「怪獣」という災害と戦う世界を描いた、
アツいバトル漫画「怪獣8号」。
日本が舞台ですが怪獣が登場するファンタジー作品なため、
オリジナル用語が頻発する作品となっており、少し分かりにくい言葉が登場することも。
そこでこの記事では、
「怪獣8号」のオリジナル用語をまとめました。
※ネタバレ含みますのでご注意ください
「怪獣8号」用語解説まとめ
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「怪獣8号」の世界観が分かる用語をまとめました。
まずは最も重要な「怪獣」から見ていきましょう~。
怪獣
人間の敵として現れる、巨大生命体です。
世界各地で出現していますが、
日本での発生率は指折りで高いため、「怪獣大国」と表現されています。
強靭な肉体による破壊力は強大で、繁殖力も絶大。
「核」と呼ばれる急所を破壊すると倒せますが、
種類により場所が違います。
現実世界の「災害」がモデルとなっており、
地震のマグニチュードと同じように規模を数値で表す
「フォルティチュード」で怪獣の規模を表します。
フォルティチュード
怪獣の規模を表す数値です。
0.1単位で表示され、数値が高いほど規模・脅威が大きくなります。
フォルティチュード | クラス | 備考 |
---|---|---|
6.0以下 | 余獣 | 隊員一人で討伐できる |
6.0以上 | 本獣 | 隊長以上で討伐できる |
8.0以上 | 大怪獣 | 隊長以上で討伐できる |
9.0以上 | 歴史に名を残す大怪獣 | 識別怪獣として「怪獣◯号」という名称が与えられる。 防衛隊総力で討伐できる |
本獣
フォルティチュード6.0以上の怪獣を指しますが、本獣はピンキリなため、
5.0台以下も存在すると考えられます。
余獣を産み連れてきたりするため、被害を大きくすることがあります。
余獣
本獣から生まれたり、後から付いてくる怪獣です。
地震で言うところの余震であり、
派生の仕方は様々ですが、本獣登場後に登場し、被害を大きくします。
識別怪獣
フォルティチュード9.0以上の怪獣。
歴史に名を残す怪獣で、「怪獣◯号」と識別番号が付与されています。
識別怪獣兵器(ナンバーズ)
識別怪獣兵器(ナンバーズ) | 所有者 |
---|---|
怪獣1号 | 鳴海弦 |
怪獣2号 | 四ノ宮功⇒怪獣9号 |
怪獣3号 | ? |
怪獣4号 | 四ノ宮ヒカリ→四宮キコル |
怪獣5号 | ? |
怪獣6号 | 市川レノ |
怪獣7号 | ? |
怪獣8号 | 日比野カフカ |
怪獣9号 | 敵ボス |
怪獣10号 | 保科宗四郎 |
※第68話までの情報となっています。
討伐した識別怪獣を素材にして作られた武器です。
防衛隊の総力を上げて倒した怪獣の力をそのまま武器化しているため、
使用できれば強大な戦闘力を発揮します。
しかし適合者しか使用できず、できたとしても使用者の命を削るほどの多大な負荷をかけます。
明暦の大怪獣
1657年に、江戸の大部分と関東各地を焼け野原にした大怪獣です。
歴史上最も多くの討伐者が死亡しており、教科書に載っているほどの大災害となっています。
コードネーム
「怪獣◯号」の番号です。
フォルティチュード9.0以上の識別怪獣に付けられる番号で、
討伐庁が付けることになっています。
ミツケタ
主人公・日比野カフカが怪獣化する理由となった、
小型怪獣のような容姿をした虫?です。
カフカの口の中から体内へ侵入。
直後から、怪獣8号に変身する能力を身に付けています。
「ミツケタ」と言ってカフカの口に侵入していることから、
何かしらの選定基準があって、カフカを選んだよう。
日本防衛隊
怪獣から人類を守る部隊です。
討伐庁に属しており、四ノ宮功が長官を務めています。
北海道から南西諸島まで、16部隊存在します。
防衛隊入隊試験
防衛隊に入隊するための試験です。
書類審査の1次試験と、実地演習となる2次試験があります。
怪獣発生の頻発と少子化のあおりで、受験資格が33才まで引き上げられています。
防衛隊スーツ
防衛隊員が着用している戦闘用のスーツです。
怪獣筋肉の繊維や細胞が織り込まれており、着用すると自動的に体にフィットします。
身体能力を引き出して強化。
隊員の解放戦力を管理する機能も持っています。
解放戦力
防衛隊スーツの能力を、どれだけ引き出しているかを表す数値です。
「解放戦力=戦闘力」となります。
訓練を積んだ一般隊員で20%程度、入隊試験の受験者では1ケタと言われています。
「解放戦力」については、こちらで詳しくまとめています↓
モンスタースイーパー
怪獣死体の解体業者です。
防衛隊入隊を諦めていた日比野カフカが就職し、アルバイトで市川レノが働いていました。
怪獣9号が解体作業員に変装し、潜り込んでいた会社でもあります。
出雲テックス
対怪獣兵器を開発・製造している国内最大手企業です。
防衛隊スーツも製造しています。
カフカの同期・出雲ハルイチの親が経営しています。
イイダ解体
関東最大手の怪獣死体解体業者です。
歴史の浅い会社。
モンスタースイーパーと合同で業務することもあります。
戸塚建設
日本3大建設会社の内の一社。
倒壊後、再建しやすい工法を得意とする企業です。
専用武器
名前 | 解放戦力 | 専用武器 |
---|---|---|
鳴海弦 | 98% | 銃剣「GS-3305」と識別怪獣兵器1号「Rt-0001(レティーナ-0001)」 |
亜白ミナ | 96% | 超大型機関銃「T-25101985」と伐虎(ばっこ) |
保科宗四郎 | 92% | 保科家刀伐術と2本の短剣「SW-2003」 |
四ノ宮キコル | 55% | 超巨大な斧「AX0112」 |
市川レノ | 51% | 識別怪獣兵器6号 |
日比野カフカ | 1% フォルティチュード9.8 |
怪獣8号 |
四ノ宮功 | ? | 識別怪獣兵器2号「FS-1002」と隊式格闘術 |
※68話までの情報となっています。
部隊長、副隊長クラスに与えられる専用の武器です。
増殖器官
怪獣が内蔵している器官です。
新たな怪獣を産む器官で、破壊しないと余獣を発生させることとなります。
ユニ器官
怪獣が内蔵している器官で、特性を発揮させる器官です。
破壊していも再生することがあります。
防衛隊には倒した怪獣のユニ器官を採取し、利用した武器が多数あります。
立川基地
防衛部隊第3部隊の拠点となっている基地です。
主人公・カフカが所属しています。
隊式格闘術
四宮功が完成させた、対怪獣格闘術です。
無手の技で、怪獣2号をベースに作られたスーツとアーム装着して繰り出すと、
ソニックブームを生みだすほどの破壊力を発揮します。
隊式銃剣術
防衛隊第1部隊隊長・鳴海弦が使用する剣術です。
銃剣「GS-3305」で繰り出す剣術は、
怪獣9号を3枚おろしにするほどの破壊力を持っています。
隊式斧術
四ノ宮キコルが使用する斧術です。
衝撃波を伴う攻撃が多く、
スピードと破壊力が際立つ技となっています。
保科流刀伐術
室町時代から続く
怪獣討伐隊の一族の末裔である
保科宗四郎が使用する刀伐術です。
近接戦に強い刀を使う技で、
小型・中型の怪獣に対して、特に力を発揮します。
伐虎(ばっこ)
防衛隊第3部隊隊長の亜白ミナに、
寄り添って登場する虎です。
いつも寄り添い、バトルでも共に行動しています。
幻影(ゴースト)
前任者がいるナンバーズを着用した際に見る幻影です。
四宮キコルが怪獣4号のナンバーズを使用した際、前任者の母・ヒカリの幻影(ゴースト)を見ています。
横浜南病院
カフカと市川レノが入院していた病院です。
カフカがミツケタと出会い、初めて怪獣8号となった場所となっています。
龍寧神社
江戸時代から続く怪獣討伐で、死んだ人々が祀られている神社です。
明歴の大怪獣との戦いで歴史上最も多くの討伐者が死んだ地であり、
カフカが保科宗四郎との訓練で、武者の幻影を見ています。
怪獣8号の用語からも分かる世界観に注目
怪獣8号に登場する用語には、
「地震」が由来になっているものが多いです。
「フォルティチュード」の由来は「マグニチュード」でしょうし、
「本獣」「余獣」は「本震」「余震」からでしょう。
「怪獣8号」とは、
地震大国日本が、地震という抗いがたい自然災害に立ち向かう人類の物語とも読めます。
そのように見ると、圧倒的な力を持つ怪獣9号に立ち向かうカフカの姿は、本当に熱いですよね!
漫画「怪獣8号」に登場するキャラクターを知りたい方はこちらの記事も参考にどうぞ↓