大人気作品「鬼滅の刃」に登場する鬼殺隊の剣士で
炭治郎と同期の栗花落カナヲが使用する『花の呼吸』。
他の同期よりも早く成長し、
炭治郎よりも速い動きと強さを誇っていました。
カナヲが特に活躍したのは、童磨戦と鬼舞辻無惨戦でした。
無限城や最終決戦でいくつかの技を披露しており、
「花の呼吸」には7つの型が存在します。
ここでは明らかとなった『花の呼吸』の全ての型を一覧にし
まとめました。
栗花落カナヲの戦い方の特徴や強さについてもご紹介!
- 『花の呼吸』の型を全部知りたい!
- 『花の呼吸』の種類と名前を知りたい!
- 栗花落カナヲの戦い方や特徴を知りたい!
という方は、ぜひ参考にしてみてください~。
※ネタバレ含みますのでご注意ください
鬼滅の刃【花の呼吸】全型一覧・解説
- 栗花落カナヲ(つゆりかなを)
- 胡蝶カナエ(こちょうかなえ)
型 | 技名 |
---|---|
壱ノ型 | 原作登場ナシ |
弐ノ型 | 御影梅(みかげうめ) |
参ノ型 | 原作登場ナシ |
肆ノ型 | 紅花衣(べにはなごろも) |
伍ノ型 | 徒の芍薬(あだのしゃくやく) |
陸ノ型 | 渦桃(うずもも) |
終ノ型 | 彼岸朱眼(ひがんしゅがん) |
最も古くから伝わる五大流派のひとつ
水の呼吸から派生した「花の呼吸」。
栗花落カナヲは胡蝶カナエの型を
見よう見まねで覚えています。
飛びながら花吹雪のように繰り出される攻撃は
美しさとは裏腹に、習得するためには高い身体能力が必要な呼吸となっています。
他の呼吸については
こちらの記事でまとめています↓
弐ノ型「御影梅(みかげうめ)」
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栗花落カナヲ全集中 花の呼吸
弐ノ型 御影梅 pic.twitter.com/Ba1CUT4xJZ— おとーふぬいぬい 💎🍓 (@shira_touhu_cos) November 21, 2019
自身を中心に球体を描くように斬撃を繰り出す、連撃技です。
相手の攻撃を受け流しながら斬りつける技で、攻防一体の型となっています。
童磨戦での攻防で、数多く咲く梅の花のように一気に連撃していました。
名前の「御影」とは「高貴な者の肖像」を意味し、
「梅」の花言葉は「不屈の精神」です。
美しく尊さすらも感じられ、
童磨に向かうカナヲの「不屈の精神」を表しているように感じられます。
「御影梅(みかげうめ)」とは、
格上の童磨へ向かうカナヲをそのまま表しているような名称となっています。
肆ノ型「紅花衣(べにはなごろも)」
鬼滅の刃
栗花落カナヲ
花の呼吸:肆ノ型 紅花衣(べにはなごろも) pic.twitter.com/rBdhADdv2q— comic_oni (@comic_nyan) August 30, 2019
鋭い踏み込みから飛び上がり、空中で相手を薙ぐように斬り伏せる技です。
相手の懐へ一瞬で入りながら繰り出す「瞬殺技」となっています。
胡蝶しのぶを吸収する童磨に向け、使用していました。
柔らかい動きから流れるように薙ぐ剣技ですが、
柔らかそうな紅花の花弁が見ようによってはトゲトゲしいような、鋭い剣技となっています。
名前の「紅花」の花言葉は「装い・包容力」で、
童磨に抱きしめられながら、しのぶが吸収される様と
カナヲにとっての「胡蝶しのぶという存在」を表しているようにも察せられます。
良い意味にも悪い意味のも読み取れる型名となっています。
伍ノ型「徒の芍薬(あだのしゃくやく)」
鬼滅の刃
栗花落カナヲ
花の呼吸:伍ノ型 徒の芍薬(あだのしゃくやく) pic.twitter.com/bT1q3Etytm— comic_oni (@comic_nyan) August 30, 2019
急角度な弧を描き、敵の一点へ集中的に攻撃する連撃技です。
連撃の数が多く、使用した童磨戦では一度に9連撃を放っていました。
技の名前である「芍薬」は、ふんわりとした美しい花弁を数多く持っています。
連撃が描く軌道は美しくも柔らかい動きから生まれており、
まさに「芍薬」の花びらを描いているようでした。
陸ノ型「渦桃(うずもも)」
鬼滅の刃
栗花落カナヲ
花の呼吸:陸ノ型 渦桃(うずもも) pic.twitter.com/pN55ZatSjR— comic_oni (@comic_nyan) August 30, 2019
体をひねり、反転しながら下から上へと螺旋状に相手を斬りつける技です。
目を狙ってくる攻撃を避けながら、童磨の首を狙い使用していました。
強いバネのような体幹が必要で、高い身体能力が求められる技となっています。
技を繰り出した際には、
小さくもひとつひとつが美しい桃の花びらが舞うような描写がありました。
技に入っている「桃」の花言葉は「チャーミング、天下無敵」です。
チャーミングでありながらも天下無敵な不屈の精神を持つ、
栗花落カナヲをそのまま表している技名となっています。
終ノ型「彼岸朱眼(ひがんしゅがん)」
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栗花落カナヲ
花の呼吸:終ノ型 彼岸朱眼(ひがんしゅがん) pic.twitter.com/zqxXjdCwHj— comic_oni (@comic_nyan) August 30, 2019
全集中の呼吸により全神経を目に集中させ、
もともとカナヲが持っている優れた動体視力を極限にまで高める技です。
相手の攻撃や周囲が遅く見えるようになりますが、失明の恐れがある危険な技となっています。
童磨戦と最終決戦で見せており、高い動体視力を活かしたカナヲのオリジナル技と思われます。
彼岸花のように朱く染まった眼が血のようにも見え、
失明も厭わないカナヲの強い決意が描かれているように読めます。
技に入っている「彼岸花」の花言葉は「情熱、あなただけを想う」であり、
使用した童磨戦と最終決戦場面でのカナヲの心情を表しているようにも読み取れます。
「鬼滅の刃」栗花落カナヲの戦い方の特徴と強さを紹介
上弦の弐の童磨と鬼舞辻無惨と戦っているカナヲ。
二戦から、「花の呼吸」を使った栗花落カナヲの戦い方の特徴をまとめました。
栗花落カナヲの能力と強さを紹介
炭治郎の嗅覚、善逸の聴覚、伊之助の触覚と同じように、カナヲは「視覚」が優れています。
「卓越した動体視力」と「高い身体能力」が、カナヲの能力となっています。
炭治郎、善逸、伊之助と同期である栗花落カナヲは、鬼殺隊最終選別を同じ日に受けていました。
ボロボロになりながらも何とか合格した炭治郎や善逸に比べ、全く汚れや傷も無く合格していました。
ここからカナヲが卓越した動体視力と高い身体能力を使い、
ダメージ無く余裕で最終選別をクリアしたと予想できます。
「花の呼吸」を見よう見まねで習得したというくらいのカナヲの「動体視力」と「身体能力」は、
カナヲの強さのベースになっていると考えられます。
栗花落カナヲの戦い方とは
「花の呼吸」を駆使するカナヲですが、持ち前の優れた視覚と身体能力をベースに戦っています。
最終選別でのクリアもですが、童磨戦と最終決戦でもその戦いぶりが見えます。
童磨戦では童磨の血鬼術をかわしながら、幾度となく斬りつけています。
カナヲの反応速度を見て「今食った柱の娘(胡蝶しのぶ)より実力があるかもしれない」と童磨は感じていました。
カナヲの反応速度は、血鬼術を見る「動体視力」と躱す「身体能力」の両方があり可能となっています。
この二つの優れた能力をベースにした戦い方により、「柱よりも実力が上」だと感じさせる戦いをしているのです。
最終決戦では鬼舞辻無惨の攻撃により、善逸、伊之助どころか柱の悲鳴嶼行冥、伊黒 小芭内、不死川 実弥らが全員ふっ飛ばされ倒されるシーンがありました。
全員意識を失ってしまいますが、その中でカナヲだけが意識を保ち「速すぎる」と感じていました。
全ての柱がかわせなかった無惨の攻撃を、カナヲは「見てかわした」のです。
童磨戦と鬼舞辻無惨戦から彼女の戦い方が、突出した「視覚」と「身体能力」による「反応速度」がベースとなっていると分かります。
「鬼滅の刃」カナヲが蟲の呼吸を使わない理由は?
栗花落カナヲは、蟲柱・胡蝶しのぶの継子です。
なぜ「蟲の呼吸」を使わないのでしょうか?
「蟲の呼吸」は「花の呼吸の派生」で、鬼の首を斬れない胡蝶しのぶが編み出した「突き技に特化した呼吸」です。
しのぶの姉で元柱の胡蝶カナエが花の呼吸の使い手でしたが、しのぶは斬る力が無いため、毒で鬼を倒すオリジナルの「蟲の呼吸」を編み出すこととなります。
カナヲは鬼の首を斬れるだけの腕力を持っているため、
「花の呼吸」の方をカナエから学び、自然に覚えられたのでしょう。
胡蝶しのぶのために生まれた「蟲の呼吸」が合わなく、覚えたくても覚えられなかった…ということもあるのかもしれませんね。
鬼滅の刃【花の呼吸】の斬られ心地は?
栗花落カナヲが使用している「花の呼吸」。
斬られた鬼たちが
「斬られ心地」を公式ファンブックにて答えています。
「なんか天女みたいなね」
「柔らかいんだよね。動きがね」
「ふわふわって、すごい良い匂いがした」
「最後に優しい言葉をかけてくれる」
「天国に行けそうな気がした」
※公式ファンブック「鬼殺隊見聞録・弐」より引用
斬られた鬼たちは、なんだか救われたような感想を述べていますよね。
「最後に優しい言葉をかけてくれる」は、炭治郎の「水の呼吸」で斬られた鬼たちの感想と重なり、ちょっと驚きました。
鬼滅の刃【花の呼吸】の美しい技の数々が見どころ!
物語の後半で活躍する「花の呼吸」は
その名の通り、花が満開に咲いたように美しい技が特徴となっています。
カナヲが活躍する童磨戦での美しい「花の呼吸」は、超必見です!
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他のキャラクターについては
こちらでまとめています。