中世ヨーロッパを舞台に、
「禁じられた真理」である地動説に
命をかけた人物たちの生き様を描いた
『チ。ー地球の運動についてー』。
「第26回手塚治虫文化賞」マンガ大賞受賞、
「マンガ大賞」2年連続入賞の実力派マンガ!
コミックスは全8巻で完結ですが、
マッドハウスでアニメ化するなど
まだまだ話題性につきない作品です。
『チ。ー地球の運動についてー』では
時代を超えて進んでいく物語展開なので
複数の世代のキャラクターが登場。
そこで、この記事では
登場キャラクターを一覧でまとめつつ、人物相関図もあわせて紹介!
※最終回までに登場するキャラのネタバレを含みます。
- 『チ。ー地球の運動についてー』あらすじ・ストーリー紹介
- 『チ。ー地球の運動についてー』登場キャラクター紹介
- ラファウ CV:坂本真綾 【第1章】
- フベルト CV:速水奨 【第1章】
- ポトツキ CV:巻島康一【第1章】
- ノヴァク CV:津田健次郎 【第1章~】
- オクジー CV:小西克幸 【第2章】
- グラス CV:白石稔【第2章】
- バデーニ CV:中村悠一 【第2章】
- ヨレンタ CV:仁見紗綾 【第2章~】
- ピャスト伯 CV:ふくまつ進紗/浪川大輔(青年期)【第2章】
- コルベ CV:島崎信長【第2章】
- クラボフスキ CV:阪口周平【第2章~】
- アントニ CV:三上哲【第2章~】
- シュミット CV:日野聡【第3章】
- フライ CV:内田夕夜【第3章】
- レヴァンドロフスキ CV:小松史法【第3章】
- ボルコ【第3章】
- ドゥラカ CV:島袋美由利【第3章】
- アルベルト CV:石毛翔弥/種﨑敦美(子供時代)【第8集59話】
- 『チ。ー地球の運動についてー』登場人物相関図
- 『チ。ー地球の運動についてー』人生と未来を賭けた人間ドラマ!
『チ。ー地球の運動についてー』あらすじ・ストーリー紹介
命を捨てても曲げられない信念があるか?
世界を敵に回しても貫きたい美学はあるか?「ひゃくえむ。」で100m走にすべてを捧げる人々を描いた
超新星・魚豊が舞台を青年誌に移して新たに描くのは、
「禁じられた真理」を探求する人々を描いた一大叙事詩。舞台は15世紀のヨーロッパ。
異端思想がガンガン火あぶりに処せられていた時代。主人公の神童・ラファウは飛び級で入学する予定の大学において、
当時一番重要とされていた神学の専攻を皆に期待されていた。しかしある日、
ラファウの元に現れた謎の男が研究していたのは
異端思想ド真ン中のある「真理」だった———!!
作者:魚豊
連載誌:小学館「週刊ビッグコミックスピリッツ」
巻数:全8巻完結
『チ。ー地球の運動についてー』登場キャラクター紹介
地動説を研究するだけでも
拷問や火あぶりの刑に処される時代。
激動の時代に命をかけて
地動説の研究に取り組んだ人物たちーー。
ここでは『チ。ー地球の運動についてー』の
登場人物たちを一覧で紹介していきます♪
ラファウ CV:坂本真綾 【第1章】
本作の主人公の1人。
神童と呼ばれていて、
たった12歳で大学進級できるほど。
P王国では最も重要視されていた
神学を専攻する予定だったが、
フベルトと出会ったことで
地動説の美しさに魅了されてしまう。
しかし、地動説は異端思想とされていて・・・。
後にフベルトの意思を継ぐ人物として
秘密裏に地動説の研究を続けていくが
ついに異端審問官に捕まってしまう。
裁判では最期まで地動説を信じると宣言。
フベルト CV:速水奨 【第1章】
地動説を研究する学者。
異端者とされ、捕まっていたが
研究のため嘘をついて出所する。
出所後に出会ったラファウと
一緒に天文観測を続けていた。
異端審問官に行動がバレてしまい、
研究資料をラファウに託した後、
異端者として火あぶりの刑に。
ポトツキの元・教え子。
ポトツキ CV:巻島康一【第1章】
ラファウの義父の教師。
ラファウが極秘におこなっている
地動説の研究を黙認していた。
…が、黙認していたことが
明るみに出ると火あぶりにされると
異端審問官・ノヴァクに脅迫される。
そのため、ラファウが地動説について
研究していることを密告することに。
過去に地動説を研究していて
異端として捕まったことがある。
ノヴァク CV:津田健次郎 【第1章~】
元傭兵で異端審問官。
P王国の中心となっている「C教」へ
背く人物=異端者を排除する人物。
いつもだるそうな態度をとっているが
異端者へ対する拷問を許されている。
ポトツキを脅し、密告させた張本人。
オクジー CV:小西克幸 【第2章】
優れた視力を持つ代闘士。
民間警備組合に所属する下級市民。
頭上の遙か上にある、
空に目を向けることを恐れている。
早く天国に行きたいと
常日頃から思っている超ネガティブ人間。
グラス CV:白石稔【第2章】
オクジーの同僚。
超ネガティブ人間のオクジーとは
真逆の超ポジティブ人間。
大切な家族を疫病で亡くしてしまい
自殺未遂をするほど絶望していた。
あるとき、空の向こうにある
火星観測に希望を見出すことに。
バデーニ CV:中村悠一 【第2章】
並外れた頭脳を持つ修道士。
知識量や計算力に優れている。
火星観測に希望を持つグラスが
惑星について尋ねた人物。
教会の規律に従うべき修道士だが
過去に己の「知」を追求した結果、
眼球を焼かれる懲罰を受けた。
後に地動説の研究を引き継ぐことに。
ヨレンタ CV:仁見紗綾 【第2章~】
天文の研究をする14歳の少女。
先輩・コルベの助手。
宇宙論の大家・ピャスト伯の施設で働くが、
「女だから」という女性差別問題により、
満足に研究できていない。
男性と比べても優秀な頭脳を持ち、
バデーニたちと協力していく。
物語が進むにつれて父親の正体が発覚・・・!
ピャスト伯 CV:ふくまつ進紗/浪川大輔(青年期)【第2章】
宇宙論の大家。
「地動説」と対になる「天動説」の
完璧な証明に人生を捧げている1人。
ヨレンタの問題を含む、
女性差別問題について理解がある。
コルベ CV:島崎信長【第2章】
ヨレンタの先輩。
助手・ヨレンタの頭脳は認めるが
ヨレンタが執筆した研究論文を
自分名義で発表する人物でもある。
まだまだ女性軽視は抜けておらず
無意識に差別的な行動をすることも。
クラボフスキ CV:阪口周平【第2章~】
バデーニが左遷された田舎村の司祭。
人当たりの良い性格で、
村人たちと仲が良い。
なんだかんだでバデーニに頼りにしていたが
いつも冷たくされてばかりの不憫な人物。
バデーニからの手紙を見つけ、
オクジーの本を復元しようと行動する。
アントニ CV:三上哲【第2章~】
司教の息子。
教会の未来を考えている。
ノヴァクを敵視する人物。
第3章では司教として登場する。
シュミット CV:日野聡【第3章】
異端解放戦線隊長。
幼少期にC教の派閥争いに
巻き込まれた経験があるため、
解放戦線の道へ。
志願者対して入隊試験をおこなう。
殺し合いは人間が原因だと考え、
自然を崇拝することに。
フライ CV:内田夕夜【第3章】
異端解放戦線メンバーの1人。
爆薬の調合に秀でている人物。
・・・だが、実際はC教正統派。
異端異教の抹殺を信念としている。
レヴァンドロフスキ CV:小松史法【第3章】
異端解放戦線メンバーの1人。
神の存在を疑問視している。
ボルコ【第3章】
異端解放戦線メンバーの1人。
緊急時にも冷静に判断できる人物。
ドゥラカ CV:島袋美由利【第3章】
黒髪の少女で移動民族の1人。
ポニーテールが特徴。
幼少期に両親を亡くした過去を持つ。
酒好きな叔父がいる。
頭が良く、話術にも精通している。
ヨレンタの意志を継ぐために奮闘中。
アルベルト CV:石毛翔弥/種﨑敦美(子供時代)【第8集59話】
1470年ポーランド王国にて
パン屋手伝いをする青年。
かつては「学ぶこと」が大好きだったが
あることをきっかけに、学問嫌いに。
しかし、ある日、司祭と話をしたことで
再び学問の道へ進むことになるーー。
モデル(元ネタ)は実在した人物の
「アルベルト・ブルゼフスキ」。
太陽中心説の「地動説」を唱えた
コペルニクスの師匠になります。
『チ。ー地球の運動についてー』登場人物相関図
馴染みのあまりないキャラ名が多い
『チ。ー地球の運動についてー』。
10年後や25年後というように
世代が変わっていくのも特徴です。
どんな風に「地動説」の研究が
次々と受け継がれていくのか、
相関図でわかりやすくまとめました!↓


『チ。ー地球の運動についてー』の
物語のほとんどで関係しているのが、
元傭兵の異端審問官・ノヴァク
ということが一目でわかりますね!
ノヴァクは異端をあぶり出すだけでなく、
「地動説」を追求する重要キャラにも
大きく関係しています!
チ。をより深く楽しむための
おすすめポイントをこちらの記事↓で
まとめていますので、良かったらどうぞ♪


『チ。ー地球の運動についてー』人生と未来を賭けた人間ドラマ!
『チ。ー地球の運動についてー』では・・・
宗教的に異端と考えられていた、
太陽中心説の「地動説」に
人生と未来を賭けた人間たちの
熱い人間ドラマが描かれています。
物語自体はフィクションですが、
中世ヨーロッパ当時の雰囲気を
思いっきり感じられる作品なのが
おすすめポイントの1つ!


実際にこんなやり取りがあったのかも・・・
と思えるような小ネタや
実在の人物ネタ・元ネタが
たくさんの場面で散りばめられているので
何回でも楽しめる漫画になっています~♪


原作マンガは全8巻で完結済みだから一気読みがおすすめ!◎