大人気作品「鬼滅の刃」に数多く登場する呼吸の中でも
特にド派手な印象を残した『音の呼吸』。
二本の包丁のような双剣と爆音を使い
宇髄天元が駆使していた呼吸ですが、
作中にはいくつかの型が登場していました。
ここでは『音の呼吸』の全ての型を一覧にしまとめました。
天元の戦闘シーンで登場する「譜面」や、重要な役割（？）を持つムキムキねずみについてもチェック！
- 『音の呼吸』の型を全部知りたい！
- 『音の呼吸』の種類と名前を知りたい！
- 忍獣ムキムキねずみや『譜面』って、何？
という方は、ぜひ参考にしてみてください～◎
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鬼滅の刃【音の呼吸】全型一覧・解説
- 宇髄天元(うずいてんげん)
| 型 | 技名 |
|---|---|
| 壱ノ型 | 轟（とどろき） |
| 弐ノ型 | 原作登場ナシ |
| 参ノ型 | 原作登場ナシ |
| 肆ノ型 | 響斬無間（きょうざんむけん） |
| 伍ノ型 | 鳴弦奏々（めいげんそうそう） |
宇髄天元オリジナルの呼吸
「音の呼吸」。
忍者である天元の体術と剣術を組み合わせた技がベースとなっており
同じように走力と跳躍力が必要な雷の呼吸の派生となっています。
彼の「ド派手」な剣技は
仕込んだ爆薬と巨大な二本の双剣を使い
「爆発音と斬撃音」を繰り出し鬼を攻撃する
「音の剣技」となっています。
他の呼吸については
こちらでまとめています↓
壱ノ型「轟（とどろき）」
鬼滅の刃
音柱・宇髄天元
音の呼吸：壱ノ型 轟（とどろき） pic.twitter.com/uHyoRkalwT— comic_oni (@comic_nyan) August 25, 2019
双剣を同時に振り下ろし、叩きつける技です。
叩きつけられると剣に仕掛けられた爆薬が爆ぜ
強力な攻撃力を発揮します。
上弦の陸・堕姫により地下空洞に捕らえられた被害者と妻たちを助けるため
地面に大穴を開けるために使用しました。
その破壊力により
地上から地下深くにある地下空洞まで
大きな穴を一気に開けていました。
肆ノ型「響斬無間（きょうざんむけん）」
鬼滅の刃
音柱・宇髄天元
音の呼吸：肆ノ型 響斬無間（きょうざんむけん） pic.twitter.com/Unp5FytmMR— comic_oni (@comic_nyan) August 25, 2019
鎖で繋がっている双剣を振り回し、広範囲に斬撃を繰り出す技です。
敵の攻撃が斬撃に当たるたびに爆発が起こり、
爆音とともに攻撃を追加します。
上弦の陸・妓夫太郎の攻撃を迎撃するために使用しました。
伍ノ型「鳴弦奏々（めいげんそうそう）」
鬼滅の刃
音柱・宇髄天元
音の呼吸：伍ノ型 鳴弦奏々（めいげんそうそう） pic.twitter.com/64JugE4D6p— comic_oni (@comic_nyan) August 25, 2019
敵に向かい高速移動しながら双剣を回転させ、連撃を与える技です。
連撃の度に爆発と巨大な爆音が鳴り、
相手に大きなダメージを与えます。
上弦の陸・妓夫太郎に見せますが
笑いながら全てかわされてしまいました。
鬼滅の刃【音の呼吸】の使用武器は？
忍（しのび）出身である音柱・宇髄天元の武器は
やはり他の鬼殺隊剣士とは違い、忍カラーが全面に出ています。
特殊な双剣と爆薬丸
宇髄天元がメインで使う武器は、巨大な二本の双剣です。
鎖で繋がった出刃包丁のような双剣は
2m近くある天元自身の半身以上はある巨大さを誇っています。
ヌンチャクのように振り回し、
変幻自在な連撃を繰り出す技が可能となっています。
「爆薬丸」という天元オリジナルの爆薬と併せて使うことにより攻撃力がアップされ、
ド派手さもかなりパワーアップされます。
オリジナルの爆薬というところが
忍らしいですよね。
ムキムキねずみは天元が育てたエリート忍獣集団
鬼滅2期、忍獣ムキムキねずみがアニメに登場するはずなのでグッズも死ぬほど出ると思う pic.twitter.com/zua7heOcHB
— 松本 (@matsushin1978) February 14, 2021
忍獣ムキムキねずみは
宇髄天元が育てた使い忍獣です。
根性のあるねずみだけが集められたエリート集団で
自分の筋肉にも惚れ惚れできる、ナルシストな一面も持っています。
天元と同じきらびやかな額あてをして
基本、可愛い顔立ちをしていますが
高い知能を持ち、刀一本を持つパワーをも持ち合わせています。
伊之助と善逸の刀を運ぶ役目で登場しており
その度にムキムキな筋肉を見せつけていました。
原作では二コマ程度しか登場していませんが
かわいい容姿からかアニメでは、
伊之助のイノシシ頭を運ぶ姿が追加されたり
アニメ「鬼滅の刃 遊郭編」のオープニングには
夜空をバックに屋根の上を走る伊之助の後ろを
ついて走る二匹の忍獣ムキムキねずみが描かれたりしています。
さらに声優は木村昴さんが担当されており、
かなり力を入れていると分かる、キャスティングにもなっています。
原作よりも
アニメでフィーチャーされたキャラクター！
鬼滅の刃【音の呼吸】独自の戦闘スタイル「譜面」
鬼滅の刃10話
妓夫太郎と宇髄天元の戦闘シーンの
作画が凄くて鳥肌立った。
(=´∀｀)人(´∀｀=)
作監の人数もすごかったですが
このクォリティで突き抜けるのがすごい『「譜面」が完成した！！！勝ちに行くぞォオ！！！』
小西さんの声も素敵すぎる
(・∀・)カミナの兄貴思い出した私 pic.twitter.com/LKizlRfSsQ— ゆいな@殺生石 (@yuinasaki1978) February 7, 2022
『譜面』とは、宇髄天元オリジナルの戦闘スタイルです。
敵の攻撃動作の律動を読み
音に変換することにより癖や死角が分かるという
音柱らしい、音の呼吸独自の戦闘スタイルとなっています。
分析と計算式による時間がかかるのが難点ですが、
譜面が完成すれば「合いの手」を入れるように
音の隙間に攻撃することでダメージを負わせられるため
かなり強力な武器と言えます。
妓夫太郎との戦い終盤では
「『譜面』が完成した！！！」と
勝ちを確信し叫びました。
しかしやはり完成するまでに時間がかかってしまい
天元の体には毒が回っていたため、
譜面が完成しても
敵の攻撃を捌くことで精一杯となり
真価を発揮することはできませんでした。
ちなみに天元が使っている譜面ですが
原作では琴の譜面で描かれていました。
さらにアニメ「鬼滅の刃 遊郭編」で
妓夫太郎の攻撃を避けるシーンでも
「壱！三！七！五！」
と1つ1つの攻撃に対して琴の絃名を使いながら
対応していました。
鬼滅の刃【音の呼吸】で斬られ心地は？
「こっからはド派手に行くぜ」と
バッサバッサと鬼を斬る音柱・宇髄天元。
ド派手に斬られた鬼たちですが
それほどマイナスなイメージを持っていないようです。
「斬られた断面が、なんかすごい綺麗だった」
「ゴツいのに静かで地味な足運びでさ」
「それはもう、しずか」
「動きの全てに細かな技巧があるなああ」（妓夫太郎）
「忍者ってホントにいたんだなって」「アイツキライ」（堕姫）※公式ファンブック「鬼殺隊見聞録・弐」より引用
堕姫だけは天元が嫌いなようです（笑）
忍者としての技巧を評価する妓夫太郎の感想が、
印象的ですね。
鬼滅の刃【音の呼吸】ド派手だけど哀しくも優しい呼吸
忍びの家に生まれた宇髄天元は9人兄弟でしたが
過酷な修行で3人が死亡し、
生き残った6人で殺し合いをさせられます。
そのような家から妻3人を連れ脱出した天元は
鬼殺隊に入り柱となり、鬼を滅ぼす使命を全うすることとなります。
ド派手でイケメンで妻が3人もいる天元は
恵まれた人生を送っているように見えますが
過酷な経験を経て、他人の命を少しでも多く助ける道を選ぶという
哀しくも優しすぎる道を歩んでいます。
そんな天元から生まれた『音の呼吸』なので
斬られた鬼たちにも嫌われていないのかもしれませんね。
宇髄天元以外のキャラクターについては
こちらでまとめています↓
