2024年1月時点で累計部数9,000万部を突破し、
TVアニメや映画も注目を浴びている「呪術廻戦」。
キャラクターや展開が素晴らしく大人気な作品ですが、
世界観や用語が難しい、という一面も持っています。
「生得領域」や「領域展開」って、何なの?
「術式反転」と「術式順転」ってどういう関係なの?
という方のために、
今回は「呪術廻戦」の用語をまとめ一覧にし、
まとめてご紹介していきます!
※ネタバレ含みますのでご注意ください
- 呪術廻戦【基礎用語】
- 呪い(のろい)
- 呪霊(じゅれい)
- 呪術師(じゅじゅつし)
- 呪詛師(じゅそし)
- 非術師(ひじゅつし)
- 呪術界(じゅじゅつかい)
- 呪物(じゅぶつ)
- 呪骸(じゅがい)
- 呪具(じゅぐ)
- 受肉(じゅにく)
- 呪符(じゅふ)
- 呪術規定(じゅじゅつきてい)
- 呪胎(じゅたい)
- 特級仮想怨霊(とっきゅうかそうおんりょう)
- 特定疾病呪霊(とくていしっぺいじゅれい)
- 特級過呪怨霊(とっきゅうかじゅおんりょう)
- 補助監督(ほじょかんとく)
- 窓(まど)
- 生得領域(しょうとくりょういき)
- 生得術式(しょうとくじゅつしき)
- 獄門疆(ごくもんきょう)
- 獄門疆裏(ごくもんきょううら)
- 蠅頭(ようとう)
- 呪胎九相図(じゅたいくそうず)
- 昇級推薦(しょうきゅうすいせん)
- 星漿体(せいしょうたい)
- 薨星宮(こうせいぐう)
- 空性結界(くうせいけっかい)
- コガネ
- 浄界(じょうかい)
- 梵界(ぼんかい)
- 呪術廻戦【呪術用語】
- 呪術廻戦【団体名称】
- 呪術廻戦【その他の用語】
- 【呪術廻戦】の意味とは
呪術廻戦【基礎用語】
「呪術廻戦」に登場する「呪い」とは
そもそも何なのか?
「呪い」「呪術師」のような、よく見かける用語を一覧にしました。
呪い(のろい)
人間創生時から存在している、人の肉体から抜け出した”負の感情”です。
具体的には後悔・恥辱・嫉妬という感情で、「ストレス」とも言い換えられます。
人が多く集まる学校や病院に吹き溜まりやすく、そのような場所には強い呪物を「魔除け」として置かれていることがあります。
呪霊(じゅれい)
人から漏出した負の感情・エネルギーの集積です。
形を成した呪いを”呪霊”と呼びます。
外見は全く様々で、怪物のようなものから人間とそっくりな呪霊もいます。
強さ・強大さから呪術高専により等級が決められていますが、「窓」や呪術師の報告から決めているため、曖昧なところもあります。
人語を操る呪霊は高く評価され、2級と準1級の間には「呪術使用の可否」という基準もあります。
最強の等級「特級」には、かなりの幅があるのが分かっているよ
呪霊については、こちらの記事で詳しくまとめています↓
呪術師(じゅじゅつし)
呪いを払うことを生業とする異能者で、
4級以下の呪霊が確実に祓える人物を”呪術師”と呼びます。
呪術師は呪いを体系化した「呪術」で非呪術師を守り、呪霊を狩ります。
たとえ呪霊を目視確認できたとしても4級以下の呪霊を祓えない者は、呪術師と認定されません。
ちなみに補助監督として活躍する伊地知は「頑張って3級呪霊は祓える」よう。
呪霊と同じく呪術師も強さにより等級で分かれており、呪霊の等級よりもひとつ上の等級に近い実力を持っています。
等級を上げるには他の呪術師からの推薦が必要であり、
例えば2級から1級に上がる場合には「2名以上の1級術師からの推薦」が必要となっています。
呪詛師(じゅそし)
非術師を守る呪術師と対局に位置するのが、呪詛師です。
呪力を扱える才を己の欲望のままに使い、呪殺を生業とする者たちを呪詛師と呼びます。
いっぽうで己の欲望のためだけではなく、
「非術師の根絶」という理想のもとに呪詛師となる者や、中には術師ばかりを狙う「呪術師殺し」というレアな呪詛師も存在します。
非術師(ひじゅつし)
呪術師ではない、呪力を扱えない人です。
4級以下の呪霊を祓う力を持つ者が呪術師と規定されているため、
祓うことができない者は「非術師」となります。
呪術界(じゅじゅつかい)
太古より蔓延する呪い・呪霊から呪術を使い人々を守る呪術師たち。
もともとは個で祓っていた呪術師たちでしたが、人口の増加とともに限界となり、互いに手を結ぶようになっていきます。
これが現在に至る呪術師たちの世界”呪術界”です。
非術師を庇護することが最優先という呪術界の崇高な考えのもとに、
「呪術規定」を定め遵守を求めました。
しかし掲げられた理念も上層部の自己保身により現代では腐敗しており、
現在は五条に「全員殺してしまおうか」と殺意を抱かせるほどの魔窟となっています。
呪物(じゅぶつ)
呪いが篭められた物体で、武器道具以外の物を”呪物”と呼びます。
呪霊と同じように4級から1級・特級と等級され、「宿儺の指」のように危険度の高い呪物は「特級呪物」に指定されます。
「獄門疆(ごくもんきょう)」や「受胎九相図」も特級呪物となっています。
呪骸(じゅがい)
呪いを身に宿すことで、人形などの無生物が自立可能となった物が”呪骸”となります。
心臓の代わりに「核」を持っています。
1巻に登場したカッパの呪骸”キャシー”や2巻に登場したクマの呪骸”ツカモト”のように他の術師から呪力を与えられ活動する「人工呪骸」と、
呪力を完全に自己補完できる「突然変異呪骸(とつぜんへんいじゅがい)」に分けられます。
傀儡呪術学の第一人者 夜蛾正道のみ作ることが可能であり、
この能力が認められれば五条や夏油と同じ「特級術師」とされていました。
呪具(じゅぐ)
呪力や術式が篭められた武具です。
呪術師が使い込んだり強力な呪霊を屠ったり、おぞましい過程を経て作成された武具が呪力を篭められ呪具となります。
威力や効力で4級から1級・特級と分けられます。
特級呪具には「游雲(ゆううん)」「天逆鉾(あまのさかほこ)」などがあります。
物によっては非術師が使用可能な呪具もあります。
呪具の種類や一覧についてはこちらの記事でまとめています↓
受肉(じゅにく)
呪物を人体に取り込んだことにより、呪物の主が精神・肉体を支配してしまう現象です。
支配された肉体を変貌させてしまうこともあります。
特級呪物・宿儺の指を取り込んだ虎杖悠仁や、呪胎九相図を取り込んだ脹相、壊相、血塗がこれに当たります。
呪符(じゅふ)
呪力が篭められた札です。
呪術師が予め用途に応じて呪力や術式を篭めた札で、様々な効果を発揮します。
低級な術師は式神の召喚にも用い、呪力を流し込めば非術師である補助監督も使用できるため、かなり使い勝手の良いアイテムとなっています。
呪術規定(じゅじゅつきてい)
呪い・呪霊から非術師を守る呪術師たちの崇高な考えを元に作られた規定です。
虎杖の秘匿死刑や夏油の呪詛師認定を決定した規定でもあり、呪術界の中で絶対とされた掟となっています。
呪胎(じゅたい)
集まった負のエネルギーが呪霊として形を成す際に観測される形態です。
呪胎から変態を遂げると多くの場合「特級」に分類される呪霊となります。
特級仮想怨霊(とっきゅうかそうおんりょう)
呪霊の中でも「人間の恐怖の集合体」として形を成した形態です。
「口裂け女」や「トイレの花子さん」など、人間共通の畏怖イメージから生まれます。
正体不明の強い呪霊を呼ぶ時にも用いられ、とりあえず登録する際に分類される名称ともなっています。
生まれたばかりの強力な「呪胎」がカテゴライズされることもあります。
特定疾病呪霊(とくていしっぺいじゅれい)
「名前が特定されている恐怖の病」の呪霊です。
由縁が特定されている病の呪霊は、これに分類されます。
特級過呪怨霊(とっきゅうかじゅおんりょう)
一個人に執着し、その個人への加害等を条件に顕現する呪霊「過呪怨霊」と呼びます。
乙骨に憑いた折本里香は特級だったため「特級過呪怨霊」と分類されました。
補助監督(ほじょかんとく)
高専の術師の補助を行ってるスタッフです。
任務の説明から呪術師の移動で車の運転を行ったりと、多岐にわたって呪術師をサポートします。
帳を降ろすなど、簡易な結界術や式神の使用もできます。
窓(まど)
「呪い」を目視可能な非術師で、補助監督と共に呪術師をサポートします。
他業種に潜み活動しており、呪いの報告などを行っています。
生得領域(しょうとくりょういき)
術師の心の中を呪力により具現化・構築した領域です。
術式は付与されておらず、未完成の状態となっています。
生得術式(しょうとくじゅつしき)
多くの術師の体に生まれながらに刻まれている術式です。
生まれつきの才能なため、術師が使える術式は決まっています。
虎杖や日下部には生得術式が無い、と分かっています。
獄門疆(ごくもんきょう)
生きた結界・源信の成れの果てが呪物化した特級呪物です。
「半径4メートル以内に、対象物を1分間留める(本人脳内時間)」という条件さえクリアすれば「封印できないものない」とされており、五条悟さえも封印しています。
封印期間に制限は無いようで、1,000年でも封印可能なよう。
獄門疆に封印されてしまった五条に封印解除は
あるのかどうかの考察記事はこちら↓
⇒『呪術廻戦』最強といわれる五条悟の能力と技の魅力まとめ!封印解除はあるのか?
獄門疆裏(ごくもんきょううら)
特級呪物・獄門疆の片割れです。
獄門疆の裏門であり、こちらを開けられれば獄門疆に封印された者を解放することができます。
蠅頭(ようとう)
4級にも満たない低級な呪霊で、蝿のように飛ぶことができます。
呪胎九相図(じゅたいくそうず)
明治の初めに加茂家の汚点と言われた、加茂憲倫により生み出された呪物です。
呪霊と人間の混血の子を妊娠できる特異体質な女性から産まれた「特級呪物」となっています。
九度の妊娠と堕胎から9体存在し、1番から3番が特級呪物に認定されています。
1番から3番が受肉したのが脹相・壊相・血塗となっています。
仏教絵画の「九相図」が元ネタと考えられ、順番がそのままかは分かりませんが、名前はそのまま使われています。
九相図については、こちらの記事で詳しく書いてます↓
昇級推薦(しょうきゅうすいせん)
呪術師の昇級は推薦制となっています。
作中で明らかになっているのは1級術師への推薦制度だけです。
姉妹校交流会で活躍すると上級術師への繋がりも強くなり、昇級チャンスが多くなることが分かっています。
ちなみに、受け持ちの生徒を推薦することはできません。
星漿体(せいしょうたい)
不死の天元が500年に一度、同化を必要とする人間です。
同化することにより、天元は肉体の変容を止めることができます。
薨星宮(こうせいぐう)
東京都立呪術高等専門学校の最下層で、天元がいる場所です。
天元により「隠す結界」が施されています。
1000を超える扉の一つに降りるエレベーターがあり、最下層まで行き正しい通路を通ることで到着することができます。
空性結界(くうせいけっかい)
天元のいる薨星宮の上に張り巡らされた結界の一室です。
天元の結界なため、中で領域展開しても把握でき、領域を中和して壊すことができます。
コガネ
「死滅回游」に登場する式神です。
プレイヤー一人につき、一体が憑きます。
プレイヤーを監視し、管理者に情報伝達する窓口の役割を担いながら、ルール説明などプレイヤーへのオプション機能としても活躍します。
浄界(じょうかい)
優れた結界を指します。
日本にいくつか点在し、特に要となる浄界が「皇居」「薨星宮」「京都 山国御陵浄界」「飛騨霊山浄界」と分かっています。
梵界(ぼんかい)
浄界よりも優れた結界で、「死滅回游」の結界を指します。
呪術廻戦【呪術用語】
呪いを祓う「呪術」。
呪術師から生まれた呪術用語をまとめました。
呪力(じゅりょく)
負の感情から生まれるエネルギーの総称です。
恨み・妬み・憎しみなど、負の感情が呪力のトリガーとなります。
呪術師は小さな負の感情から呪力を捻出する訓練を行い、呪力で呪いを祓えるようになります。
祓除(ばつじょ)
呪術師が自身の呪力や、呪力の篭った呪具で
呪霊を祓(はら)う方法のこと。
術式(じゅつしき)
生まれながらにして体に刻まれている、
呪力を流し込むと発動する「業」です。
生まれつきの「才能」のようなものなので術式を持っていない者が後から身につけることはできませんし、行使可能な術式は生まれつきに決まっています。
五条悟の「無下限術式」がこれに当たり、虎杖には術式はありません。
相伝の術式(そうでんのじゅつしき)
御三家が先祖代々継承している伝統の術式です。
生得術式は血統で受け継がれる傾向があり、御三家は強力な術式を子孫に継承し強い権力を保持し続けてきました。
反転術式(はんてんじゅつしき)
「回復の術式」です。
呪力は負のエネルギーが順転に発露するため、攻撃に適しています。
負のエネルギーにより発動する術式も、基本的に順転です。
そのため回復には適していないのですが、負の呪力と負の呪力をかけ合わせることで正のエネルギーが生まれ、回復が可能になります。
非常にデリケートな術式で、ごく稀な術師しか体得していません。
術式反転(じゅつしきはんてん)
生得術式に正のエネルギーを流し込む技です。
五条悟の「赫(あか)」がこれに当たります。
拡張術式(かくちょうじゅつしき)
術式を応用したことにより生まれる、オリジナルの術式です。
生得術式は生まれつきなので変更することはできませんが、応用することでオリジナルの呪術を発動することができます。
七海は触れた物に呪力・術式を込めることにより広範囲な攻撃が可能になりました。
または「術式の解釈」を広げることにより、術式自体を広げることができます。
式神(しきがみ)
呪符や様々な術式で召喚される「鬼神」「使役神」です。
調伏することで配下にすることができます。
非術師には視認不可能で、伏黒恵の式神は影を媒体にして召喚されています。
帳(とばり)
非術師には視認不可能な結界です。
呪霊をあぶり出す効果があり、漆黒の結界となっています。
副次的作用で電波が遮断されることがあり、追加効果を盛り込むことも可能です。
嘱託式の帳(しょくたくしきのとばり)
呪力や言霊を託すことにより、帳ができない他者が使用可能になる帳です。
「渋谷事変」では、呪符を巻いた杭を基にした「嘱託式の帳」が登場していました。
縛り(しばり)
術師が交わす「制約」と「誓約」です。
他者と誓約と制約を交わすことにより生まれる、「強固な約束」です。
破った場合の罰が計り知れないため、呪術界において強大なルールとなっています。
術式の開示(じゅつしきのかいじ)
「縛り」の一種です。
対戦相手に自分の術式を教えることにより、呪力を高める効果があります。
天与呪縛(てんよじゅばく)
「縛り」の一種です。
生まれながらにして肉体に強制される縛りで、制限を対価にし強大な効果を手にすることができます。
呪力が全く無い天与呪縛のこと。
その代償にフィジカル(身体能力)が超常的に優れている。
禪院(伏黒)甚爾や禪院真希がそれにあたる。
領域展開(りょういきてんかい)
術式を付与した生得領域に呪力を流し込み、領域を具現化することです。
術式に「必中効果」が付与され、さらに術者の能力が底上げされます。
「領域展開=勝利」となるくらいの「呪術戦の極地」とも言われており、出された術者は「領域展開」で対抗するか「簡易領域」で身を守るしかありません。
領域展延(りょういきてんえん)
体の周りに膜を張ったように領域を展開する技です。
触れた相手の術式を中和できる効果を持ち、領域展開の必中効果も中和できます。
いっぽうで、展延発動中は生得術式できないというデメリットもあります。
簡易領域(かんいりょういき)
平安時代に蘆屋貞綱により考案された、領域展開から身を守る、弱者のための領域です。
領域展開できない者のために誕生した「シン・陰流」の呪術です。
円状の領域が生まれ、必中効果が及ばなくなります。
一門相伝の縛りがあるため、門外不出となっています。
落下の情(らっかのじょう)
御三家に伝わる領域対策です。
全身にまとっている呪力に領域展開の術式が触れた瞬間に、攻撃を叩き落とすカウンター技となっています。
彌虚葛籠(いやこつづら)
シン・陰流の簡易領域の原型となった技です。
円状に領域が生まれ、必中効果が及ばなくなり術者を守ります。
シン・陰流(かげりゅう)
平安時代に蘆屋貞綱により生み出された、術式を持っていない者が0から術式を作り上げ発動する呪術です。
門下生になることを条件に、「簡易領域」を始めとする技を身につけることができます。
メカ丸・三輪霞・東堂葵・日下部篤也・憂憂・九十九由基が使用していました。
残穢(ざんえ)
呪力の痕跡です。
長期間一定の場所に呪物が保管された場所や、術式が発動された場所には痕跡が残ります。
非術師には見えませんが呪術師には感知することが可能で、「呪術の残り香」と表現されます。
黒閃(こくせん)
呪力攻撃のクリティカルヒットです。
打撃と0.000001秒以内の誤差で呪力が打ち込まれた瞬間、呪力が黒く光ります。
この現象を「黒閃」と呼びます。
平均で2.5乗の威力が発揮され、繰り出した術師は「呪力の核心」に触れ別次元のフェーズに立つことになります。
狙って出せる術師はいない、とされています。
六眼(りくがん)
五条家にたまに現れる特異体質です。
かなり詳細に見える眼で、見えすぎて目隠しやサングラスをしていないと疲れてしまうほどの眼力となっています。
術式や能力ではなくあくまでも「体質」です。
極ノ番(ごくのばん)
術式の奥義です。
領域展開を除き、持っている術式で一番の技を言います。
載(さい)
術式の持つ出力を最大にまで高める技です。
脹相は「載(さい)」により、赤鱗躍動を最大にまで高めていました。
呪術廻戦【団体名称】
「呪術廻戦」に登場する「御三家」など、
団体名をまとめました。
呪術高等専門学校(じゅじゅつこうとうせんもんがっこう)
主人公の虎杖悠仁や五条悟が所属する専門学校です。
若い呪術師を育てる学校で、五条悟や呪詛師・夏油の出身校でもあります。
五条や歌姫のように卒業後教師になったり、冥冥や七海のように呪術師として活動しながらも、
呪術高専を活動拠点にしたり任務のサポートをするなど関わりを持続する術師が多くいます。
教育機関でありながらも、呪術師の活動拠点としての役割も大きい機関となっています。
御三家(ごさんけ)
千年余り前、呪術全盛の平安時代に呪術師の中でも突出した家柄が登場しました。
「五条家(ごじょうけ)」「禪院家(ぜんいんけ)」「加茂家」の三家が「御三家」と呼ばれ、現代まで呪術界において強い権力を保持し続けています。
互いに対抗意識が強く、どの家にも「相伝の術式」が存在します。
「相伝の術式」を持って生まれることが、御三家の中でも重要視されています。
御三家の関係性や特徴については
こちらの記事で詳しくまとめています↓
アイヌ呪術連(アイヌじゅじゅつれん)
北海道神居古潭(かむいこたん)を拠点とする呪術連合です。
夏油傑の呪術テロでは呪術高専から協力を要請されています。
盤星教「時の器の会」(ばんせいきょう ときのうつわのかい)
天元様を信仰し崇拝する宗教団体です。
天元様を神と崇め崇拝していたため、星漿体を異物と捉え同化を阻もうと伏黒甚爾に抹殺を依頼しました。
呪詛師集団Q(じゅそししゅうだんキュー)
呪術界の転覆を狙う呪詛師集団です。
呪詛師の戦闘員が所属していましたが、五条と夏油に一瞬で倒されました。
炳(へい)
禪院家最強の呪術師集団です。
呪術高専の基準で言う、準1級以上の実力者のみが所属しています。
筆頭は禪院直哉。
その他に禪院甚壱、蘭太、長寿郎が所属しています。
灯(あかし)
炳に所属できない術師の集団です。
2級以下の実力の術師集団となっています。
躯倶留隊(くくるたい)
術式を持たずに生まれた禪院家の男子が入隊を義務付けられた集団です。
真希も男子ではないのですが、高専入学前に所属していた時期があったよう。
炳の下部組織に位置します。
呪術廻戦【その他の用語】
呪術用語ではなく、分類が難しい専門用語をまとめました。
姉妹校交流会(しまいこうこうりゅうかい)
日本に2校ある呪術高専「東京校」と「京都校」で行われる交流会です。
それぞれの学長が提案した呪術合戦を2日かけ行われます。
コミックス4巻32話〜単行本7巻54話で行われました。
新宿・京都 百鬼夜行(しんじゅく・きょうと ひゃっきやこう)
2017年12月24日のクリスマスイブに起こった、
夏油傑による未曾有の呪術テロです。
新宿と京都の2箇所同時に起こり呪霊が分散されたため失敗しましたが、
1箇所で起こしていたら成功していた、と羂索は指摘しています。
コミックス0巻で起きました。
渋谷事変(しぶやじへん)
2018年10月31日のハロウィンに起こった、
羂索が主導した呪霊・呪詛師によるテロです。
五条悟の封印が目的でした。
コミックス10巻83話~16巻136話までに起こっています。
渋谷事変の時系列については、こちらの記事でまとめています↓
⇒呪術廻戦【渋谷事変】を時系列でわかりやすく解説!ネタバレあり
死滅回游(しめつかいゆう)
羂索が1,000年前から準備していた、呪術テロの総称です。
天元と人間を同化させることで起こる、「人間の強制進化」が目的です。
16巻137話から始まっています。
【呪術廻戦】の意味とは
「呪術廻戦」には多くのオリジナル用語が登場しますが、そのひとつひとつが緻密に考え作られていることが分かります。
となると、気になるのが「呪術廻戦」というワードです。
どのような意味が込められているのでしょうか?
【呪術廻戦】の意味
- 呪術…呪いに依る技術
- 廻…まわる・ めぐる・ めぐらす
- 戦…戦い・バトル
「廻戦」という言葉は存在しなく、造語と思われます。
となると、「呪術をめぐる戦い」という意味になりそうです。
物語の展開を鑑みると、タイトルそのままですよね。
「呪術廻戦」というタイトルに決める前には「受胎戴天」「呪術そう戦」という候補もあったと、作者から明かされていますが、「呪術廻戦」の方がマッチしたタイトルに感じますよ!
最後の最後まで「呪術を廻る戦い」が描かれるのか?
最終話まで追いかけて確認しなきゃです!
少しでもオトクに「呪術廻戦」を追いかけたい方は、
こちら↓がおすすめです~↓