累計発行部数670万部を記録し(※2022年6月現在)
ジャンプ+の代表作品となっている「怪獣8号」。
天災として発生する怪獣に
抗い戦い続ける防衛隊の姿を描いた
熱いバトル漫画となっています。
いっぽうで
1巻1話から大きな伏線が貼られている
「考察もの」としても魅力的な作品として
注目されています。
どのような伏線が貼られているのか?
伏線をまとめ
考察してみましょう!
主人公カフカとヒロイン亜白ミナの伏線は見逃せないです~◎
【怪獣8号】伏線まとめ
物語の根幹に関わる伏線は
1巻にほぼ全て仕掛けられています。
まずは最も大きな伏線であろう
「ミツケタ」
から見て行きましょう。
1話登場の謎の生物「ミツケタ」(通称)は何者?
怪獣を倒すために防衛隊員になると
幼い頃から決めていた主人公日比野カフカですが
入隊試験に落ち
夢を諦めて怪獣専門清掃会社に
就職していました。
昔の自分と同じように防衛隊員を目指す
市川レノとの出会いにより
カフカは再び防衛隊員を目指し
入隊試験を受ける決心をします。
その瞬間、カフカの頭上に
怪獣と同種の容姿をした
「ミツケタ」が登場し
カフカの口から体内に入り込みます。
初登場と同時に
唯一発した「ミツケタ」という言葉から
通称「ミツケタ」と呼ばれています。
この時から
カフカは怪獣8号の力を手に入れる事になり
カフカが怪獣になった理由となっています。
このミツケタの正体は謎のままで
話は進行していきますが
5巻で再び登場します。
怪獣2号のスーツとアームを装着した
四ノ宮長官に攻撃され絶体絶命となったカフカ。
するとカフカの体を操り
「カイジュウ…コロス」と言いながら
再びミツケタが登場します。
さらに、完全に主導権を奪うためか
カフカの体を捕食しようともしました。
「ミツケタ」が怪獣8号の正体であり
怪獣2号を殺すために
カフカの体を完全に乗っ取ろうとしたのだと分かりますが
そもそも何が目的で
なぜカフカを選んだのかが、
「怪獣8号最大の伏線であり謎」で
間違いないでしょう。
カフカや市川レノ
亜白ミナなどキャラクターについては
こちらでまとめています↓
日比野カフカの解放戦力が0%って本当!?
怪獣の筋肉を利用した防衛隊のスーツは
装着するとスーツの能力をどれだけ引き出せているかが
「解放戦力」として示されます。
1巻で初めて装着した
市川レノが8%で「上出来」と言われ
訓練した一般隊員で、20%程度と言われていました。
小隊長クラスで40%を超え
隊長クラスだと90%を超える数値となりますが
いっぽうで
「0%なんて奴は1回も見たことない」
と保科宗四郎から言われながら
初めて着たカフカの解放戦力は「0%」となっていました。
これが怪獣の力を持っていたからなのか
カフカの体に他の人達とは違う素養があるからなのかは
分かってませんが
何かしらの伏線と思われるので
要チェックとなっています。
各キャラの装備について、こちらの記事でまとめていますので参考にどうぞ↓
亜白ミナの「伐虎(ばっこ)」ってペットなの?今後の情報に期待!
カフカの幼なじみで
防衛隊第3部隊隊長の亜白ミナ。
彼女が登場する際には
隣に虎が登場することが多く
自宅でも
戦闘現場でも、確認されています。
4巻でミナから「伐虎(ばっこ)」と呼ばれているところから
名前が「伐虎」なのは分かっていますが
それ以外の情報は何も無く
どのような存在なのかは分かっていません。
砲撃をする際の反動を吸収するために
ミナを支える描写がありますが
そのためだけなのか?
今後の登場にも
要チェックな存在となっています。
未登場の識別怪獣たち
「怪獣8号」には様々な怪獣が登場しますが
特にレベルの高い怪獣は「識別怪獣」とされ
「怪獣○号」と識別されています。
ここで、識別怪獣と怪獣兵器の所有者を
まとめておきます。
識別怪獣兵器(ナンバーズ) | 所有者 |
---|---|
怪獣1号 | 鳴海弦 |
怪獣2号 | 四ノ宮功⇒怪獣9号 |
怪獣3号 | ? |
怪獣4号 | 四ノ宮ヒカリ |
怪獣5号 | ? |
怪獣6号 | 市川レノ |
怪獣7号 | ? |
怪獣8号 | 日比野カフカ |
怪獣9号 | 敵ボス |
怪獣10号 | 保科宗四郎 |
7巻時点で
3号と5号と7号の所在が明らかになっていません。
いずれ情報が開示され、
他の識別怪獣と同じように登場すると思われるので
要チェックとなっています。
怪獣9号の目的と正体を考察
防衛隊にとって最大の敵となっているのが
怪獣9号です。
作品を通してのラスボスと言っても良いような存在で
次の10号が登場しても、
9号のラスボス感は全く衰えていませんでした。
怪獣9号の真の目的は確定していませんが
「怪獣の世界を作る」
だと察せられます。
鳴海弦と戦い怪獣1号の情報を学び
怪獣2号を取り込み防衛隊の情報も得た怪獣9号は
これからも防衛隊の最大の敵となり続けるでしょう。
さらに怪獣9号は
「怪獣8号」の正体や目的に関わりがあるように感じられます。
怪獣8号の目的は最初から9号だった?関係に注目!
第1話で「ミツケタ」が登場したのは
カフカが防衛隊入隊再挑戦を決心するタイミングでしたが
この入隊試験で
怪獣9号は初登場しました。
「ミツケタ」は
「怪獣9号が初登場する入隊試験を受けるカフカ」
を見つけたとも読めます。
怪獣9号は入隊試験現場に初登場し
キコルを襲いました。
実際この時に「怪獣8号になれるカフカ」が入隊試験を受けていなかったら
キコルは死亡していたでしょう。
つまり「ミツケタ」は
「試験に現れる怪獣9号を倒せる、8号適合者であるカフカをミツケタ」
といういうことになります。
なんだかミツケタは
「入隊試験に怪獣9号が登場する」ことが分かっているように読めますよね。
ちょっと突飛な発想となりますが
「8号=ミツケタ」は9号を倒すために
「やり直しループ」しているようにも感じますよ。
「ミツケタ」は未来の記憶を持っていて
怪獣9号を倒せる適合者を探していたようにイメージできます。
怪獣9号の目的が「怪獣の世界」を作ることであり
怪獣8号の正体が
「怪獣の世界となった未来からやり直しをするためにループして来た怪獣」
なのではと考えられます。
そうなると
「8号と9号の関係が物語の根幹にある」
と予想できますね。
【怪獣8号】伏線と考察まとめ
今回は怪獣8号に仕掛けられている
大きな伏線から物語を考察しました。
1巻に仕掛けられている伏線は
やはり怪獣8号の正体に関係してそうですよね。
果たして怪獣9号の目的を
阻止するために8号は登場したのか?
全ての伏線が回収されるまで
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