漫画、アニメ、実写映画と大人気の作品「キングダム」。
この記事では、
桓騎軍の砂鬼一家(さきいっか)について、まとめました。
- 砂鬼一家と桓騎(かんき)って、どういう関係なの?
- 砂鬼一家の正体を知りたい!
- 衣央(いお)ってどういう人なの?
などが知りたい方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
※ネタバレを含みますので、ご注意ください
桓騎軍 最大の謎・砂鬼一家の真相を解説~
キングダム砂鬼一家とは?
砂鬼一家は、桓騎軍随一の残虐な部隊です。
桓騎軍の中で唯一、戦闘部隊ではなく、
拷問と医療のエキスパート。
周りに死臭を撒き散らし、
「砂の中に引きずり込む怖い鬼」から「砂鬼一家」と名付けられました。
砂鬼の正体は美女!?
- 砂鬼の正体は、美女・衣央(いお)!
- 砂鬼一家は、「奪われた子供」だけの大人がいない集団として作られた
- 拷問のエキスパートであり、医療にも長けている
- 戦闘を直接行わない
拷問を専門にし死体を切り刻み弄ぶため、
「桓騎軍で最もやばい一家」とされ、
覆面を被っている正体不明な一家だった、砂鬼一家。
64巻で、砂鬼の正体が美女だと明らかとなり、
67巻で、美女が砂鬼一家の長・衣央(いお)であることが判明しました。
拷問専門部隊なので、直接戦闘は行ってはいませんが、最低限の戦闘は行えるような装備は持っています。
【砂鬼一家のまとめ】
- 「奪われた子供」だけの大人がいない一家
- 最初は衣央の姉・偲央(しお)が家長
- 桓騎は13歳くらいの時に拾われ、一家に入る
- 子供ばかりの一家なため舐められ、盗賊から良いように奪われ続けていた
- 桓騎が発案し、一家が誰にも傷つけられない手段として、徹底的に死体を弄び飾るようにした
- 「残虐な一家」として恐れられ、砂鬼一家は力を付けていき、同時に身体の造詣にも深くなり、治療にも長けるようになった
- 偲央が残忍な方法で殺されたため桓騎は一家を出て、復讐のため盗賊「桓騎一家」を立ち上げた
- 偲央死亡後は、妹の衣央(いお)が砂鬼一家の家長となる
砂鬼一家は史実に実在しない「キングダムオリジナル」
史実に登場する実在の人物が登場する「キングダム」ですが、
砂鬼一家は、史実には実在しません。
キングダムオリジナルのキャラクターたちです。
ちなみに桓騎軍は、全メンバーがオリジナルのキャラクターとなっています。
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キングダム【砂鬼一家】メンバー
名前 | 死亡 | |
---|---|---|
1 | 衣央(いお) | |
2 | 偲央(しお) | 死亡 |
3 | 召(しょう) | 死亡 |
4 | 竹耳(ちくじ) | |
5 | 琳(りん) | |
6 | 夕亜(ゆうあ) | |
7 | 波宇(はう) |
覆面を被っているため、誰が誰だか分からない砂鬼一家ですが、
覆面を取り、名前が明らかなメンバーが数人いますのでまとめておきますね。
衣央(いお)
砂鬼一家の現在の長の女性です。
幼少期に、姉の偲央と共に売られた家で身体を切り刻まれ逃亡。
姉・偲央と共に、砂鬼一家の原点となる「奪われた子供ばかりの一家」を作ります。
宜安の戦いで覆面を取り、
「桓騎が砂鬼一家の最古参だ」と、桓騎の正体を明かしています。
姉の偲央が凄惨な死を遂げた事で
姉と恋仲だった桓騎は一家を出ますが、
衣央も同じ苦しみを味わっており、
雷土(らいど)死亡の際には桓騎の気持ちを一番に察していました。
桓騎死亡後には、琳(りん)たちが医術班として、飛信隊に同行することを認めています。
偲央(しお)
砂鬼一家の原点である、
「奪われた子供ばかりの一家」を立ち上げた女性です。
売られた家で身体を切り刻まれる経験をしており、
そのような子供たちを集め、盗賊を生業にし暮らしましたが、
「殺しはしない」「必要以上に奪わない」とルールを決めていました。
子供ばかりで無力なため、大人の盗賊から舐められ、たびたび一家の子供を殺され、凌辱されてきました。
それでも全員殺される事を避けるため、我慢し続けます。
山中で倒れていた13歳くらいの桓騎を拾い、砂鬼一家に入れます。
ある日、盗賊に凌辱されそうになりますが
桓騎が返り討ちにし、偲央は助けられます。
桓騎から無力な子ども達ばかりでも奪われ続けずにすむ道を示され、「奪われた子供ばかりの一家」から現在の砂鬼一家へと、形を変えていきます。
そこから偲央と桓騎は恋に落ちますが、
偲央が盗賊にさらわれ惨殺されてしまいます。
桓騎が闇落ちし、砂鬼一家を出るキッカケとなりますが、闇の中で希望を捨てきれないかすかな光となり続けます。
召(しょう)
偲央・桓騎と同じ、砂鬼一家の最古参組です。
売られた先の城主が変態で、顔中を焼かれ皮を剥がされており、砂鬼一家になる前から常に覆面を被っています。
素顔を見た人は、彼のあまりに酷い状態に眉をひそめ、皆が同情を見せますが、
桓騎は水たまりに転んだ友達を見るくらいの目で笑ってくれたため、桓騎の事を好きになります。
肥下の戦いで力尽き死亡しました。
砂鬼一家の中で一番強いやつだったと、衣央や琳が評価しています。
竹耳(ちくじ)
砂鬼一家の最古参組の一人・男性です。
砂鬼一家では数少ない男性で、桓騎が入った時には、もっと男手が欲しい、と言っていました。
顔に皮を剥がされた跡があります。
琳(りん)
髪が白い少年です。
偲央や桓騎達と同じ砂鬼一家最古参組の一人で、
桓騎が死亡した後には医術班として長として、飛信隊に同行しています。
夕亜(ゆうあ)・波宇(はう)
宜安城に入城する際に瀕死となった田有(でんゆう)・中鉄(ちゅうてつ)・竜川(りゅうせん)たち「飛信隊怪力三人衆」を、医術の力で救いました。
山多(さんた)
番吾の戦いで医術班として飛信隊に加わり、
医術班長・琳の補佐役を務めました。
キングダム砂鬼一家と桓騎の関係性
砂鬼一家と桓騎は、どのような関係なのかをまとめました。
砂鬼一家は桓騎の故郷!
桓騎にとって、砂鬼一家は「故郷」です。
13歳の時、山中で瀕死となっているところを救われ、
偲央と恋に落ち、そのまま居着くことになります。
奪われた子どもたちばかりの集まりであった砂鬼一家が、心休まる場所で居心地の良かったのでしょう。
いっぽう砂鬼一家にとって、桓騎は「変革者」です。
砂鬼一家の代名詞である
「残虐」な行為は桓騎の発案であり、
これにより、誰も砂鬼一家に手を出せなくなりました。
「大丈夫だ。俺に任せとけ。全部上手くいく」
のセリフは、桓騎の名セリフとなっています!
桓騎については、もっと詳しく知りたい時は
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桓騎と偲央の関係性
桓騎と偲央は、
深いところで魂魄で繋がっていた恋人関係でした。
力を付けてきた桓騎に見せしめとして城主が偲央をさらい、惨殺してしまいます。
闇落ちした桓騎は砂鬼一家を出て、
桓騎一家を立ち上げ城主に復讐を果たしますが、
心の中に偲央が生き続けていたため完全に闇落ちせず、どこかに希望を持ち続けます。
二人は魂で繋がった恋人関係であり、
偲央の死後は桓騎にとって絶望の中の希望の光となり続けました。
桓騎と衣央の関係性
桓騎にとって衣央は、砂鬼一家の長であり、最大の理解者です。
偲央が亡くなった後の砂鬼一家をまとめたのは衣央であり、
偲央の妹として桓騎をずっと近くで見続けてきたため、桓騎の気持ちを最も良く理解していました。
雷土が死亡した際、衣央は桓騎を慰めに行きましたが
全く相手にされず、朝から泣いて酒を飲み続けた
というエピソードも描かれており、
衣央は桓騎にほのかな恋心を持っていたと分かります。
桓騎は、衣央に対し、偲央を重ね合わせているところがあり、直接の恋愛感情は持っていないようす。
ですが、衣央のことは大切に思っており、
守りたい家族のような存在であることは間違いないと思います。
桓騎と衣央は、お互いに理解し合え、支え合える存在といえるでしょう。
砂鬼が桓騎軍の幹部になっていない理由
砂鬼は、桓騎軍出身の一家です。
しかし桓騎軍の幹部会には参加せず、
幹部になっていませんでした。
砂鬼は武闘派ではなかったため、
作戦を練る幹部には参加しなかった
とも考えられますが、
桓騎にとって砂鬼一家が「故郷」であり、
「危険にさらしたくない大切な存在」
だからだと思います。
桓騎は、衣央を度々、戦場から遠ざける態度を取っており、
守りたい大切な存在であることがわかります。
砂鬼一家の今後を考察!
桓騎が死亡し桓騎軍が解散となってから、砂鬼一家はどうなるのでしょうか?
砂鬼一家の今後を考察します。
砂鬼一家が飛信隊に医術班として入隊!
71巻の番吾の戦いに向かう飛信隊に、10名ほどの砂鬼一家が合流しています。
医術班として飛信隊をサポートするために、飛信隊に加わりました。
今後も飛信隊のサポートとして、活躍するのだと思われます。
生き残った桓騎軍と飛信隊を助ける?
砂鬼一家と同じ桓騎一家の生き残りに、摩論(まろん)とオギコがいます。
摩論は桓騎一家の生き残りをまとめ、傭兵部隊として活動することが分かっています。
いずれ摩論傭兵部隊が、飛信隊に力を貸す展開が来るでしょう。
その時に同じように砂鬼一家が飛信隊に医術班として、摩論軍を助ける展開が来るのではないでしょうか?
桓騎一家出身同士が活躍するという熱い展開が、いつか来ると予想しますよ~。
キングダム砂鬼一家は桓騎の人気を支えた最大一家
桓騎の魅力のひとつに、残虐性があります。
人ができないことを平気で行い、予想を超える作戦を考えるところが、魅力のひとつです。
そこに砂鬼一家が一役買っているのは、間違いないでしょう。
さらに終盤で明かされる桓騎の絶望の中に残る希望の光が偲央だというのも、たまらないですね!
桓騎の人気を支えていた最大の功労者が砂鬼一家なのは、間違いない!
砂鬼一家を見返すために、
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