漫画『約束のネバーランド』には
食用児を農園から脱獄させるために導く、
ウィリアム・ミネルヴァという人間が登場!
ミネルヴァは主人公・エマたちに
図書室の蔵書やボールペンを通して
とあるメッセージを伝えていました。
謎だらけの存在ですが
鬼と深い関係にあるラートリー家や
「人間の世界」に関わる重要人物です。
今回、この記事では
謎多きミネルヴァの正体と目的や
物語の鍵となるラートリー家の秘密
についてまとめていきたいと思います♪
『約束のネバーランド』ミネルヴァの目的とは?
グレイス=フィールドハウス(GFハウス)には
フクロウのスタンプと
ウィリアム・ミネルヴァという名前
がある本が寄贈されています。
印象的なフクロウのマークは
一部が途切れた線で囲まれていました。
あまりにも不自然なことから
エマたちはこの線がモールス符号で
何らかのメッセージであると推測!
![](https://haku.blue/wp-content/uploads/2020/03/neko.jpg)
ミネルヴァはなぜメッセージを送ったのか?まずは、彼が行った行動や目的をおさらい!
ミネルヴァは食用児の脱獄を手助け
GFハウスの図書室にある本で
孤児院の正体や脱獄のヒントを
こっそりと示してくれるミネルヴァ。
エマたち「食用児」を助けてくれる、
ミネルヴァの目的を先にまとめると……
食用児たちにとって
鬼に食べられる以外の未来を選択させること!
さらに選択肢として残したのが次の3つ。↓
- 人間の世界へ逃げる
- 約束を破壊する
- 七つの壁を探す
食用児たちがどんな選択をしても
それぞれの未来を叶えるために
支援者と一緒に準備をしてくれていました。
ミネルヴァの残した数々のヒントで
食用児たちは脱獄を目指すことになります。
![](https://haku.blue/wp-content/uploads/2020/03/neko.jpg)
『約束』や『七つの壁』というワードが出てきたけど…これはどういうことなのか…?さらに調べていくよ!
GFハウスに寄贈された本
はじめてミネルヴァの名前が登場したのが
GFハウスの図書室に寄贈された本です。
蔵書にはミネルヴァの名前のほか、
フクロウを囲む線がありましたが
これもミネルヴァのメッセージの1つで、
途切れた線でモールス符号を表していました。
ミネルヴァはモールス符号で
- 「PROMISE(約束)」
- 「RUN(逃げろ)」
- 「DOUBT(疑え)」
- 「DANGER(危険)」
- 「TRUTH(真実)」
- 「HARVEST(収穫)」
- 「MONSTER(怪物)」
- 「FARM(農園)」
というようにメッセージを伝え、
鬼のために人間を養殖する世界で
GFハウスが本当は危険な場所である
と警告しているのでした!
また、モールス符号がない他の蔵書本も
外の世界へ脱獄してからも生きられるように
外部の植物についても書かれており、
ガイドブックのようになっています。
ボールペンの謎 B06-32
クローネが始末された後にノーマンが
見つけ、脱獄するためにエマへ託したのが
ミネルヴァの残したボールペンです。
分解することでフクロウマークが現れ、
内部には、ある地点を表す「B06-32」と
書かれていることがわかります。
引っ張り出すことで現在地がわかったり、
「B06-32」地点に着くとギミックが
追加されたりと
農園を脱獄した後に役に立つアイテム!
また、同様のボールペンは複数存在する
ようで、グローリー=ベル(GB)出身の
オジサン(ユウゴ)もミネルヴァのボールペンを持っていました。
ペンが示す、地下シェルターB06-32は
脱獄後に食用児たちが生き残れるように
ミネルヴァが作っていた場所で
大量の武器や食料などが隠されています。
ゴールディ・ポンド(GP) A08-63
シェルターB06-32内で見つけた手紙には
「安住の先 A08-63」への道が示されていて
地下にはミネルヴァによって作られた
集落施設があるゴールディ・ポンド(GP)
という不思議な池がありました。
食用児たちが安全に暮らせるはずでしたが
鬼に悪用され食用児たちの狩場に。
![](https://haku.blue/wp-content/uploads/2020/03/neko.jpg)
人間の世界へ通じるエレベーターも存在していたよ!
ゴールディ・ポンドについては、
こちら↓の記事も参考にどうぞ!
![](https://haku.blue/wp-content/uploads/2021/03/yakuneva_farm-160x90.jpg)
ミネルヴァから電話が!?
謎のエレベーターを発見したときに
黒電話が鳴り、ミネルヴァ本人からの
録音されたメッセージが流れます。
- エレベーターは閉ざされている
- 各地に残したヒントに気付いた子供だけでも助けたい
- 4つ農園の中にも「人間の世界」への道がある
- 自分の支援者を向かわせる
- 「七つの壁」を探すのも1つの手段
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この他にもミネルヴァはエマたちに、鍵となるメッセージを伝えたので、次で詳しくまとめていくね~!
『約束のネバーランド』ミネルヴァの本当の正体
食用児たちを助けようと行動していた
謎の人物・ウィリアム・ミネルヴァ。
ミネルヴァの本当の正体は…!?
ミネルヴァの本名はジェイムズ・ラートリー
フクロウのマークが印象的な
W・ミネルヴァは実際は偽名!
本名:ジェイムズ・ラートリー
1000年前に鬼とある約束を交わした
ラートリー家の末裔。
ミネルヴァは生きてる?すでに死亡?
GPでエマたちが聞いたメッセージは
2031年5月20日に録音されたものでしたが
『君がこの録音を聞いている頃には私はこの世にいないだろう』
とミネルヴァが発言しています。
実際にミネルヴァの弟の部下が
暗殺に成功したと報告しているので
ミネルヴァはすでに死亡している
ということになります。
最後の支援者 スミー
ミネルヴァの弟・ピーターは
兄とは食用児への考えが異なるため
支援者たちに対して粛清をおこないます。
結果としてミネルヴァの支援者の多くは
残念ながら殺されてしまいました。
支援者最後の1人と言われたスミーも
ノーマンの目の前で殺される描写があり、
今後、食用児たちは支援を受けられません。
支援者の1人であるスミーは
Λ7214農園から脱獄したノーマンによると
たくさんの功績を残した人物のようです。
- ノーマンのΛ7214農園からの脱獄を手助け
- クローネにボールペンを与える
- 情報と関係網をノーマンに託す
スミーから受け継いだ情報や関係網で
ノーマンはさらに力をつけていくことに!
『約束のネバーランド』ラートリー家の秘密!
ミネルヴァことジェイムズ・ラートリー
は鬼と約束を交わしたしたラートリー家の
出身ですが、彼ら一族の背負う秘密も
明らかになっています。
ラートリーは「鬼の世界」と「人間の世界」の調停役
分断されたはずの「鬼の世界」と
「人間の世界」を
自由に行き来できるラートリー家の人間は
1000年前に交わされた約束を守り続ける、
いわば二世界の「調停役」の役割を持っています。
かつて、ラートリー家の初代当主と
鬼の中でも神聖視されている「あの方」が
鬼と人間の争いを終わらせるために
- 悪党などの人間を鬼に差し出す
- 世界を「鬼の世界」と「人間の世界」に分断する
- 一番良く実った人間の肉を「あの方」に捧げる
- ラートリー家はずっと「調停役」になり続ける
などといった約束を交わしました。
つまり、1000年前に鬼側に差し出された
人間がエマたち食用児のルーツとなっているのです。
初代当主 ユリウス・ラートリーの真実
約束を守り続けるジェイムズでしたが
初代当主・ユリウス・ラートリーから
伝わる歴史だと、
各地の農園で暮らす食用児は
鬼との和平の反対派(悪党)の子孫
とされていましたが、実際は
ユリウスの戦友や無実の人間の子孫
だったということを知ってしまいます。
ジェイムズはユリウスが戦友を裏切り、
無実の民たちも無理矢理食用にした
という真実から食用児を救おうと決意!
こうしてGFハウスの蔵書やペン、
「人間の世界」へ導く道へ繋がるのです。
第36代当主 ピーター・ラートリー
ジェイムズの弟。
ジェイムズは第35代当主でしたが
志半ばで弟のピーターに裏切られ、
ラートリー家当主の座も奪われました。
ジェイムズが持つ
「食用児も人間」という考え方に対して、
ピーターは「人間界に必要な犠牲」と考え、
部下や鬼たちと一緒に
エマたちを追い詰めていきます。
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ユリウスの罪や食用児に対する考え方は真逆の立場で、対立しているけれど、幼い頃は非常に仲が良い兄弟だったみたい!
アンドリューに襲撃を命令
ラートリー家の現当主になったピーターは
農園から脱走した食用児たちの始末や
ミネルヴァの残した支援者の抹殺任務を
部下であるアンドリューに命令します。
ピーターの部下たちの中でも
リーダーのような存在で、
絶大な信頼を寄せられています。
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アンドリューはラートリー家の分家出身だから、ピーターとは親戚同士という関係なんだって!
アンドリューは強靭な肉体と運動神経で
冷静に次々命令をこなしていく人物。
エマたちを襲撃する前には
GF農園に残ったフィルとも接触しています。
人間離れした姿や精神状態で
逃げ惑う食用児たちを追い詰めますが
……最期は野生鬼に喰われるという結末に!
『約束のネバーランド』ミネルヴァとノーマンの関係性
ミネルヴァ(ジェイムズ)死亡後に、
新たにミネルヴァを名乗る人物が登場!
その正体と目的は…!?
ノーマンがミネルヴァと名乗る!
試験農場Λに送られてしまったノーマンは
薬物実験がおこなわれている現状を目にします。
最後の支援者・スミーによって
Λ7214農園から脱獄できたノーマンでしたが
たくさんの食用児たちを解放するために
ミネルヴァの名前を名乗りはじめました。
ミネルヴァの名前を語ることによって
- エマたちと合流する
- 他の食用児たちをまとめあげる
- 楽園をつくる
- ミネルヴァの人脈や関係網を利用
- ラートリー家への脅し
- 鬼へ宣戦布告
などを目的としていました。
エマたちと離れて行動したことで
というノーマンなりの正義を持つことに!
しかし、エマは賛成するはずもなく……。
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『約束のネバーランド』は奥が深い漫画だから、エマたちやラートリー家がどうなったのかは、ぜひご自身の目で確かめてみてね!◎
ミネルヴァの正体とラートリー家の秘密まとめ
『約束のネバーランド』の世界観において
重要なキャラクターになっているのが
ウィリアム・ミネルヴァという人物です。
ミネルヴァの正体はジェイムズ・ラートリー。
かつて、鬼と約束を結んだ一族の末裔で鬼と人間の世界を繋ぐ調停役でした。
ラートリー家の中でもジェイムズは
ラートリー家の当主として約束を守りつつ、
食用児たちの未来について葛藤する
という魅力的な人物になっています。
ミネルヴァや支援者たちがいたからこそ、
エマたちはGFハウスの異常性や
「鬼の世界」を知ることができたはず。
![](https://haku.blue/wp-content/uploads/2020/03/neko.jpg)
秘密や謎が多いラートリー家。
ストーリー展開も手に汗握るくらい熱いので楽しめます~♪
『約束のネバーランド』に登場するキャラクターの紹介や、人物相関図を知りたい方はこちらから!↓
![](https://haku.blue/wp-content/uploads/2021/02/yakuneva_chara-160x90.jpg)