『僕のヒーローアカデミア』に登場する葉隠透(はがくれ とおる)は、雄英高校ヒーロー科1年A組の生徒。常に姿が見えないというインパクトのある見た目と、明るく親しみやすい性格で、多くのファンに愛されてきたキャラの一人です。
作中では長らく完全に透明な少女として描かれていたため、素顔がどのようなものなのか気になっていた人も多いはず。そして物語が進むにつれ、葉隠の顔立ちがはっきり確認できる場面が登場し、「かわいい」「想像以上に美少女だった」と話題になりました。
この記事では、葉隠透の素顔がいつ判明したのか、透明化する個性「透明化」の能力、必殺技、性格や活躍をまとめて紹介していきます。
葉隠透とはどんなキャラ?
葉隠透は、雄英高校ヒーロー科1年A組に所属する女子生徒です。
| 項目 | 内容 |
| 名前 | 葉隠 透(はがくれ とおる) |
| 登場作品 | 『僕のヒーローアカデミア』 |
| 所属 | 雄英高校ヒーロー科1年A組 |
| ヒーロー名 | ステルスヒーロー「インビジブルガール」 |
| 個性 | 透明化 |
| 誕生日 | 6月16日 |
| 身長 | 152cm |
| 血液型 | A型 |
| 出身地 | 東京都 |
| 好きなもの | キャラメル、ドッキリ番組 |
| 声優 | 名塚佳織さん |
最大の特徴は、全身が常に透明であることです。制服や私服、ヒーローコスチュームを着ていることで、そこに人がいると分かりますが、服を脱ぐと周囲からは完全に姿が見えなくなります。葉隠は非常に明るく、クラスメイトとも気軽に話せるムードメーカーで、芦戸三奈や八百万百と親しい様子が描かれています。恋愛の話題にも積極的でお茶子たちが恋愛の話をしている場面でも、明るく場を盛り上げる姿が印象的なキャラです。
透明なため表情が普段は見えませんが、会話のテンポや身ぶり、周囲への反応から、感情豊かで人懐っこい性格が伝わってきますよね。
葉隠透の素顔はいつ判明する?
葉隠透の素顔がはっきり見える重要な場面は、原作コミックス34巻収録の第337話で描かれました。このエピソードでは、雄英高校内に潜んでいた内通者の正体が青山優雅であることが明らかになります。葉隠は偶然、青山と両親の会話を聞き、青山がオール・フォー・ワンから命令を受けていた事実を知ります。
葉隠は、青山の秘密をクラスメイトに伝えようとしますが、青山がデクに向けて放ったレーザーの前に飛び出します。このとき、葉隠の体が光を反射し、透明化が一時的に解除されたように見える形で、素顔が描かれたのです。素顔の葉隠は大きな瞳と明るい表情が印象的な美少女で、透明化している間は顔の存在そのものが見えないため、初めて明確に表情が見えた場面は、読者にとって大きな驚きとなりましたよね。
しかし、個性そのものが失われたわけではないので、葉隠透の素顔はその後も常に見えるようになったわけではなく基本的には透明な姿のままです。
素顔がかわいいといわれる理由
葉隠透の素顔がかわいいと評価される理由は、単に顔立ちが整っているからだけではありません。
まず、普段の葉隠は表情を見せられません。読者は長い間、声や言葉、しぐさ、クラスメイトとの関係から彼女の性格を想像してきました。そのため、実際に顔が描かれたときには、やはり明るくかわいい雰囲気の女の子だったと感じる人が多かったでしょう。
さらに、透明なためにビジュアル情報が少ないキャラクターだったことも、素顔の公開によるインパクトを強めました。長期連載の中で、ずっと隠されていた要素が物語の緊張感の高い場面で明かされたため、葉隠の印象が一気に変わった人も少なくありません。
葉隠は、派手な戦闘能力を持つタイプではありません。しかし、自分の個性を工夫し、仲間のために危険な場面へ踏み込む勇気を見せてきました。外見のかわいらしさと、いざというときの行動力のギャップも魅力の一つですね。
葉隠透の個性「透明化」とは?
葉隠透の個性は「透明化」です。生まれつき全身が透明で、光を透過させる性質を持っています。そのため、相手の視界から姿を消し、気配を悟られずに近づくことができます。偵察、潜入、奇襲、救助活動での状況確認など、ヒーロー活動では幅広い活用が期待できる個性です。
一見すると見えないだけの能力に思えますが、敵からすれば非常に厄介です。どこにいるか分からない相手への対処は難しく、味方にとっても、葉隠が近くにいることを知らなければ誤って攻撃してしまう危険があります。そのため葉隠は、仲間と連携する際、声かけや動きで自分の位置を伝える必要があります。透明化は万能ではなく、足音、声、物に触れた痕跡などで存在を察知される可能性もあります。
また、葉隠は体そのものが透明化しているため、衣服や持ち物は透明になりません。ヒーローコスチュームも基本的には手袋や靴など、必要最小限の装備が中心です。服を着ると輪郭が見えてしまうため、完全なステルス性能を発揮するには、衣服の扱いが課題となっていたのでしょう。
個性の進化と光の操作
物語が進むと、葉隠の「透明化」は単に光を通すだけではなく、光を反射・屈折させられる能力であることが明らかになります。青山優雅の個性「ネビルレーザー」は、へそから強力なレーザーを放つ能力です。葉隠はそのレーザーを受け止め、体を通して光の進行方向を変えました。
この場面から、葉隠の透明化は、光を通過させるだけでなく、光の向きを操作できる応用力を備えていることが分かります。これは自身の姿を見せるだけでなく、敵の光線攻撃を防御・反射する技術にもつながる重要な発見でした。透明化という一見地味な個性が、光学的な性質を持つ能力として広がったことで、葉隠の戦闘・支援面での可能性は大きく高まりました。
葉隠透の必殺技
葉隠透の代表的な必殺技は、「ウォープ・リフラクション」です。この技は、葉隠自身の体を通して光を屈折させ、相手の視界をかく乱するものです。光をさまざまな方向へ曲げることで、敵の目をくらませたり、仲間の行動を支援したりできます。名称にある「ウォープ」は“ゆがめる”、“リフラクション”は“屈折”を意味します。透明化の性質を利用し、光をゆがめて操るという技の特徴を端的に表した名前です。
戦闘では、敵を直接倒す火力だけが重要ではありません。相手の視界を奪う、攻撃の軌道を変える、味方に攻撃の機会をつくるといった役割も、戦況を大きく左右します。葉隠は、敵の目の前で派手に戦うタイプではなく、見えない場所から味方を支えるタイプのヒーローです。しかし「ウォープ・リフラクション」によって、彼女自身も能動的に戦局へ関われるようになりました。
まとめ
葉隠透は、透明であることから「存在感が薄い」と冗談を言われることもあります。しかし、作品を読み返すと、クラスメイトとの日常的な会話やチーム戦での参加、仲間への思いやりなど、1年A組を支える存在であることが分かります。
特に内通者が青山優雅だと判明するエピソードでは、葉隠の勇気と優しさが際立った回だと言えますよね。彼女は青山の秘密を知った後、すぐに仲間を守ろうと動きます。青山が苦しんでいた事情を理解しつつも、危険を見過ごさず、デクを守るために行動したのです。
葉隠の魅力は、素顔のかわいさだけではなく、明るさや仲間を大切にする気持ち、目立たない場所でも自分にできることを考え続ける姿勢にあります。
透明化という個性は、相手に見つからないための能力ですが、ただ姿を消すのではなく、仲間のために必要なときには前へ出るヒーローです。素顔が明らかになった場面は、彼女が「見えないキャラクター」から、一人のヒーローとして強く印象に残る存在へ変わった瞬間だったといえるでしょう。


