漫画もアニメも人気沸騰中の
『薬屋のひとりごと』(日向夏 著)!
この作品は
存在感あるキャラクターたちが
たくさん出てきて魅力的ですが
特に人気のキャラクターといえば
主人公の猫猫(まおまお)という少女♪
この記事では…
無表情ながらも、かわいいと話題の
猫猫の魅力について、たっぷりとお届けしていきます~!
『薬屋のひとりごと』猫猫のプロフィール!年齢や性格は?
『薬屋のひとりごと』の主人公は
黒髪のかわいい少女・猫猫なのですが
薬売りとして暮らしていたのに
毒味役の侍女として
働くことになってしまいます。
けれども
持ち前の知識と好奇心で
毒味やピンチを楽しむ場面も。
そんな猫猫の気になる性格や年齢、
後宮での活躍をご紹介していきます。
いつも冷静な猫猫は何歳?
※物語開始時
ピンチやトラブルになっても冷静で
あまり表情を崩すことのない猫猫。
すこし大人びた雰囲気をもっている主人公・猫猫ですが、
気になる年齢は17歳!
小説やマンガの設定だと
よくあるような年齢かもしれません。
ですが
世界観は古代中国をモチーフにしているので
17歳の少女にとっては
なかなかにハードモードな世界だと思います。
薬師として侍女としてさまざまな事件を解決していく!
作品内でも「齢十七の娘」として
表現される少女・猫猫は
森の中で薬草を探しているときに
女官狩りとしてさらわれてしまいます。
そんなことがきっかけで
一生関わりたくなかった後宮にて
侍女として働くことが決まった猫猫。
もともとの薬師としての身分を隠しながら
下級の女官のひとりとして働きますが、
美形の宦官・壬氏(じんし)に
その能力を知られてしまう出来事が!
好奇心と薬学の知識なら
宮廷内の誰にも負けない!
という性格の持ち主なので、
宮廷の中で次々と起こる
事件や謎を解決していく様子は圧巻ですよ~♪
猫猫が真相を暴いた事件や謎、怪奇の一部を次でご紹介していきます~
猫猫の運命が変わったきっかけ
猫猫の運命を大きく変えたのは
同じ下女仲間でもある、友達・小蘭(しゃおらん)の
とあるひとつの噂話でした。
どうやら
帝の生まれて間もない子供が
連続で亡くなってしまうという
怪奇事件として噂になっているようで…。
「後宮の呪い」と言われるありさまに
猫猫も少しあきれてしまいますが
事件の内容や症状を聞いて
「呪いでもなく、怪奇でもない」
と猫猫は薬の知識をフル活用!
以前暮らしていた場所で
同じような人を何度も見た猫猫は
その病気に心当たりがあるようで、
勇気を出してある行動に出ます。
そして
子供やその親である妃たちの
体調不良の原因もつきとめて
謎だった怪奇事件もばっちり解決!
これなら
安心して平和な生活が送れるぞ。
……というわけでもなく
猫猫は壬氏に目を付けられ、
玉葉妃にも気に入られて
侍女になってしまうことに!
この事件が猫猫の頭をさらに悩ませて
運命を大きく変えることとなったのです。
猫猫の推理がついにはじまる!
玉葉妃付きの侍女として
食事の毒味をしている猫猫。
普通の侍女なら倒れたり、動けなくなるほど
危険な仕事のはず。
それなのに猫猫は楽しんで毒味をしてしまう!
フグ毒がいいなあと思っているくらいの余裕っぷりを見せる猫猫がすごいよ~!
そんな毒をうれしがる猫猫は
園遊会のエピソードでも大活躍♪
いつも通りに
玉葉妃の食事を毒味する猫猫。
そのうっとりとした表情は
あまりにもうれしそうで
かわいい顔をだったので
他の毒味役や大臣たちも釘付けです。
ですがスープを飲んで
おいしそうな顔を浮かべた猫猫は
「これ毒です」と言います。
じゃあ誰が毒を入れたのか?
その犯人を探すために
壬氏の付き人・高順(がおしゅん)と
食器に付いた指紋を調べることに。
現代でも揃えられる道具を使って、食器を調べていく様子には驚きですよ~
こんな風に猫猫は
後宮の名探偵としても
活躍していきます!
この他にも……
- 火事のトリックをつきとめる
- 壬氏がお世話になった人の死因
- 体調を崩した妃の看病とその原因
- 後宮内での幽霊騒ぎ
- 良家のお嬢様の妊娠事件
などなど…
もっとたくさんの謎が出てきます◎
猫猫の活躍はぜひご自身の目で楽しんでみてくださいね~!
まさかの毒マニア!猫猫が愛される理由
育ってきた環境やまわりの人物の影響で
幼いころから薬や毒の効果に詳しい猫猫。
それは知識面だけでなく
自分の体を使って実験するほどに!
もはや毒マニアと呼ばれるくらい
毒に詳しくて耐性をもっていることから
後宮では毒味役として重宝されています。
味見で数口食べる仕事なのですが
毒入り料理を食べたときの表情が
かわいい!色っぽい!と話題になることも。
猫猫本人は
クールでドライと思っているようですが
実際は正義感がある努力家さんです♪
そんなツンデレな性格だからか
いろいろなキャラクターや読者からも
愛されている猫猫なのかもしれません◎
『薬屋のひとりごと』猫猫のかわいい素顔の秘密
『薬屋のひとりごと』人気キャラクター、
主人公の猫猫は、よく見ると整った顔なのに
そばかすやシミがあって地味な印象も…。
しかし!
そんな猫猫の素顔(すっぴん)は実はかわいいのです。
ここでは
猫猫の化粧や素顔の秘密について
ご紹介していきますね~!
猫猫のそばかすは化粧だった!
黒髪さらさらストレートの髪型の猫猫は
整ったきれいでかわいい顔立ちです。
ですが、暮らしていた花街では
きれいな顔だと襲われたりする危険性が大きかったので
わざと化粧でそばかすやシミをつけて
醜く見えるようにしていました!
そのため本当の素顔はかわいいのです!
後宮で働くようになっても
猫猫が化粧をしたままなのは
タイミングを失ってしまったからだとか…。
猫猫が素顔(すっぴん)になるタイミングは?
タイミングを逃してしまって
そばかすメイクをしたまま、姿を偽っていた猫猫。
……でしたが
園遊会のエピソードのとき、
素顔(すっぴん)を見せることになります!
そのタイミングは突然でした!
というのも
園遊会には偉い人たちがたくさん来るため
玉葉妃は化粧っけのない年頃の猫猫に
化粧をしようと顔を拭いたのです。
すると
いつもあったそばかすがなくなり
かわいい猫猫の素顔が出てきました。
そうして挨拶まわりに来た、
壬氏や高順の前で素顔になったのですが
いつもあった顔のそばかすを
化粧で消したのではないか?
というように間違われる場面も……。
このとき猫猫は、化粧をしていた理由と苦い思い出を告白するので、気になる方は本編をチェック♪
普段よりもかわいい猫猫に
思わず顔を赤らめる壬氏!
この二人の関係の進展が気になるね~
『薬屋のひとりごと』猫猫の出生の秘密!
猫猫が暮らしていたのは花街。
そこで
育ての親(養父)と薬屋として
のんびり生活していました。
しかも養父は後宮の元医官なので
読み書きや薬学の勉強ができるように。
まわりのサポートもあり、
丈夫でたくましい女の子に育ちましたが
後宮で暮らすうちに羅漢と出会い、
両親や自分の出生の秘密を知ることに…。
猫猫の両親の正体は……
なんと意外な人物だったのです!
※原作WEB版と書籍・マンガ版では結末が異なります。
ここでは書籍・マンガ版に沿った内容をご紹介!違いが気になった方は原作WEB版もチェックしてみてね!
猫猫と羅漢の関係性は?
実の父親…漢羅漢(かんらかん)
実の母親…鳳仙(ふぉんしぇん)
実夫は、猫猫が毛嫌いしていた
軍師の漢羅漢(かんらかん)です。
漢羅漢は、軍部の中でも
嘘が通じない、変わり者として有名な人物。
また
指切りのまじないをするほどの母親は
鳳仙(ふぉんしぇん)という女性です。
鳳仙は、緑青館でも人気の祇女でした。
しかも美人なだけでなく、囲碁や将棋がひときわ強く
男性にも媚びない性格。
だからこそ同じく囲碁の強い羅漢が惚れたのかも~
羅漢は、鳳仙のことを愛していましたが、
一族の失脚のせいで仕事で不運続きとなり…
長い期間連絡が取れる状況でなくなってしまいました。
彼女は、羅漢が迎えに来ることをずっと待っていましたが、
彼が戻る頃には、最後に会ったときからすでに3年が経過!
緑青館に訪れた時には、門前払いされ会うことが叶いませんでした。
二人のすれ違いが、悲劇の幕開けに…
鳳仙は、病により本編登場時点で隔離生活を送っていました。
彼女はすでに亡くなったと報されていた羅漢ですが、
猫猫の機転により、鳳仙がまだ緑青館にいることを知りました。
そこで、かつて力不足のためできなかった
鳳仙の身請けを
やっと宣言をすることができたのです!
猫猫は、
「父親や母親というものを知らない」
と独白している描写があり、
二人のことをよく思っていない様子でしたが、
両親二人の結末には
内心喜んでいるような素振りも…!
何より、二人を再会させるきっかけを作ったのは、猫猫なのです。
やっぱり心のどこかでは、すれ違いをしていた両親をこっそり応援していたのかも~!
後宮内で、最初に
父・羅漢の話を壬氏からされた時の
猫猫の暗い表情は、かなり衝撃的で、
相当、羅漢のことを嫌っているのだ
という印象がありました。
実際に猫猫は、羅漢に会うたびに
塩対応を繰り返していますが、
頭のきれる彼のことを認めているような部分もチラホラ…。
ちなみに羅漢の方はというと…
猫猫を溺愛する親バカっぷり!
猫猫は、羅漢のことを「いけ好かない…」と言いながらも、なんだかんだと憎めない父親なんだと思う。
猫猫の過去と小指の謎
宮廷で働いてからしばらく経ったころ、
猫猫は「青い薔薇を咲かせろ」という
無理難題を押し付けられました。
そのときに明らかになったのが
猫猫の左手の小指の先は
いびつでがたがたな形ということ!
赤いネイルをしても、いびつさや不自然さは変わらないのが、女の子だからすこしかわいそう…
この状態でもまともになったそうですが
小指の先を切断された過去がありました!
それは……
赤ちゃんの頃に鳳仙が
「指切りのまじない」として
指先を切り落としたのです。
そして
鳳仙自身の指と猫猫の指を
一緒に羅漢へ送ったとのこと。
現代の日本では
切断した指を相手に送る
という風習は聞きませんが、
中世頃には
女性が愛を誓うときに
おこなっていたそうです。
つらい過去でもあるのに
先だけならまた生えてくるそうで
冷静な猫猫の姿が印象的でした。
『薬屋のひとりごと』猫猫と壬氏(じんし)の恋の行方に注目
整った顔で反応もかわいい猫猫は
実は恋愛に興味がない恋愛初心者!
そんなこともあってか
自分の外見や言動に反応してくれないと
壬氏は猫猫に興味をもっていきます。
そうしてその興味が
徐々に好意に変わっていくことに…。
壬氏はあの手この手で猫猫に
恋心をアピールしていきますが
まったく気が付いてくれない
という残念なイケメンっぷりを発揮中!
2人の恋の行方がどうなるのか大注目ですよ~♪
こんな風に
『薬屋のひとりごと』は
本格中華ミステリーとしても、
猫猫と壬氏のラブコメとしても
楽しめる作品になっています◎
壬氏との恋の進展は…?
美形の壬氏について詳しく知りたい方は
こちらの記事がおすすめ!↓
『薬屋のひとりごと』かわいい猫猫の今後の活躍に期待!
この記事では
出生や両親、素顔(すっぴん)の謎など
秘密の多い主人公・猫猫について
ご紹介してきました~。
わざと化粧でそばかすを描いていた。という事実にはビックリだよね!
無表情がデフォルトですが
ストーリーを重ねていくにつれて
少しずつ表情が豊かになっていく…
そんな、かわいい猫猫が『薬屋のひとりごと』の見どころのひとつでもあります♪
さらに
次々と難しい謎やピンチが
猫猫たちに降りかかってくるので
どんな風に解決していくのか?
そして
壬氏との関係の進展や活躍に
今後も期待していきましょう~!
他の登場キャラや相関図を
知りたい方はこちらからどうぞ!↓