場面もあり、
高順と同じく、頼りにされることも少なくありません。
また、父・高順から壬氏の護衛を譲られたことで
より強く主従関係を築いていくことになっています。

もともとの生真面目で責任感の強い性格からか、壬氏の護衛や副官としての仕事もしっかりこなす馬閃!今後の活躍にも期待できちゃいます♡
「薬屋のひとりごと」の他のキャラクターについては、こちらの記事でまとめています~↓
「薬屋のひとりごと」壬氏と高順・馬閃の関係性や馬の一族の動向に注目!
代々皇帝一族を護衛する役割を担う「馬の一族」。
そして、壬氏と高順・馬閃の関係性は
知っておくと「薬屋のひとりごと」を
より楽しめる情報だったのではないでしょうか。
ただの護衛や副官に見せかけて、
実は皇帝や壬氏と幼馴染(馬閃は乳兄弟も)だった
というのは初見さんには驚きの情報だと思います。
さらに物語中で高順が息子・馬閃に
壬氏の護衛任務の役目を譲っているので…
これから壬氏と馬閃は猫猫にどう関わってくるのか!?
注目していきたいと思います~!
「薬屋のひとりごと」をコミックから読みたい!という方は2種類あるので迷う場合も…そんなときは、こちらの記事を参考にどうぞ↓
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