
マンガやアニメも大ヒットした作品
「鬼滅の刃」!
悲鳴嶼行冥(ひめじま ぎょうめい)は
盲目ながらも鬼殺隊最強の柱で、
悲しい過去を持ったキャラクターです。
この記事では、「鬼滅の刃」で
悲鳴嶼行冥の特徴と過去をまとめました。
- ひめじまさんは何故目が見えないの?
- ひめじまさんの過去を知りたい!
- ひめじまさんと上弦の鬼・獪岳(かいがく)の関係って?
などが知りたい方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
※ネタバレを含みますので、ご注意ください

強すぎる悲鳴嶼行冥の過去をまとめたよ~♪
鬼滅の刃「悲鳴嶼行冥(ひめじま ぎょうめい)」の過去を解説!
柱最古参・ひめじまさんの悲しすぎる過去を解説します。
悲鳴嶼行冥が盲目となった理由は幼少期の高熱
初登場から白眼で描かれ、
本人からも盲目であると明かしている、ひめじまさん。
ひめじまさんの目が視えなくなったのは、
赤ん坊の頃の高熱が原因です。
盲目でしたが感覚が鋭かったため、
「本当は見えているのではないか…」
と怖がられ、嘘つき呼ばわりまでされていました。
お寺で身寄りの無い子どもたちと暮らす
ひめじまさんの父親は流行り病で、
母親は弟の出産で亡くなり、兄と二人の弟も飢えや病気で亡くしています。
天涯孤独の身となったひめじまさんは、
寺で引き取られる事になりました。
その後、成長した悲鳴嶼さんは、
孤児たちを寺で引き取って育てることに。
貧しいながらも「先生」と呼ばれ、
9人の子どもと幸せに暮らしていました。
悲鳴嶼行冥と獪岳(かいがく)の関係
上弦の陸・獪岳(かいがく)は、
ひめじまさんが一緒に暮らしていた子どもの内の一人です。
ある日、獪岳は寺のお金を盗んでいた事が
他の子どもにバレてしまい、寺から出ていきます。
ひめじまさんは、目が見えないため
獪岳がいないことに気づきませんでした。
その夜、鬼が寺に現れ、7人の子どもたちを殺します。
ひめじまさんは、一人だけ生き残った沙代を助けるために、素手で鬼と闘いました。
実は、鬼が来た理由は、
逃げ出した獪岳が鬼と遭遇し、自分が助かるために、
寺に焚いていた藤の花のお香を全部消し、
一緒に暮らしていた皆の命と引き換えに見逃してもらっていたのでした!
「鬼滅の刃」のキャラクター・相関図については、こちらがオススメです~↓
子どもを殺したと誤解され投獄されてしまう
寺の子どもたちは、鬼に殺されたのですが
生き残った小さな女の子、沙代は、周りの大人に
「あの人は化物、みんな殺した」
と証言したため、
ひめじまさんは、子どもたちを殺した罪で投獄、死刑囚となってしまいます。
実は、「あの人」とは、鬼のことを言っていたのですが、沙代はまだ幼かったため、うまく表現できていなかったのです。
その後、お館様に出会い、死刑囚から解放され鬼殺隊の柱として活躍することになります。

ひめじまさんの過去は、時透無一郎や不死川実弥の過去とも重なるなぁ~
「鬼滅の刃」悲鳴嶼行冥の特徴まとめ
岩柱・ひめじまさんの特徴をまとめました。
項目 | 内容 |
---|---|
名前 | 悲鳴嶼行冥(ひめじま ぎょうめい) |
所属 | 鬼殺隊 |
位 | 岩柱(いわばしら) |
CV | 杉田智和 |
実写キャスト(舞台) | チャンへ |
年齢 | 27歳 |
身長 | 220cm |
体重 | 130kg |
趣味 | 尺八 |
好きなもの | 炊き込みご飯 |
特徴 | 白眼。 数珠・合掌・念仏。 猫好き。 涙もろい。 |
いつも涙を流しがら合掌し、念仏を唱えているイメージのひめじまさん。
2m以上の大柄なこともあり、話しかけにくいイメージを持たれますが、
柱のリーダーまとめ役であり、柱で最も尊敬される内の一人です。
面倒見が良い一面も、持っています。
悲鳴嶼行冥の強さとは
鬼殺隊最強と言われる悲鳴嶼行冥。
鬼殺隊に入る前から、
鬼を日が昇るまで素手で殴り続け、倒すほどの怪力を持っていました。
盲目であるハンデを超えて有り余る
戦闘能力を有しており、
本人も沙代を助けるために鬼を殺した際に、自身の才能に気付いています。
炭治郎からは
「悲鳴嶼さんだけ匂いが全然違う」
と評され、
強さにこだわる伊之助からは
「初めて会った時からビビッと来た」
「鬼殺隊最強だ」
と評価されています。
身長220cmで体重130kg
という巨漢でありながら、
圧倒的なスピードと俊敏性を兼ね揃えており、
上弦の壱・黒死牟に
「信じ難し」
と言わせました。
柱の中で腕相撲ではトップ、
移動速度では3位にランクインしています。
岩の呼吸の全型や、ひめじまさんの戦い方については、こちらの記事で詳しくまとめています↓
泣いている理由は「涙もろい」から
ひめじまさんは、しばしば涙を流しています。
理由は、単純に涙もろい性格だからです。
母親と子どもが手を繋いでいるのを見ただけで嬉しくて涙を流し、
ゴミが散らかっているのを察しただけで、悲しく泣いてしまうほどです。
初登場シーンでも、涙を流していました。
悲鳴嶼行冥の名言・セリフを紹介
ひめじまさんの名言とセリフをピックアップし、紹介します!
南無阿弥陀仏…
「南無阿弥陀仏…」
ひめじまさんの代表的なセリフです。
いろいろな場面で唱えていますが、
煉獄杏寿郎の死亡を聞いたシーンが印象的でした。
涙を流しながら、
「南無阿弥陀仏…」と文字通り、
煉獄杏寿郎の冥福を祈っているシーンでした。
お館様が自決した後に、
鬼舞辻無惨へ攻撃する場面でも唱えていました。
鉄球を振りまわりながら鬼舞辻無惨へ向かい
「南無」「阿弥陀仏!」
と必殺技を出す時のように、唱えていました。
明らかに二つは違う意味で使われていますが、
それぞれに印象深い名セリフとなっています。
可哀想に
柱合会議で、初めて炭治郎と出会ったシーンでのセリフです。
あぁ・・・なんとみすぼらしい子供だ 可哀想に
生まれて来たこと自体が可哀想だ
「鬼滅の刃」6巻45話より
鬼の禰豆子を連れていたため、
初めから否定的に炭治郎を「可哀想に」と評しました。
伊黒小芭内(いぐろおばない)に押さえつけられ
苦しんでいる炭治郎の姿に対しても、同じように言います。
可哀想に…
何と弱く哀れな子供
「鬼滅の刃」6巻47話より
こちらも、否定的な見方のように感じる「可哀想に」です。
この時のひめじまさんは子供に対し、
裏切られた過去を持っていたため、否定的だったのでしょう。
その上で鬼に取り憑かれていると誤解しているため、
「可哀想に」という憐れんだ表現になっているのかなと感じられます。
その後、柱稽古を踏まえてからは
炭治郎を認めると「可哀想」という評価は払拭されます。
当初の炭治郎に対する
ひめじまさんの見方が分かる、名セリフとなっています。
例外はあったのだろう
上弦の壱・黒死牟(こくしぼう)に対して放った名セリフです。
ひめじまさんの実力を評価し、
痣が発現したため直に死亡することを嘆く黒死牟。
明らかに動揺を誘うための嘆きですが、
それを踏まえ、ひめじまさんは黒死牟を見切ったような表情で言います。
例外はあったのだろう
痣を持ち、二十五を超えて尚 生き続けた者がいた
「鬼滅の刃」20巻170話より
後に黒死牟の因縁の弟・継国縁壱だと分かるのですが、
これにより、逆に黒死牟が動揺することとなります。
盲目ゆえ相手の機微が分かるひめじまさんの、
黒死牟の精神を揺さぶるカッコいい名セリフとなっています。
痣については、こちらがオススメです~↓
他の若者たちのところへ行ってくれ
鬼舞辻無惨戦で、致命傷を負ったひめじまさんに、隠(かくし)達が治療を施そうとします。
しかしひめじまさんは、自分よりも若い隊員達を優先してくれと拒みます。
止めてくれ、薬を使うな。もう遅い。貴重な薬を無駄にしたくない。若者たちの元へ行ってくれ。お願いだ。これが私の最後の頼みだ
「鬼滅の刃」23巻200話より
最後の最後までひめじまさんらしい、鬼殺隊リーダーらしい名言となっています。
ひめじまさん死亡については、こちらがオススメです~↓

悲鳴嶼行冥は柱からの人望が厚いまとめ役!
ドシッとしてまさに「岩」みないな、ひめじまさん。
誰からも頼られる、人望が厚い人物でした。
長男の炭治郎でも、
ひめじまさんに頭を撫でられると
「へへ」と、弟のように笑い、
永遠反抗期っぽい不死川実弥でも、
ひめじまさんには従順でした。
最高なまとめ役ですよね!
今一度、初登場6巻から、ひめじまさんを読み直したいです~。

柱稽古を終えて、炭治郎を認めるシーンが好き~♪