主人公・久能整(くのう・ととのう)が
広い雑学知識で事件を解決に導く漫画
『ミステリと言う勿れ(なかれ)』!
整がなにげなく言った言葉たちは
問題解決の鍵や糸口になったり、
人生を変えるヒントになっていたり…
実は奥が深い名言ばかりでした◎
そこで今回は
エピソードの終わりに収録されている
お話ごとの「名言カルタ」と一緒に、
『ミステリと言う勿れ(なかれ)』の
名言や登場人物たちのセリフを
まとめてご紹介していきます~!
収録巻数やエピソードタイトルもあわせて紹介していくから、参考にしてみてね♪
『ミステリと言うなかれ』久能整 名言集
まずはカレー大好き主人公
久能整の名言・名セリフから!
ここでは特に心に残る言葉たちを
概要と一緒にまとめてみました。
「真実は人の数だけあるんですよ」
「真実は人の数だけあるんですよ」
「でも事実は一つです」
※『ミステリと言う勿れ』第1巻エピソード1「容疑者は一人だけ」久能整のセリフより引用
カレーがふさわしくなってきた頃、
整は任意取り調べを受けることに。
大隣署の刑事たちは
順に取り調べをおこないますが、
巡査部長の青砥は過去の事件から
「真実は一つ」だと決めつけていて、
思わず整も「ドラマみたい」と言います。
そして整は「真実」について
例え話をしながら語ったのが名言!
常日頃「真実」と「事実」を区別しながら、生活しているのは本当に関心するよ~!
「あなただけが悪いんです」
「ここで発生するすべての問題はあなたのせいで起こるんです。あなただけが悪いんです。責任転嫁しないでくださいね」
※『ミステリと言う勿れ』第1巻 久能整のセリフより引用
バスジャックに巻き込まれた整が、
一人でも逃げたら皆殺しになると
脅迫されるシーンで発言したセリフ。
思わず犯人も驚きの表情を浮かべ、
残りの人質たちの間には
張り詰めた空気が流れます。
「僕は攻撃されると結構攻撃的になるんです」
「僕は攻撃されると結構攻撃的になるんです」
※『ミステリと言う勿れ』第3巻 久能整のセリフより引用
狩集家の遺産相続事件に巻き込まれたが
部外者だからと一線を引いていた整。
……ですが、ある晩、
整は車に轢かれそうになります。
轢かれかけ、攻撃されたということで
整は徹底的に狩集家について調べ上げることに!
「弱くて当たり前だと誰もが思えたらいい」
「翻って日本では弱さを認めない。弱い者は負けで壊れないのが正しい。壊れたら退場で悩むことすら恥ずかしい。相変わらず根性論です。弱くて当たり前だと誰もが思えたらいい」
※『ミステリと言う勿れ』第4巻 久能整のセリフより引用
巻き込んだ張本人・汐路をはじめとする、
狩集家の遺産相続事件も終わりを迎えます。
一番ショックを受けているであろう人物に
整はカウンセリングを受けることを勧めました。
そのときに相手を傷つけないように
言葉を選びながら言ったのが、
「人の弱さ」についての考えでした。
弱くて壊れやすいのは当たり前だから、
カウンセリングを受けて修復するのも
一つの手だという言葉は名言中の名言!
「人を殺す可能性があるってことが怖いんです」
「自分だけ死ぬんだったらまだしもなんですけど、人を殺す可能性があるってことが怖いんです」
※『ミステリと言う勿れ』第7巻 久能整のセリフより引用
所属ゼミの教授・天達先生から
別荘でのバイトを頼まれた整。
天達先生が運転中に整へ
「自動車運転免許を取らないのか?」
と問いかけたときの答えがこちらのセリフ。
確かに自動車を運転するときは
「人を殺してしまう場合がある」と
最悪の可能性を考える必要がありますが、
整うはどうしても免許を取りたくない様子。
過去のトラウマや曲げたくない信条があるのかも…?
「ダンゴムシになっちゃダメ」
「ダンゴムシになっちゃダメ」
※『ミステリと言う勿れ』第7巻 久能整のセリフより引用
こちらは整の口癖でもある名言!
辛い過去を思い出してしまうと
大人になった今でも苦しくなる整は。
布団に丸まる「ダンゴムシ状態」で
我慢して言い聞かせていました。
ただただダンゴムシになって
辛い状況を押さえ込むだけの姿は
心に突き刺さります……。
幼少期の整の境遇が大きく関係してくる描写だね…
「僕が気になる人はみんないなくなっちゃうんですよ」
「僕が気になる人はみんないなくなっちゃうんですよ」
※『ミステリと言う勿れ』第8巻 久能整のセリフより引用
大学に遊びに来た汐路から
「彼女できた?」と聞かれたときに
答えたセリフです。
整はどこか寂しいような
諦めているような表情を浮かべています。
「みんな」と表現したのには
なにか重大な理由がありそうです。
「刑事しか 来ないのはなぜ 僕の家」
「刑事しか 来ないのはなぜ 僕の家」
※『ミステリと言う勿れ』第9巻 久能整のセリフより引用
今回の客人・青砥は
「連続幼女誘拐殺人事件」について
助言を求めに整の家にやってきます。
しかし、期待を背負った整は
友人だと思っているガロやライカは
未だに家に招待できていないのに、
どうして刑事しか来ないのだろう。
と、思わず俳句調でつぶやくほど
がっかりとした雰囲気に。
『ミステリと言うなかれ』名言カルタ一覧まとめ
『ミステリと言う勿れ(なかれ)』では
エピソードごとに「名言カルタ」として
登場キャラクターたちのセリフが
収録・紹介されています~。
こちらでは名言カルタから
気になるセリフをピックアップ♪
「人間が3種類いたらいいなあと」
「僕は常々人間が3種類いたらいいなあと思ってて」
「全く違う思考回路の別の種族が同じ配分でいたらなあって」
※『ミステリと言う勿れ』第1巻 久能整のセリフより引用
風呂光巡査が談笑部屋と化した
取り調べ室で存在意義について
相談したときの整の返答です。
組織に一人でも女性がいると
おじさんたちは不正をしづらくなる。
だから不正を見張れる立場で
違う生き物の女性・風呂光は
存在する意味があると諭します。
「子供だったことはあります」
「僕は子供を持ったことはないですが子供だったことはあります」
※『ミステリと言う勿れ』第1巻 久能整のセリフより引用
警部補・藪は妻と息子が
天国で喜んでくれると思って
自主的に行動していましたが、
整は本当にそうなのかと問います。
刑事の仕事は忙しいから
家族との時間は取れなかったのに
死んでからは忙しくなくなった。
という風に、整が子供の立場で
思ったことを伝えたときのセリフです。
「『欠点』と『弱点』は全然違うもの」
「『欠点』と『弱点』は全然違うものなんですけど」
※『ミステリと言う勿れ』第1巻 久能整のセリフより引用
ある目的地に到着するまで
バスジャック犯が乗客たちへ
「名前と欠点・弱点」を言うようにと
脅してきたときに整うが言った名言です。
因みに整の弱点は「カレー」とのこと!
「弱点でいいなら僕はカレーに弱いです」
※『ミステリと言う勿れ』第1巻 久能整のセリフより引用
「どうして人を殺しちゃいけないんだろう?」
「どうして人を殺しちゃいけないんだろう?」
「どうしてだ教えてくれ。どうして人を殺しちゃいけないんだ!?」
※『ミステリと言う勿れ』第1巻 バスジャック犯のセリフより引用
こちらは犯人が人質たちに
「人を殺したことはあるか?」
と質問を投げかけ、続けたセリフ。
殺人をしてはいけない理由を
人質たちに問い詰めていく犯人…。
どうやら深い理由があるようです。
「どうしていじめられてる方が逃げなきゃならない」
「どうしていじめられてる方が逃げなきゃならないんでしょう」
「どうして被害者側に逃げさせるんだろう。病んでたり、迷惑だったり、恥ずかしくて問題があるのはいじめてる方なのに」
※『ミステリと言う勿れ』第2巻 久能整のセリフより引用
いじめから逃げるために
万引きの告白をする人質の一人。
かつてのいじめに対する
悲痛な叫びに整はつぶやきます。
いじめる方に問題があると言った
整の表情は真剣なものでした。
「大人になったら忘れるのさ」
「大人になったら忘れるのさ、みんな」
※『ミステリと言う勿れ』第5巻 下戸陸太のセリフより引用
整が病院のレストランでぶつかり、
土下座を要求してきた男・下戸陸太。
二人はカエルにたとえながら
子供と大人について話したときのセリフ。
子供だけの世界があっても
大人になればみんな忘れていく…。
下戸陸太は意味ありげに整に言うのでした。
「サラツヤにしたからといってイケメンになるわけではない」
「サラツヤにしたからといってイケメンになるわけではない」
※『ミステリと言う勿れ』第6巻 久能整のセリフより引用
整は漫画の表紙からもわかる通り、
天然パーマが特徴的なキャラ!
アフロみたいな天パだからこそ、
ストレートヘアーには強い憧れを抱いていて
テレビ通販でヘアアイロンを買ってしまいます。
しかし、頑張ってストレートにしても
イケメンになる保証はありませんでした……。
「整くんがここにいたら意見を聞いてみたいな」
「整くんがここにいたら意見を聞いてみたいな」
※『ミステリと言う勿れ』第6巻 犬堂我路のセリフより引用
『ミステリと言う勿れ』第6巻は
犬堂ガロが主役のサイドストーリーが中心!
最愛の姉・愛珠の最期について
真相を探っていくというお話ですが、
整はちょうど広島で遺産相続事件を
解決に導いていくところでした。
もしも整がこの場にいたら、
何を見て、どんなことを考えるのか?
ガロは整を信頼していることが
セリフから感じられるはずです~!
「自分を知る旅だよ」
「あなたはまだ頭でしか知らないことが多いけど、この先、体験することで考えが変わることもあるだろう。それは恥ずかしいことじゃない。人に会い、人を知りなさい。それは自分を知る旅だよ」
※『ミステリと言う勿れ』第7巻 天達先生のセリフより引用
ライカとの初詣デートを終えて
対人関係の考えが変わってきた整に
天達先生は優しく諭します。
天達先生の言葉は、
今までは友達も恋人もいなかったのに
少しずつ考えが変わってきている
と驚き、戸惑いながらも相談する整に
寄り添っているように感じられる名言!
心理学者アドラーの言葉を引用しながら語る言葉は、さながらカウンセリングのようです♪
「誰かと一緒にくるのって案外楽しい」
「誰かと一緒にくるのって案外楽しい」
※『ミステリと言う勿れ』第8巻 久能整のセリフより引用
ライカと一緒に訪れた美術館での名言。
一人が好きなのにおしゃべりな性格だから
ひとり言が多くなるという整でしたが、
誰かと一緒の状況に慣れてきている様子。
きっとライカと一緒だから楽しく感じられるのかも!◎
この調子で二人の関係生も進展してほしいね!
「それは仕事になります」
「物理的に何かを生産してるわけじゃなく、自分のために頑張るわけです。でもその姿を見たいと、技能を見たいと多くの人が思えば、それは仕事になります。プロの生業が成立します」
※『ミステリと言う勿れ』第8巻 久能整のセリフより引用
最近プロゲーマーや実況者という
職業も認知されつつありますが、
整もゲームについての考えを
持っていることがわかるセリフです。
ゲームは遊びから
スポーツや囲碁・将棋のようなものへ。
本当に知識の広さに関心できる
名言になっているようです~!
「名前は大事です 自分の名前は」
「名前は大事です。自分の名前は」
※『ミステリと言う勿れ』第8巻 久能整のセリフより引用
汐路からの依頼で訪ねた鳩村家に
家庭教師として残ることになった整。
家政婦さんから聞いた、
双子の名前の話に対して
整が返事をしたときの言葉がこちら。
このようなセリフを言うことは
整自身も「久能整」という名前を
大事に思っているといえますよね?
この記事で紹介しきれなかった名言カルタもたくさんあるよ~!↓
他の名言カルタはぜひご自身の目でチェックしてみて♪
『ミステリと言うなかれ』名言だらけの漫画!心が落ち着く名セリフも!
名言や名セリフが多いと話題になっている
漫画『ミステリと言う勿れ(なかれ)』。
日常会話やひとり言でも
心に残る言葉ばかりの魅力的な作品です。
この記事でも主人公・整の言葉を中心に
名言や名セリフをご紹介してきました~!
思った以上に名言が多かったので
ピックアップしてまとめています。
漫画というよりは名言集といっても
間違いではないような作品なので
今後の展開や新たな言葉に期待大!◎
ミスなかのキャラクター紹介や相関図が
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「ミスなか」をまずは無料で読んでみたい!
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