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人気作品『わたしの幸せな結婚』。
虐げられて育った美世が、軍人・清霞の元へ嫁ぎ、
少しずつ幸せを知っていく和風シンデレラストーリーですが、
物語内には、特殊能力に関する専門用語や、
名家の関係性など少し複雑に絡み合った部分も…。
そこで、この記事では
『わたしの幸せな結婚』の用語や人物相関図をまとめました!
小説、マンガ、映画、アニメと大ヒット中の「わた婚」のことをもっと知りたい方に!
※ネタバレ含みますのでご注意ください
『わたしの幸せな結婚』用語解説一覧
『わたしの幸せな結婚』に登場するオリジナル用語を解説し、まとめました。
異形 (いぎょう)
鬼や妖(あやかし)とも呼ばれ、
古来から人に害をなす存在。
人や動物に似たものや、形が定まっていないものなど様々な外見をしており、
「見鬼の才」を持つ者にしか見えない。
主に人の恐怖感により増殖するため、
化学の発達により異形が否定され
平和な世の中になるほど、その存在は減ってきているようす。
見鬼の才 (けんきのさい)
異形を見ることができる能力。
見鬼の才がある者だけ、異能者になる可能性を持つ。
また、5歳までに見鬼の才が開花しないと、異能者にはなれないと言われている。
異能(いのう)
超常的な力。
異形を滅することができる。
炎や雷、水、幻覚といった様々な能力を代々、特殊な家系のみに引き継がれている。
年々、異能者は減ってきており、
異能の血を少しでも濃く保つために、家同士の政略結婚が多い。
術
先天的な個人の資質に依存する異能とは違い、
見鬼の才を持つ者であれば、
学習と鍛錬次第で使うことができる。
呪術や魔術、解術などの他、
結界を張ったり、式を飛ばしたりすることも術の一種。
解術(かいじゅつ)
術を解く能力。
結界の解除も可能。
式
式神とも呼ばれる。
和紙の札に術をかけ、
飛ばすことによって遠くの相手への連絡手段としたり、
目となったりできる。
上級者は、札に姿を与えることも可能。
夢見の力(ゆめみのちから)
主人公・美世が受け継いでいる異能。
人の眠りのなかに入り込み精神を操作できる万能な力。
代々薄刃家の女性にだけ発現。
ただし、母親が精神感応能力を持っている必要がある。
過去・現在・未来を見通し、どんな強者が相手でも意のままに操ることが可能なため、帝の「天啓」の力をも凌駕すると言われる最強異能。
夢見の力の持ち主を一族全員で命を懸けて守るという掟あり。
天啓(てんけい)
未来を見る力(未来予知能力)。
代々帝の直径の血筋に受け継がれる異能。
国に降りかかる厄災を事前に知ることができるため、歴代の帝は国の危機を知り、それを回避、もしくは最小限の被害で抑えてきた。
対異特務小隊(たいいとくむしょうたい)
久堂清霞が隊長を務める帝国陸軍の隊の一つ。
帝国内で起こる怪異に関係する
あらゆる案件に対処するために設立された隊。
隊員はほぼ全員が「見鬼の才」か、
それ以上の人知を超えた能力を操る
「異能者」によって構成され、名家の出身者が多い。
数少ない実力者に加え、わざわざ危険を伴う軍人になるような変わり者がほとんどのため、万年人手不足の隊で、一般的にはあまり知られていない部署でもある。
オクツキ
郊外の人里離れた場所にある”禁域”の中の墓地で
『異能者たちの墓』。
禁域は、一見ただの森のような場所にあり、歴代の帝やその一族に関する、一般に公開できない機密情報が隠されている場所。
立ち入りを厳しく禁じられた領域で、宮内省の管轄。
異能者や見鬼の才があるものは、総じて霊力が高く、死してなお霊魂が強い力を持っているため、一般的な供養では成仏できないことがあるため、『オクツキ』は、そんな魂を封印しておく場所となっている。
異能心教(いのうしんきょう)
別名「名無しの教団」。
甘水直(うすい なおし)が祖師の新興宗教団体で、反帝国を掲げる組織。
すべての人間が異能者になる道を選択でき、異能者が新しい世界を作っていくことを理想とし、帝や政府に対して叛逆を目論む。
鬼の一部を人間の体に取り込ませることで、
異能を持つことができる…
つまり、人工的な異能者を作りだすという禁忌的な研究をしている。
取り込まれた人間は、憑依されたような状態になり、まるで鬼のような姿形になることも。
信者は皆、黒いマントを着用。
マントの内側には逆さの盃を炎の榊が囲むような文様が印されている。
土蜘蛛
国が武家政権だった頃に生まれた
強力な異形。
五道の父の命を奪い、清霞が必死の思いで戦って封じた因縁の相手。
複数の人の姿に変化し、使い分ける残虐な異形。
斎森家(さいもりけ)
歴史ある名家。
異能を受け継ぎ、その功績によって繁栄してきた家のひとつ。
強力な異能者が育っていないため、家自体下り坂になっている。
当主は、斎森真一。
辰石家(たついしけ)
斎森家と同じく、古くから異能を受け継ぐ名家だが、異能を持つ家としては、傾きかけている。
斎森家とは、家同士の交流あり。
現当主は、辰石一志。
薄刃家(うすばけ)
飛び抜けて異質で、危険とされる
「人の心に干渉する」異能を受け継ぐ名家。
使い方によっては、国にとって害にもなりうるため決して表舞台には立たず、ひっそりと隠れて暮らしている。
表で使っている名は「鶴木」。
独特のしきたりによって、自分たちの行動を縛り、異能の情報を漏れることを警戒してめったにその血を外にださない。
ある意味、帝への徹底的な忠誠心ともとれる。
異形に対してではなく、人に対して発揮する力で、主に異能者の抑止力に使われてきた。
要は異能者を倒すための異能なので、他の異能者からは嫌われている一面も。
久堂家(くどうけ)
異能持ちの家の中でも、
頭一つ飛び抜けた名家中の名家。
何人もの強力な異能者を輩出し、
数えきれないほど功績を残す伝説の家。
爵位を有していて、財産も莫大。
全国各地に広大な土地を所有している。
地位、名声、財力どれをとっても他家の追従を許さない名家。
現在は、久堂清霞が当主となっている。
『わたしの幸せな結婚』登場人物相関図
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