大人気作品「鬼滅の刃」に登場する
十二鬼月上弦の壱・黒死牟(こくしぼう)の『月の呼吸』。
鬼殺隊最強の岩柱・悲鳴嶼行冥や不死川実弥、時透無一郎達が束になっても大苦戦した「最強の呼吸」です。
無限城での戦いでいくつもの技が登場し、
「月の呼吸」には16の型が存在することが分かっています。
ここでは明らかとなった『月の呼吸』の全ての型を一覧にし
まとめました。
黒死牟の強すぎる技の数々をご紹介!
- 『月の呼吸』の型を全部知りたい!
- 『月の呼吸』の種類と名前を知りたい!
- 黒死牟の戦い方の特徴や強さが知りたい!
という方は、ぜひ参考にしてみてください~。
※ネタバレ含みますのでご注意ください
鬼滅の刃【月の呼吸】全型一覧・解説
- 黒死牟(こくしぼう)、継国厳勝(つぎくにみちかつ)
型 | 技名 |
---|---|
壱ノ型 | 闇月・宵の宮(やみづき・よいのみや) |
弐ノ型 | 朱華ノ弄月(しゅかのろうげつ) |
参ノ型 | 厭忌月・銷り(えんきづき・つがり) |
肆ノ型 | 原作登場ナシ |
伍ノ型 | 月魄災渦(げっぱくさいか) |
陸ノ型 | 常夜孤月・無間(とこよこげつ・むけん) |
漆ノ型 | 厄鏡・月映え(やっきょう・つきばえ) |
捌ノ型 | 月龍輪尾(げつりゅうりんび) |
玖ノ型 | 降り月・連面(くだりづき・れんめん) |
拾ノ型 | 穿面斬・籮月(せんめんざん・らげつ) |
拾壱ノ型 | 原作登場ナシ |
拾弐ノ型 | 原作登場ナシ |
拾参ノ型 | 原作登場ナシ |
拾肆ノ型 | 兇変・天満繊月(きょうへん・てんまんせんげつ) |
拾伍ノ型 | 原作登場ナシ |
拾陸ノ型 | 月虹・片割れ月(げっこう・かたわれづき) |
日の呼吸が習得できなかった継国厳勝が編み出した呼吸で、
鬼化した黒死牟の血鬼術とミックスされた「月の呼吸」。
日の呼吸の派生であり
黒死牟のオリジナルの呼吸となっています。
三日月状の斬撃を無数に繰り出し
血鬼術と併用され、回避困難となり柱たちを苦しめました。
他の呼吸については
こちらでまとめています↓
壱ノ型「闇月・宵の宮(やみづき・よいのみや)」
刀を抜き様に一太刀を入れる、居合い斬りです。
霞柱・時透無一郎の「霞の呼吸」漆ノ型「朧」への、迎撃として使用しました。
独特の緩急で自身を捕らえさせない「朧」に対し異次元の速さで抜刀し、三日月の斬撃で無一郎の左手を斬り落としています。
日が暮れる前の「宵の口」が終わり月が現れる速さを体現したような、瞬速技となっています。
弐ノ型「朱華ノ弄月(しゅかのろうげつ)」
月の呼吸
弐ノ型「珠華ノ弄月」(しゅかのろうげつ) pic.twitter.com/DoB9yMyQBu— 画像職人 (@PkTQoS0TiWhkft1) December 5, 2020
下方から切り上げ、正面の敵に対し連続で斬る連撃技となっています。
大きな三日月と小さな三日月の斬撃が合わさり、広い攻撃範囲を持った技となっています。
岩柱・悲鳴嶼行冥の肆ノ型とぶつかり跳ね返し、悲鳴の顔面を斬りつけました。
技の名前の通り「弄月(月を眺めて楽しむ)」する余裕があるかのように、岩柱の技に対応していました。
参ノ型「厭忌月・銷り(えんきづき・つがり)」
月の呼吸
参ノ型「厭忌月・銷り」(えんきづき・つがり) pic.twitter.com/deYkNSfBsC— 画像職人 (@PkTQoS0TiWhkft1) December 5, 2020
横薙ぎ一閃で大きな斬撃を二連撃で放つ技です。
大きい二つの三日月の斬撃に中小の三日月の斬撃がいくつも纏っており、
回避が厳しい剣技となっています。
風柱・不死川実弥にトドメを刺そうと使用しましたが、岩柱・悲鳴嶼行冥の登場でかわされました。
伍ノ型「月魄災渦(げっぱくさいか)」
月の呼吸
伍ノ型「月魄災禍」(げっぱくさいか) pic.twitter.com/zcgdwa2wW1— 画像職人 (@PkTQoS0TiWhkft1) December 5, 2020
刀を振らず、広範囲に斬撃を繰り出す技です。
風柱・不死川実弥と鍔競り合いをしたまま繰り出し、実弥を驚かせました。
技の名「月魄災渦」は「月の神による天災」で、突然起こった天災のように避けるのが難しいあり得ない剣技となっています。
陸ノ型「常夜孤月・無間(とこよこげつ・むけん)」
月の呼吸
陸ノ型「常夜孤月・無間」
(とこよこげつ・むけん) pic.twitter.com/G85s55PZbH— 画像職人 (@PkTQoS0TiWhkft1) December 5, 2020
縦方向への一振りで無限の大小の斬撃を繰り出す技です。
前方の攻撃広範囲はかなり広く、放った際の周りの支柱は全て斬り落とされていました。
受けた不死川実弥も避けきれず、腹部を切り刻まれ致命傷に近い負傷をしています。
絶え間なく(無間に)放たれる斬撃の様からも、数ある月の呼吸の中でも上位に位置する呼吸なのではと感じられます。
漆ノ型「厄鏡・月映え(やっきょう・つきばえ)」
月の呼吸
漆ノ型「厄鏡・月映え」
(やっきょう・つきばえ) pic.twitter.com/NO7567AthP— 画像職人 (@PkTQoS0TiWhkft1) December 5, 2020
斜めに振り下ろした一閃で、地面を抉りながら前方へ向かう5つの斬撃を飛ばす技です。
5つの地面を削りながら向かってくる斬撃の間には、小さな弧月の斬撃が不規則に繋がっています。
これにより、斬撃の間を避けての反撃を不可能にしています。
血鬼術である刀が突然変形しての初撃だったため、悲鳴嶼行冥も不死川実弥も対応できず大きなダメージを負いました。
小さな斬撃が大きな斬撃を映えさせている様は、まさに「月映え」を表しているように見えます。
捌ノ型「月龍輪尾(げつりゅうりんび)」
月の呼吸 捌ノ型 月龍輪尾 pic.twitter.com/f9QiL9l2v9
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遠い間合いからの、横薙ぎ一閃の技です。
大きく伸び枝刃も生えた新たな刀による一閃で、非常に広い攻撃範囲を誇っています。
大きな一閃の斬撃に大小の三日月が纏っており、避けられず不死川実弥も脚に傷を負っていました。
壱の型の派生版に見えますが、攻撃範囲はとても広くなっています。
玖ノ型「降り月・連面(くだりづき・れんめん)」
月の呼吸 玖ノ型 降り月・連面 pic.twitter.com/1hzh2R4V5U
— 画像ぼっと (@gazou____4bot) September 2, 2019
捌ノ型「月龍輪尾」とは、逆方向へ横薙ぎする技です。
中小の三日月の斬撃をまとった大きな斬撃が前方へ降り注ぎます。
斬撃は直線ではなく弧を描いているため、非常に回避困難な技となっています。
悲鳴嶼行冥は回避していましたが、不死川実弥は背中を負傷しました。
満月から次第に欠けていく「降り月」が無数に襲ってくる様で、対応はほぼ不可能に見えます。
拾ノ型「穿面斬・籮月(せんめんざん・らげつ)」
月の呼吸 拾ノ型 穿面斬・蘿月 pic.twitter.com/iz3mqBZn0P
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上から下へ斜めに振り下ろされた一閃からの斬撃技です。
地面を砕くノコギリの刃のような枝葉が付いた大きな斬撃と、中小の三日月の斬撃が同時に襲ってくる技となっています。
負傷して動けなくなった不死川実弥への、トドメの一撃として使用されました。
つる草の間から見える月「籮月(らげつ)」が意味するように、無数の月の斬撃が襲ってくる美しくも厳しい剣技と言えます。
拾肆ノ型「兇変・天満繊月(きょうへん・てんまんせんげつ)」
月の呼吸
拾肆ノ型「兇変・天満繊月」
(きょうへん・てんまんせんげつ) pic.twitter.com/rqdZPRNxh3— 画像職人 (@PkTQoS0TiWhkft1) December 5, 2020
前方全ての空間を埋め尽くすような、大中小の斬撃を生む技です。
横薙ぎで、斜めに向いた三日月の斬撃波が襲います。
悲鳴嶼行冥、不死川実弥、時透無一郎を同時に倒すために繰り出された技で、多数を迎え撃つ迎撃技でもあります。
斬撃の隙間以外に回避する空間が無く、3人を苦しめました。
拾陸ノ型「月虹・片割れ月(げっこう・かたわれづき)」
月の呼吸 拾陸ノ型 月虹・片割れ月 pic.twitter.com/3a6ATD92z0
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上空からいくつもの斬撃が襲う、複数の敵を狙い撃ちにする技です。
振り下ろされた斬撃は、地面に突き刺さり地表を割るほどの威力を誇っています。
斬撃に纏っている小さな三日月は、ギリギリで回避する敵を襲います。
月の光で生まれた虹(月虹)のように巨大な斬撃は、美しくも恐ろしい斬撃技となっています。
「鬼滅の刃」黒死牟の戦い方の特徴と強さの理由
十二鬼月No.1である黒死牟。
鬼殺隊を最も苦しめた鬼の「戦い方」と「強さの理由」を見ていきしょう。
黒死牟の血鬼術・刀の特徴とは
黒死牟の戦い方の特徴は、「呼吸」と「血鬼術」の併用です。
「月の呼吸」は柱たちを蹂躙し苦しめるほど、型の種類が豊富でした。
黒死牟の血鬼術は、自身の血肉から精製した異形の刀のことです。
自らの血と骨で精製され無数の目が刻まれている刀。
刀身が枝分かれし折れても再生可能で伸縮自在!
まさに「鬼に金棒」な最強な鬼の刀!
特に大きく伸び変形してからは、悲鳴嶼行冥、不死川実弥、時透無一郎達をかなり苦しめました。
最強な刀である「血鬼術」を使用した「月の呼吸」が、黒死牟の戦い方の大きな特徴となっています。
月の呼吸の攻撃範囲を紹介
血鬼術の刀「虚哭神去」が変形することにより、攻撃範囲が大きく広がります。
エフェクトで描かれている「三日月」や斬撃は全て「当たり判定」となるため、十二鬼月の中でも範囲がかなり広いのではと察せられます。
刀が変形してからの漆ノ型以降は、特に攻撃範囲が広くなり厳しいものなっています。
黒死牟の驚異の再生能力とは
首を落とされたら死亡するはずの鬼でありながら、黒死牟は斬り落とされた首を再生し、一時的に復活を遂げました。
上弦の参・猗窩座も手に入れかけた、鬼を超えた驚異の再生能力でした。
猗窩座は人間の頃の記憶を取り戻し再生を拒み自滅しましたが、黒死牟は刀に映った醜い鬼の姿に愕然とし、消滅します。
一時的とはいえ完全に首を再生させたのは黒死牟だけで、十二鬼月最強の再生能力を見せたと言えるでしょう。
黒死牟の強さの本質は継国縁壱との深い関わりがある
一度も上弦の壱から落ちていない黒死牟の強さの理由には、継国縁壱との深い関わりがあります。
始まりの呼吸である「日の呼吸」を生んだ天才剣士・継国縁壱という弟に、強い嫉妬を持っていたためです。
縁壱に追いつき追い越すために鬼にまでなりましたが、最後の最後まで叶うことはありませんでした。
縁壱の死後、数百年間嫉妬にかられることになります。
届かなかった縁壱が見ていた世界を見るために、黒死牟は強さを追求し続けました。
いっぽうで読み手によっては嫉妬ではなく「強い憧れ・憧憬」だったと読むこともできます。
読み手によって変わるようにも感じますが、黒死牟の強さの本質に弟・継国縁壱があるのは間違いないでしょう。
鬼滅の刃【月の呼吸】の最多な技の数々が見逃せない!
拾陸ノ型まで登場した「月の呼吸」は、作中に登場した全ての呼吸の中で最多となっています。
戦っている悲鳴嶼行冥に
と思わせるほどの数を披露していました。
数百年間技を磨いてきた「月の呼吸」なのでひとつひとつの技が強すぎましたし、やはり種類はがかなり多かったです。
最多な技が登場する『月の呼吸』を見直すのも、作品を楽しむひとつの方法のように感じます。
「月の呼吸」を読み直すために少しでも「鬼滅の刃」をお得に読みたい方は、
こちらがオススメです~。
他のキャラクターについては
こちらでまとめています。