2012年より「ジャンプスクエア」で10年以上連載が続いている
漫画『終わりのセラフ』。
TVアニメ化やノベルス化もされ
シリーズ累計部数は1500万部を突破している(2022年10月時点)
大人気作品となっています。
人間以外にも
吸血鬼・鬼という多種多様な人物が登場するため

『終わりのセラフ』は何となく知っているけど、キチンと把握できていない…
という方のために
この記事では、漫画「終わりのセラフ」の
キャラクターを一覧でまとめました!
※ネタバレ含みますのでご注意ください
「終わりのセラフ」あらすじ・ストーリー紹介
未知のウィルスによって大人たちが死亡し世界が滅亡してしまいます。
主人公・優一郎はミカエラと共に吸血鬼の地下都市に囚われ
血液を提供することにより、生かされていました。
ある日、同じ施設で育った子どもたちと共に
地下都市からの脱出計画を実行しますが…
家族愛・友情・愛情。
全ての感情が描かれた
アツいダークファンタジー作品となっています。
あらすじはこちら↓
ある日突然、未知のウイルスにより世界は滅びた。
生き残ったのは子供だけ。
そして、その子供たちは地の底より現れた、吸血鬼たちに支配された。
百夜優一郎は、家族同然の絆を持つ百夜ミカエラら孤児たちと、
吸血鬼に血を捧げることで生きていた。
家畜同然の扱いに耐えかねた優一郎は、ミカエラや幼い孤児たちと共に、
外の世界へと脱出を図るが……。
時は4年後。
百夜優一郎は日本帝鬼軍の吸血鬼殲滅部隊「月鬼ノ組」に入隊。
恐るべき吸血鬼たちとの戦いに、その身を投じていく…!!
漫画「終わりのセラフ」キャラクター一覧まとめ
漫画「終わりのセラフ」では、様々な特徴の
キャラクターが登場します。
個性あふれる主な登場人物たちのプロフィール、
所属や階級などもあわせてご紹介!
主要人物
漫画版「終わりのセラフ」は
この二人の物語と言っても過言ではないでしょう。
優一郎とミカエラからまとめました。
百夜 優一郎(ひゃくや ゆういちろう)
(CV:入野自由)
項目 | 内容 |
---|---|
名前 | 百夜優一郎・天音優一郎 |
年齢 | 16才 |
誕生日 | 10月16日 |
血液型 | A型 |
所属 | 日本帝鬼軍月鬼ノ組柊シノア隊 |
本作の主人公で吸血鬼に復讐を誓う少年です。
旧姓は「天音」で、百夜孤児院で育ち百夜優一郎となります。
「吸血鬼を殺せるなら何でもやる」と言い切り
その復讐心は柊シノアも驚かせる程の揺るぎない信念となっています。
復讐だけが目的で短絡的なところが目立ついっぽう
仲間と家族を想う気持ちは強く、特に仲間には厚い信頼を寄せています。
どんな強大な敵へも立ち向かう勇敢さと高い戦闘力を持っており
指導をしてくれた一瀬グレンには恩を感じているよう。
ミカエラは恩人であり残された唯一の家族であるため
かけがえのない存在となっています。
百夜 ミカエラ(ひゃくや ミカエラ)
(CV:小野賢章)
項目 | 内容 |
---|---|
名前 | 百夜ミカエラ・進藤ミカエラ |
年齢 | 16才 |
誕生日 | 5月1日 |
身長 | 170cm |
所属 | クルル眷属 |
優一郎と同じ百夜孤児院で育った家族です。
吸血鬼・クルルから血を与えられ
吸血鬼になっています。
もともと日本人とロシアとのダブルで
美しい金髪に碧眼という
優一郎とは対称的な種類の美少年となっています。
吸血鬼になったため、人間の血を摂取しなければ死亡してしまうのですが
4年間人間の血を摂取せず
クルルの血のみで生きながらえています。
何度も人間の血を摂取しようとしますが
その度に思いとどまり、飢えに苦しみます。
優一郎は助かったものの
同じ孤児院で育った「家族」を目の前で殺されているため
吸血鬼を憎んでいるいっぽう
「優一郎は人間に騙されている」と思っており
人間社会から優一郎を救おうと決心し動いています。
柊シノア隊
柊シノアを分隊長とする
日本帝鬼軍・吸血鬼殲滅部隊「月鬼ノ組」の分隊の一つ。
主人公、百夜優一郎が所属している隊で、
鬼呪装備の中で最強を誇る
黒鬼シリーズの保有者が3人おり
優一郎達新人が多い部隊ですが、高い戦闘力を誇る隊となっています。
柊シノア(ひいらぎ シノア)
(CV:早見沙織)
優一郎が所属している
日本帝鬼軍「月鬼ノ組」柊シノア隊隊長の
柊シノア。
本作のヒロインポジションの少女で
日本帝鬼軍を統べる柊家の直系で、ずば抜けた才覚を持っています。
しかし階級は「軍曹」で、柊家としてはかなり下となっていますが
本人が「軍曹」という響きを気に入っているから、と発言しています。
しかし実際は
柊家と距離を保ちたい、という気持ちがあるよう。
いつも笑顔でいたずら好きないっぽう
育った境遇から「誰からも必要とされていない」と思っており
冷めた一面も持っています。
優一郎に好意を持っており
柊シノア隊メンバーから「必要とされている」と感じてからは
隊長という責務を全うするため成長していきます。
早乙女 与一(さおとめ よいち)
(CV:岡本信彦)
主人公・優一郎とクラスメイトで柊シノア隊の隊員の与一。
姉が自分を助けるために吸血鬼に殺されており
復讐心から帝鬼軍の入隊試験を受けますが、落ちてしまいます。
しかし学校に現れた吸血鬼を共に倒したことから
優一郎とともに月鬼ノ組への配属され、柊シノア隊に入隊することとなります。
臆病で小心者ですが、友人を想う気持ちは人一倍持っています。
君月士方(きみづき しほう)
(CV:石川界人)
優一郎と与一と同じクラスメイトです。
自信家で気が短く荒い性格をしており
初対面の優一郎にケンカをふっかけるほど。
しかし難病の妹に治療を受けさせるために月鬼ノ組入隊を希望しており
危篤になった妹の元に会いに行かせた優一郎に心を許す事となります。
メガネと染めた髪がトレードマーク。
三宮三葉(さんぐう みつば)
(CV:井口裕香)
名門・三宮家の次女で柊シノア隊に優一郎・与一・君月達よりも
早くから所属している先輩隊員です。
階級は「特務少尉」で隊長のシノアよりも上となっていますが
活躍もせずに家柄で昇進していくことにプライドを傷つけられ
コンプレックスになっている一面も。
優一郎に好意を持っています。
一瀬グレン隊
日本帝鬼軍・吸血鬼殲滅部隊「月鬼ノ組」の総長・一瀬グレンが率いる
「月鬼ノ組」最強の部隊。
新宿を救った「英雄チーム」ですが
世界滅亡に大きく関わったチームでもあります…
一瀬グレン(いちのせ グレン)
(CV:中村悠一)
グレン隊隊長の一瀬グレン。
グレン隊だけでなくエリートの集まりである
日本帝鬼軍月鬼ノ組の総長でもあります。
階級は中佐で
柊シノアからは「中佐」と呼ばれています。
「隊には協調性・チームワークが必要」と
優一郎や君月士方に求めるいっぽう
グレン隊で最も協調性が無い言動をしており
特に十条美十には気持ちを逆撫でる言動をしています。
柊シノアの姉・真昼の元恋人で
鬼となった真昼を使役しています。
主人公・優一郎の命の恩人であり
軍へスカウトした張本人。
かなりカリスマ性を持った軍人ですが
裏の顔を持っており、
ある意味「物語最大のキーマン」となっています。
五士 典人(ごし のりと)
(CV:小野大輔)
グレン隊隊員で隊長グレンの右腕というポジション。
階級はグレンより上の大佐ですが、グレンに惚れ込み
従っています。
幻術が得意で
戦いではグレンの補佐をしたりします。
十条 美十(じゅうじょう みと)
(CV:嶋村侑)
グレン隊隊員でグレンとは高校時代の同級生でした。
名門・十条家の令嬢でグレンよりの上の大佐であり
下に付くことを嫌っていました。
花依 小百合(はなより さゆり)
(CV:種﨑敦美)
グレン隊隊員で階級は少尉で
すごく丁寧な話し方をするのが特徴です。
おっとりした性格でグレンに想いを寄せており
見るとパァっと顔が明るくなります。
優一郎や与一、君月士方の学校の先生役をしており
実際優秀な人物のよう。
雪見 時雨(ゆきみ しぐれ)
(CV:石川由依)
グレン隊隊員で階級は少尉で
優一郎達の監視役をしていました。
グレンに想いを寄せていますが
その気配すら見せず、内に秘めています。
鳴海真琴隊
日本帝鬼軍・吸血鬼殲滅部隊「月鬼ノ組」の分隊の一つ。
一瀬グレンへの忠誠心が厚い鳴海真琴が率いる隊で
名古屋での戦いでは、第十五位始祖のルカル討伐に成功した強者揃いです。
鳴海 真琴(なるみ まこと)
(CV:細谷佳正)
鳴海隊隊長で、階級は軍曹の男性です。
豪快な性格かつ仲間思いで
グレンへの厚い忠誠心を持っています。
当初新人ながら生意気な口調のグレンに驚き
シノアの教育不足をたしなめていましたが、
共に戦っていく内に認め心を許していきます。
岩咲 秀作(いわさき しゅうさく)
(CV:平川大輔)
鳴海真琴隊隊員で、鳴海とは幼なじみでした。
鳴海の右腕で信頼できる隊員だったのですが
名古屋決戦後の名古屋空港で…
井上 利香(いのうえ りか)
(CV:石原夏織)
鳴海真琴隊隊員で
ツインテールをしたギャルという容姿をしています。
自由奔放な喋り方で
隊のムードメーカーというポジションでしたが
名古屋決戦後の名古屋空港で…
円藤弥生(えんどう やよい)
(CV:加藤英美里)
鳴海真琴隊隊員で
赤い髪でボブヘアーという容姿をしています。
学級委員長タイプで
隊のまとめ役にもなっていましたが
名古屋での戦いで…
鍵山 太郎(かぎやま たろう)
(CV:星野貴紀)
鳴海真琴隊隊員で
頭にいつもタオルを巻いています。
正義感に溢れ勇猛果敢に先頭を走り戦うタイプですが
名古屋での戦いで…
日本帝鬼軍本部
日本帝鬼軍の本部を牛耳る
柊家たちをまとめました。
柊 天利(ひいらぎ てんり)
(CV:藤原啓治)
日本帝鬼軍本部を牛耳る柊家のトップの当主です。
階級は元帥で、顔半分を隠すような眼帯をしており
暮人や征志郎達の父親となります。
分家であるグレンの実家・一ノ瀬家を良く思っておらず
「一ノ瀬家の分際で…」とグレンに向け発言することも。
非常に冷酷な面を見せますが、壮絶な過去を持っているためとも思われます。
柊 暮人(ひいらぎ くれと)
(CV:前野智昭)
柊家の次期当主候補で階級は中将で
シノアの異母兄に当たります。
柊家のためであれば何でもする冷酷非道な男で
シノアからは「バケモノ」と言われており
柊シノアが柊家を信じられない一因にもなっている人物です。
一瀬グレンと共に
物語のキーパーソンと言える一人です。
柊 征志郎(ひいらぎ せいしろう)
(CV:吉野裕行)
柊家の直系で、暮人の弟です。
階級は少将で暮人に強い劣等感を持っています。
柊 深夜(ひいらぎ しんや)
(CV:鈴木達央)
柊家の養子で階級は少将です。
シノアの姉・真昼の許嫁として柊家に入った養子で
グレンとは高校時代の級友で気が合う関係となっています。
吸血鬼
人間と戦う数多く登場する吸血鬼をまとめました。
クルル・ツェペシ
(CV:悠木碧)
ミカエラを吸血鬼にした
第三位始祖というポジションの女王です。
可愛い容姿をしており
ミカエラの飼い主であり命の恩人で
吸血鬼嫌いなミカエラも少し気を許しています。
ミカエラを最も大切に思っており
協力的な姿勢を見せます。
フェリド・バートリー
(CV:櫻井孝宏)
クルルの支配下にありながらも
第七位始祖という高位ポジションにいる吸血鬼です。
優一郎を人間界に脱走させ
ミカエラが吸血鬼になるキッカケを作った張本人です。
グレン、柊暮人と共に
物語の重要なキーパーソンの一人となっています。
クローリー・ユースフォード
(CV:鈴村健一)
フェリドの配下で
第十三位始祖の吸血鬼です。
三つ編みの後ろ髪という変わったファッションをしており
無邪気で屈託のない性格をしています。
第十三位ながらも
それ以上の実力を持っています。
チェス・ベル
(CV:古木のぞみ)
クローリーの部下で
第十七位の始祖の吸血鬼です。
クローリーと同じく無邪気な性格をしており
胸が大きい容姿をしています。
ホーン・スクルド
(CV:日笠陽子)
クローリーの部下で
第十七位の始祖の吸血鬼です。
チェスとは対称的に
常に冷静で真面目な性格をしています。
ラクス・ウェルト
(CV:永塚拓馬)
ミカエラの同僚の吸血鬼です。
ミカエラとレーネ・シムと前線に出ることが多く
人懐っこい性格をしています。
ルカル・ウェスカー
(CV:子安武人)
第十五位始祖で
名古屋を統治している吸血鬼です。
レスト・カーの支配下で
クルルには反発しています。
レスト・カー
(CV:小林由美子)
第三位始祖という高位の吸血鬼で
ドイツを統治しています。
クルルに敵対心を持っています。
キ・ルク
第五位始祖の吸血鬼で拷問官役。
指輪を武器とし、冷静に分析、判断できる頭脳と
高い戦闘力を隠し持っています。
その他
物語の重要なファクターとなる
二人をピックアップしました。
阿朱羅丸(あしゅらまる)
(CV:山村響)
優一郎の鬼呪装備に宿る鬼で
最強を誇る黒鬼シリーズの一つです。
愛情を嫌い憎悪を好む典型的な鬼で
優一郎の愛と憎悪が混ざった矛盾した感情を気に入って従っています。
鬼よりも吸血鬼よりも人間が最も恐ろしいと語り
しばしば優一郎に忠告しています。
柊 真昼(ひいらぎ まひる)
(CV:遠藤綾)
もともと人間で
柊シノアの実姉でグレンの元恋人だった
黒鬼シリーズの一つ「真昼ノ夜」に宿る鬼です。
制服を着た女子高生の姿で現れます。
柊暮人が認めるほどの実力を持っていた美少女でした。
漫画「終わりのセラフ」はキャラクター達のラストに注目!
2012年から続く漫画「終わりのセラフ」。
優一郎とミカエラの物語の結末はまだまだ見えず
彼らを取り巻く世界の先も、まだ見えません。
優一郎やミカエラと
彼らの周りで動き続けるキャラクター達のラストを
見逃さず、最後まで見届けましょう~◎
終わりのセラフは
漫画、アニメ、小説のどれから見たらよいのか
順番についてまとめた記事はこちら↓
