
大人気作品「薬屋のひとりごと」は、猫猫が薬屋としての知識を活かして後宮内外で巻き起こる事件を解決していく物語!
宮中ミステリーとしても十分楽しめる内容ですが、猫猫と壬氏の恋愛の行く末も気になるところ!
物語が進むにつれて、猫猫と壬氏はお互いに「名持ちの一族」であることが判明していくのですが、ストーリー中には他にも「十二支」にまつわる名持ちの一族がたくさん登場します。
そこで、この記事では「名持ちの一族」について、一覧でまとめて解説していきます。
※ネタバレ含みますので注意
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薬屋のひとりごと「名持ちの一族」とは
名持ちの一族とは、
皇帝一族にさまざまな分野で貢献してきた一族のこと。
功績の称号として一文字を与えられる。
古参の一族には、「十二支」の文字が付いており、十二支の字を冠しない家は新参とされる。
また、称号は一族全員に与えられるものではなく、実力を認められた者に対して付けられることが多い。
物語中で登場している名持ちの一族は現時点で
「華、卯、辰、馬、子、巳、戌、羅、玉」の9種類です。
(※2025/05/11時点の情報です)


名持ちの一族 | 代表的な登場人物 |
---|---|
華の一族 | 現帝・壬氏(華瑞月) |
子の一族 | 子昌・楼蘭妃・翠苓 |
卯の一族 | 里樹妃・里樹妃の祖父 |
辰の一族 | 名称不明 |
馬の一族 | 高順・桃美・麻美・馬良・馬閃 |
巳の一族 | 雀 |
戌の一族 | (すでに族滅) |
羅の一族 | 猫猫・漢羅漢・漢羅門・漢羅半・漢羅紅・漢俊杰 |
玉の一族 | 楊玉袁・楊玉鶯・玉葉妃 |
華の一族(カのいちぞく)
華の一族は、皇帝と皇弟の皇族一族です。
物語の舞台である茘(リー)国では、華の一族の長男が代々皇帝になります。
本編内では現帝と皇帝の弟・皇弟とされる壬氏(華瑞月)が該当します。
壬氏の正体や出生の秘密はこちらの記事でまとめています!↓
子の一族(シのいちぞく)
子の一族は、茘国の中でも古い名門一族です。
建国当時から存在していました。
茘国の北部で森林豊かな子北州を統治している一族になります。
後宮内でも重要な役職に就いていることが多いのが特徴。
本編内では宰相の子昌や楼蘭妃(子翠)、翠苓たちが該当します。
上級妃の1人・楼蘭妃の秘密については、こちらの記事で詳しくまとめています!↓
子の一族と翠苓の正体・目的についてはこちらの記事がおすすめ!↓
卯の一族(ウのいちぞく)
卯の一族は、かつて名持ちの一族内でも有力な一族でしたが、度重なる失策や内部争いにより没落。
里樹妃の母が本家の血筋でしたが、現在は落ちぶれた一族として有名です。
本編内では里樹妃や里樹妃の祖父などの一族が該当します。
卯の一族と里樹妃の生い立ちはこちらの記事をチェック!!↓
辰の一族(シンのいちぞく)
辰の一族は、皇族の傍系であり皇族一族の血を引いています。
猫猫は「皇位継承権を持たない元皇族」と表現しています。
6代前の皇帝より金の龍の置物を贈られました。
玉を持った龍の置物は家宝として代々受け継いでいましたが、40年前の火事で焼けてしまい、所在不明に。
火事発生時には卯の一族が訪ねてきていたことから、家宝は卯の一族が盗んだと思っているそうです。
こうして、辰の一族と卯の一族には確執が生まれています。
馬の一族(マーのいちぞく)
馬の一族は、代々皇族一族の護衛・補佐をしている一族です。
皇族の乳母や乳兄弟になることが多いため、自然と皇族一族とは一族ぐるみで親しい関係になります。
しかし、その分、政治的な役職に就くことはできないようです。
本編内では壬氏の補佐兼お目付け役の高順、桃美、麻美、馬良、馬閃たちが該当します。
家長の「高順」は、本名ではなく宦官としての名で、本名はまだ明らかになっていません。
馬の一族については、こちらの記事で詳しく解説しています~!↓
巳の一族(ミのいちぞく)
巳の一族は、諜報機関(スパイ)としての顔を持つ集団です。
厳密には血の繋がりはありません。
馬の一族は表立って皇族一族を守る存在ですが、巳の一族は裏から皇族一族を守る存在になっています。
巳の一族の人物は他の一族と政略結婚を行い、それぞれの一族を調査していることが多いようです。
本編内では、馬の一族の馬良と結婚した雀が該当します。
戌の一族(イのいちぞく)
戌の一族は、現在は一族ごと滅ぼされている女系一族です。
かつて商業都市の西都を含む戌西州を統治していました。
謎多き名持ちの一族となっています。
羅の一族(ラのいちぞく)
羅の一族は、十二支の名前を持っていませんが名持ちの一族でも隠れた名族です。
「漢の羅の一族」とも呼ばれています。
特に専門的な知識に秀でている職人気質な性格が多いのが特徴です。
一点特化型な分、性格に難ありだったり、一般常識が欠如していたり、と非常識で変人な一面も。
本編内では猫猫や猫猫の実の父親・漢羅漢、漢羅門、漢羅半、漢羅紅、漢俊杰などが該当します。
「薬屋のひとりごと」猫猫については、この記事で詳しく解説していますよ~!↓
玉の一族(ギョクのいちぞく)
玉の一族は、滅ぼされた戌の一族の代わりに実質的に西都を統治している一族です。
元々は異国人の血を引く楊の一族である商売人でしたが、楊玉袁の手腕により一気に西都の有力者として台頭してきました。
玉葉妃の父親である楊玉袁には多くの妾が存在し、それぞれの才能を見抜いて政治的に利用しているのが特徴です。
本編内では、楊玉袁、楊玉鶯、玉葉妃などが該当します。


まだまだ名持ちの一族について明らかになっていない他の一族や謎があるので、気になる方は原作小説・マンガをチェックするのもいいかも◎
薬屋のひとりごとのマンガ2種類を読むならどっち?↓
「薬屋のひとりごと」名持ちの一族まとめ
薬屋の少女・猫猫が謎や事件を解決する宮中ミステリー作品「薬屋のひとりごと」。
物語が進むにつれて、多くの登場人物は名持ちの一族に関係していることがわかりました。
さらに、猫猫も由緒正しい名持ちの一族のお嬢さまであることも判明・・・!
名持ちの一族同士の争いや確執など……今まで以上に目が離せない展開に!
これからの「薬屋のひとりごと」も大注目です!!
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