キングダム【始皇帝】嬴政(えいせい)出生のヒミツと中華統一への道

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始皇帝が中華統一するまでを
史実に基づきリアルかつ詳細に描いた名作「キングダム」。

2006年よりヤングジャンプにて連載が始まり
2023年9月時点で累計発行部数が1億部を突破する
大人気作品となっています。

その中心に位置する後の始皇帝・嬴政(えいせい)
主人公・信や幹部の昌文君・昌平君から強く信頼され

「中華統一すべき器を持つ大王」として
君臨しています。

どのようにして嬴政は、
ここまでの人物となったのか?

「キングダム」嬴政の出生・生い立ち、
取り巻く人間関係から

嬴政というキャラクターを
イチから見ていきたいと思います。

嬴政の出生のヒミツや
これから待ち受ける中華統一最大の見どころまでを解説!

キングダム嬴政を徹底的に見て行きましょう~

※最新話以降のネタバレを含みます
※この記事は2022/9時点での情報です

嬴政の「人の本質は光だ」はキングダムの名言!
キングダム
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キングダム【始皇帝】嬴政(えいせい)の過去は?出生のヒミツと生い立ち

項目 内容
名前 嬴政(えいせい)
所属 秦国王族
大王
人気ランキング 8位
CV 福山潤
実写キャスト 吉沢亮

秦国の31代君主となり
中華史上初めて中華統一を果たす嬴政

加冠の儀を経るまで相国・呂不韋に実権を握られ
暗殺を企てられても裁くことすらできませんでした。

しかし、直接対決で
真っ直ぐに見つめ
「人の本質は光だ」と語り

呂不韋を真正面から敗北を認めさせる
「真っ直ぐな強さ」を見せつけました。

人を信じ
戦争を無くすために「中華統一」を目指す

嬴政のこの強さは
どこから来るのでしょうか?

嬴政の出生と生い立ち

【キングダム嬴政家系図】

嬴政は趙の人質となっていた
子楚(後の荘襄王)の子として
趙の王都・邯鄲で生まれます。

秦との戦争で起きた
大虐殺・長平の戦いが起きたばかりの邯鄲で

仇敵・秦国の子である嬴政は
母・趙姫と惨めで酷い暮らしを強いられ

趙の秦国への恨みを一心に受けるような
およそ「大王」となる人物が経験をしない
幼少期を経ます。

この経験により嬴政は
「戦争・虐殺を無くす」という

強い信念を持つ人物となります。

趙脱出から秦王王位継承・加冠の儀まで

父・子楚が秦の太子となるため
嬴政は秦国へ帰ろうとします。

しかし、敵国・趙は、嬴政が太子の子になると分かり
拘束しようとし、脱出するのが難しくなってしまいます。

そこで闇商人・紫夏と出会い
まさに命を賭した脱出で
秦に帰国することができたのです。

嬴政は無事、秦国で王となりますが
実権の無い若王として苦難の道を歩みます。

22才で加冠の儀を行い
呂不韋との政争に決着をつけてからは

「千年に一人の王」として
中華統一へと突き進んで行きます。

嬴政(えいせい)の父親は誰?

嬴政の父親・子楚は趙に人質に出されるくらい
もともと秦王継承にはほど遠いポジションの人物でした。

先見の目を持つ当時商人だった呂不韋の働きにより
子楚は次期王の太子となっていくことになります。

呂不韋は趙姫と婚約していましたが、
趙姫のことを太子が気に入り、
取り入るために呂不韋は趙姫を差し出しています。

その時点で趙姫は妊娠しており
嬴政の父親は実は呂不韋なのでは、という

呂不韋父親説が、
歴史学者の間では根強くあります。

しかし現代医学でからは
臨月の期間と政の生誕日との計算がどうにも合わない、とされ

現在では否定的となっており
キングダムの中でも呂不韋自身から

「どうやっても計算が合わなかった」
否定されています。

キングダム【始皇帝】嬴政(えいせい)を取り巻く人間関係とは

幼い頃から過酷な日々を送ってきた嬴政。
周辺には、様々な策略、出会いがあり、
取り巻く人間関係も複雑化しています。

ここでは、嬴政と深く関わり合いを持つ人物について
まとめていきます。

政の母太后とはわかり合えるのか

敵国・趙の王都・邯鄲で
辛い日々を送った太后は
心を塞ぎ込ませ、嬴政に対し
現代で言えばネグレクトのような状態となっていました。

それは秦国へ来てからも変わらず
嬴政に対し、全く「我が子」という感情は持ちませんでした

さらに元恋人で
嬴政の政敵でもある呂不韋と再び関係を持ったり、
後には嫪国を建国し、
嬴政を陥れようとクーデターをも起こしたりしています。

そんな母・太后と分かり合える日は来るのか?

嫪国クーデター後の太后は
塔に幽閉されています。

分かり合えるのは難しいかもですが、
いつかそこから出て
分かり合える展開を期待したいです。

呂不韋との複雑な関係性

加冠の儀まで実権を握られ
政敵として立ち塞がりながらも

父親説があったり
母と密通していた相手・呂不韋。

間違いなく嬴政にとって
キングダム前半のラスボスのような相手でしたが

60巻では嬴政の理解者として
親密に会話を交わしていました。

嬴政にとって越えなければいけない宿敵でしたが
ある意味、最大の理解者でもあった呂不韋。

二人の関係性は
とんでもなく複雑で

敵視し合いながらも
互いを認める何かがあったように感じられます。

政敵から味方・理解者となった成蟜(せいきょう)

1巻でクーデターを起こし
ギリギリまで嬴政を追い込んだ弟・成蟜(せいきょう)。

嬴政とは異母兄弟という関係で
純血主義を唱え、嬴政を疎ましく思っていました。

しかしクーデター失敗からは嬴政を認め
最終的には嬴政の今後を案じるほどになっていました。

昨日の敵は今日の味方、
と言える関係性に思います。

いっぽうで
ある意味成蟜は「もう一人の嬴政」であり

嬴政も一歩間違えば
成蟜のような人物になっていたと察せられます。

二人の関係は
表と裏のように合わさった関係、とも言えるでしょう。

成蟜の嫁・瑠衣は嬴政の力強い支援者となっていく

成蟜の嫁であり正妻の瑠衣。

最初は成蟜の政敵として敵視し、
嬴政に石を投げつけてくるほどの対応をしていました。

しかしドンドン変わり成長する成蟜を見て
嬴政への見方も変わっていきます。

成蟜死亡後は嬴政に降り
成蟜一派を取りまとめ、

力強い支援者として、嬴政を支える一人となります

もともとは成蟜を挟み政敵同士でしたが、
成蟜亡き後は友好な関係を築いています。

ちなみに瑠衣は
キングダムオリジナルキャラクターです。

嬴政の恩人でもある紫夏の存在

闇商人・紫夏は
嬴政が趙から秦国へ脱出を果たした恩人ですが

違う意味で
嬴政を「救った」人物でもあります。

趙で趙人の秦への恨みを一心に受け
母・太后からほぼ愛されなかった嬴政は

痛みも味も何も感じられない
無味無臭な日々を暮らし

心を完全に閉ざした生き方をしていました

しかし紫夏に初めて抱きしめられ
命を賭して秦国へと連れてきてもらい

痛みや匂いを感じられるようになり

その生命だけではなく
心をも救われることとなりました。

紫夏は嬴政にとって
命と心を救ってもらった恩人であり

「人の本質は光」に導いてくれた
人物となっています。

紫夏にとっても嬴政は
義父に救ってもらった命を
繋ぐことができた人物であり

お互いに
自身の生き様を決定させ合った関係
となっています。

紫夏は史実に実在しておらず
キングダムオリジナルキャラクターとなっています。

嬴政の嫁・向は安らぎの妃

千人以上いる宮女の中から選ばれ
嬴政の子である麗を産んだ向。

もともと読書をしたい嬴政が
「ベッドで固まって動かないため都合が良かった」
ため、向を選んでいたのですが

「心の伽をさせていただく」宣言をされてからは
隣にいると落ち着く、と自覚し
嬴政にとって最も落ち着く場所となります。

嬴政から見れば
安らぎの妃、という存在でしょう。

向も本気で嬴政を好きになり
結ばれることとなり

互いにとって
かけがえのない関係へとなっていきます。

向は実在しない
キングダムオリジナルキャラクターとなっています。

真の忠臣・昌文君

「忠臣」という言葉が最も似合う昌文君。

秦国へ脱出した時から嬴政に仕え
信の親友でもある漂を影武者に選び、
成蟜のクーデターで嬴政を救います。

文官となってからは呂不韋実権下でも左丞相となり
嬴政を支え続けます。

「最古参かつ真の忠臣」
言い切れるでしょう。

嬴政にとって最も信頼できる忠臣であり
昌文君にとっては「蕞の演説」でも言っていますが

嬴政は戦神・昭王を超える人物と評価しており
嬴政の器を理解し全幅の信頼をしており、

ある意味「父親以上の父親」という
存在となっています。

真の親友・信との出会いから始まった

嬴政の影武者となった漂から託された言葉で駆けつけ
嬴政を守るためにやってきた信。

当初は親友である漂が死ぬことになった理由として、
嬴政を恨んでいましたが、次第にその人柄・器に触れ
信は嬴政を認めていきます。

同時に嬴政も信の揺るがない強さに触れ
信へ絶対の信頼を持つようになります。

信のタメ口を許しているところからも
二人は互いを認め信じ合う
「親友」という関係となっています。

嬴政の成蟜・呂不韋への反撃は
信との出会いから始まったと言えるでしょう。

信の「大将軍になる」戦いも
嬴政との出会いから始まります。

そういう意味で互いにとって
「親友であり戦友」という関係だと感じられます。

「キングダム」のキャラクターについては
↓こちらでまとめています。

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↓こちらでまとめています。

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キングダム【始皇帝】嬴政(えいせい)の武功・功績まとめ

嬴政が大王となっていくまでの道のりは、
たやすいものではありませんでした。

ここでは、嬴政がどんな武功を上げてきたのか、
特に重要となる出来事をまとめました。

成蟜反乱を鎮圧

1巻にて弟・成蟜が反乱を起こします。

嬴政は王都・咸陽を脱出し
単身で逃げ延び

途中、信と河了貂と出会い
奪われた玉座を取り戻すため

山の民の女王・楊端和に助力を頼み
同盟を結ぶこととなります。

結果、反乱を鎮圧し玉座を奪還しますが
最も大きな功績は

信・河了貂・楊端和と出会い
確固たる信頼関係を結んだこと
でしょう。

蕞の城攻防で李牧を返り討ちに

合従軍戦で函谷関で激戦を繰り広げながらも
敵の総大将・李牧の狙いは

直接率いての別働隊でした。

嬴政は自ら出陣し
蕞の城で李牧を迎え撃ちます。

蕞の住民を「兵士」にするため
伝説となる演説をし、士気を最大に高めます

この演説を聞いた昌文君は
「戦神・昭王を超える大王になる」と確信し

信は「嬴政が普通の王ではない」
と察します。

住民を兵士とした嬴政は蕞の城で戦い続け
山の民・楊端和の援軍により、
李牧を返り討ちにします。

合従軍戦を乗り越えられたのは
間違いなく嬴政の功績であり

さらに蕞の城での演説は、
信の心に新たな炎を生んでいます。

李牧については
↓こちらでまとめていますので参考にどうぞ。

キングダム李牧(りぼく)は最後に死亡する?カイネとの関係は?【考察】
漫画「キングダム」のキャラクター、李牧についてまとめました。りぼくは最後に死亡するの?カイネと結婚はある?などを考察しています。

呂不韋との政争に勝利

加冠の儀と同時に起こった嫪国の反乱。

飛信隊や昌平君たちにより鎮圧され
黒幕であった呂不韋を失脚へと追いやります。

呂不韋から実権を奪還し
9年に及ぶ政争を終わらせた、
素晴らしい勝利ですが

直接対峙しての舌戦で
呂不韋に敗北を悟らせた事が、
大きな功績でしょう。

圧倒的な存在だった呂不韋に「完敗」を悟らせた勝利。

間違いなく、
凄まじい功績だと言えます。

斉王との会談で斉を降らせる

蔡沢の計らいにより、
咸陽で会談をすることになった嬴政。

嬴政の「法治国家」というビジョンに撃たれ
斉王は非公式ながらも

「嬴政の姿勢が変わらなければ秦に降る」
と約束します。

全く血を流さず
「斉を降らせたのは嬴政の器」
だと言い切れます。

もちろん蔡沢の段取りあっての功績ですが
その蔡沢を動かしたのも嬴政の器なので

斉の降る話はある意味
嬴政最大の功績では、
察せられます。

六大将軍制度の復活

戦神と崇められた昭王が築いた制度
「六大将軍制度」。

戦争の自由が与えられる六将制度を
嬴政が復活させます。

戦争の自由が与えられるだけに
反乱や虐殺のリスクも増すため

決断が難しい制度なのですが
嬴政は復活を決断します。

スピードを要求される中華統一に向け
真っ直ぐ突き進む嬴政の気持ちが表れた復活は

功績のひとつに数えて良いでしょう。

キングダム【始皇帝】嬴政(えいせい)中華統一の最大の見どころは楚攻略編!

魏を滅ぼした後、秦は
楚攻略に乗り出します。

史実通りの展開となれば
嬴政の決断で信と蒙恬が敗走する、
という展開になり

信と嬴政が非常に追い込まれる展開になるだろう、
と予想できます。

さらに「キングダム」史上最も大きな出来事になりえる、
ある事件が起こります。

この時の嬴政がどれほど落ち込むのか、
想像すると、
今からかなり凹んでしまいます(泣)

ただそれを乗り越え
「中華統一」にまっしぐらな嬴政を
これからも追いかけていきたいですよ!

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