始皇帝・嬴政(えいせい)が中華を統一するまでを描いた、
漫画「キングダム」。
多くのキャラクターが登場する中で、
主人公・信(しん)に最も強い影響を与えたキャラクターは、誰なのでしょうか?
この記事では、
確固たる自分を持った信に、影響を与えたキャラクターを
8人ピックアップしてご紹介します。
- 信に最も影響を与えた人物って誰?
- 嬴政が信に与えた影響を知りたい!
- 信の目標を作った人物を知りたい!
という方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
※ネタバレ含みますのでご注意ください
信に最も影響を与えたのは・・・!
キングダム信に影響を与えたキャラはこの人!
名前 | 所属・肩書き | |
---|---|---|
1 | 王騎(おうき) | 秦国・旧六大将軍 |
2 | 麃公(ひょうこう) | 秦国・将軍 |
3 | 桓騎(かんき) | 秦国・新六大将軍 |
4 | 松左(しょうさ) | 飛信隊 歩兵長補佐 |
5 | 羌瘣(きょうかい) | 飛信隊 副長 |
6 | 嬴政(えいせい) | 秦国 大王 |
7 | 漂(ひょう) | 信の幼馴染 |
8 | 李牧(りぼく) | 趙国 宰相・三大天 |
信に影響を与えたキャラを、8名ピックアップしました。
王騎(おうき)は信が目指す「天下の大将軍」
主人公・信が、一貫して目指し続けている「天下の大将軍」は、
秦軍の旧六大将軍・王騎をイメージします。
信は、将軍になった後も満足せず「天下の大将軍」を目指し続けていますが、
それはまさに、百人将になった時に出会った
王騎を目指していると言えます。
王騎将軍は、信が初めて対峙した将軍です。
初めて対面した時には、はかりきれない大きさに度肝を抜かれていました。
麃公VS呉慶(ごけい)の戦いで「戦とは武将そのもの」と教えてもらい、龐煖(ほうけん)との戦いでは、「死んだ仲間の想いを継ぎ強くなる」強さ、「将軍の見る景色」を直で見せてもらい、最後に「矛」を託されました。
信に「目指すべき大将軍」をリアルに提示し、
武の象徴である「矛」を渡した王騎は、信に大きな影響を与えています。
王騎が信に与えた影響
- 出会った時にみせた はかりきれない武
- 戦場とは武将そのもの
- 継ぐ想いが武将を強くする
- 王騎の矛
- 将軍が見る景色
王騎についてもっと知りたい時は、こちらの記事がオススメです~↓
麃公(ひょうこう)は信のベースとなる本能型将軍の原型!
戦い方で、信が大きな影響を受けたのが
秦の大将軍・麃公将軍です。
武将には「知略型」と「本能型」が存在し、
麃公将軍は「本能型」でした。
信は戦での正念場を、「炎(ほのお)」で喩えます。
これは「本能型」武将の捉え方であり、麃公将軍と同じ感覚でした。
信が本能型の武将だと察した麃公将軍は、信に多くの戦場を与え、大きくステップアップさせました。
去り際には「盾」と「炎の想い」を託しており、
信の本能型武将としてのベースを作った人物となっています。
麃公については、こちらで詳しくまとめています↓
桓騎(かんき)が信に「人」を教えた
嬴政が指名した、新六大将軍 桓騎(かんき)。
効率良く戦に勝つために、残虐な方法を厭わない
桓騎は、信と正反対に位置する武将です。
そのため常に上官であっても、桓騎に対して信は常に否定し怒っていました。
それでも「絶対に死なねぇと思ってた」と語り、桓騎と比べて自分は「まだ足りない」と発言しており、実力は自分よりも上だと認めていました。
そして桓騎が死亡する前に砂鬼一家から桓騎の過去を聞いた信は、徐々に桓騎を受け入れていきます。
もともと武将としては認めていたこともあり、死亡後には摩論から
「あなたが誰よりも 桓騎の死を一番悔しがっているんですよ」
「キングダム」69巻より引用
と言われるまで、桓騎を認めることになりました。
韓非子から「人とは善か悪か」と意見を求められるシーンで、桓騎という人間を語るシーンが登場します。
あいつの根っこには、理不尽に虐げられる人間たちの存在を見て見ぬふりする世の中への”怒り”があった。
あいつの中心には、普通の人間が目を背けるような者たちへの思いが、確かにあった
「キングダム」69巻より引用
そのため、桓騎を悪とは言い切れない、と語ります。
以前の信だったら、「極悪」と言い切っていたでしょう。
桓騎という人間を知り受け入れた信は成長し、韓非子に認められ、秦国へ招くことに成功します。
桓騎が信に与えた影響は大きく、
人の見方を変え、人として大きく成長させました。
桓騎については、こちらで詳しくまとめています↓
松左(しょうさ)が信を飛信隊隊長にした!?
「#キングダム総選挙」第4回中間発表!
— キングダム公式アカウント (@kingdom_yj) May 2, 2020
(WEBのみ)
第28位は、エントリーNO.89#松左
です!! pic.twitter.com/D9VYALFtD1
信が飛信隊の隊長として成長していったのは、初期から副長として信を支える、羌瘣や渕(えん)の存在が大きいでしょう。
しかし信が成長していく場面で、飛信隊 歩兵長補佐の松左(しょうさ)の存在が大きかったのは、間違いないです。
17巻で武功を上げることに焦っていた信は、イライラしていました。
そんな信の頭を殴り、松左がアドバイスを送っています。
「ちゃんと今を 皆と楽しめ」
「キングダム」17巻より引用
イライラしても大きな戦が起こり武功を上げられる訳では無いため、戦が無い期間は
隊の皆と意思疎通を図り馬鹿騒ぎすることも大事な隊長の務めだ、と松左は教えます。
ここから信は戦が無い時には、皆と酒を飲み語り合う事を続けています。
信が誰かのアドバイスを聞き入れるシーンは少ないため、かなりレアな場面です。
力だけではなく、皆から慕われる「飛信隊隊長 信」になれたのは、松左のアドバイスのおかげと言っても過言ではないかもしれません。
嬴政(えいせい)の中華統一が信の目標に
下僕出身の信が将軍になれた理由に、
秦国大王・嬴政(えいせい)の存在は欠かせません。
そもそも戦への参加権が無い下僕の信は、嬴政の弟・成蟜(せいきょう)のクーデターをキッカケに出会い活躍が認められ、戦への参加権を得ることができました。
そして戦場で廉頗(れんぱ)と出会い、「天下の大将軍」を目指している信に、廉頗は
「中華統一を果たすことが天下の大将軍の証明」と語ります。
つまり、信の目標と嬴政の目標が重なったのです。
信にとって「中華統一」はあくまで嬴政の目標でしたが、自分にとっても必要な目標となり、嬴政のためではなく自分自身のために中華統一を目指すこととなります。
いっぽうで、中華統一が戦争を無くすための戦争だと理解しており、信にとって戦い続ける大きな理由となっています。
嬴政については、こちらで詳しくまとめています↓
羌瘣(きょうかい)が信にラブを与えた!
飛信隊副長の羌瘣(きょうかい)は、初期から登場している女性です。
信の少年時代から描かれている「キングダム」ですが、
恋愛描写が少ない作品となっています。
女性に興味を持っていると分かるシーンはいくつか確認できますが、非常に少ないです。
そんな中、70巻で信はとうとう
羌瘣に結婚を申し込みます!
命をかけて信を救った羌瘣の想いが信を動かした、と言って良いでしょう。
羌瘣が信に愛を与えたシーン、と受け取れ、
羌瘣がいかに信に影響を与えているかが分かるエピソードとなっています。
羌瘣については、こちらで詳しくまとめています↓
漂(ひょう)の思いが信を将軍にした!
信が目指し続ける「天下の大将軍」は、
信の幼馴染の漂(ひょう)との出会いから、生まれた夢でした。
戦災孤児から下僕となった信は、漂と出会います。
下僕としての仕事を教えてもらいながら、
「戦場に出て将軍となる」という夢を、漂から共有されます。
「将軍になる」という夢は二人の夢となり、
千回以上の打ち合いをして腕を鍛え続けたため、
信は尋常ではない武力を身に付けることができました。
漂の思いが信に共鳴し、
「二人で将軍となる」という夢が、信を将軍にしたと言えるでしょう。
漂は嬴政の身代わりとなり死亡してしまいましたが、漂の思いがあり、信は将軍となれたのです。
想いを継ぎ強くなる信が、一番最初に背負った想いが漂、とも言えますね。
漂が死亡することとなった理由についてまとめた記事も参考にどうぞ↓
天敵・李牧(りぼく)が最も大きな影響を与えた人物?!
これまでピックアップした信に影響を与えてきた人物は、
全て秦国国内のキャラでした。
敵国の天敵として影響しているのが、
趙国宰相・李牧(りぼく)です。
信にとってどのような影響を及ぼした人物なのかは測りきれず、
李牧の死亡後に分かるでしょう。
敵国・趙(ちょう)の宰相として、敵として常に立ちはだかっていますが、
これまでに紹介した人物達よりも、
ある意味で大きな影響を及ぼしているかもしれません。
李牧死亡後に確認するよう、要チェックですね!
李牧については、こちらで詳しくまとめています↓
信に影響を与えたキャラまとめ
王騎・麃公・桓騎など大将軍から、
漂のような幼馴染まで、信に影響を与えた人物たちを見てきました。
気になるのは、李牧ですね~。
信に大きな影響を及ぼしている李牧の今後を見るために、
これからも「キングダム」を追い続けたいですね!
「キングダム」をお得に読み返したい方は、
こちらがオススメです~↓