マンガ・アニメともに、
大人気な『呪術廻戦』。
キャラクターやカッコいいアクションが魅力的な作品ですが、
いっぽうで、設定が壮大かつ複雑で難解という特徴も持っています。
最たるところが、
「死滅回遊（死滅回游）」だと思います。
死滅回游って、何が目的なの？
死滅回游のルールを分かりやすくまとめてもらいたい！
という方のために、
死滅回游の目的とルールを、
まとめてご紹介していきます〜♪
※ネタバレを含みますのでご注意ください
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- 呪術廻戦【死滅回遊】とは？
- 羂索が死滅回遊を行う目的
- 呪術廻戦【死滅回遊】のルールまとめ
- 開催時の総則（ルール）・捕捉
- 1、泳者は術式覚醒後 十九日以内に任意の結界にて死滅回游への参加を宣誓しなければならない。
- 2、前項に違反した泳者からは術式を剥奪する。
- 3、非泳者は結界に侵入した時点で泳者となり死滅回游への参加を宣誓したものと見做す。
- 4、泳者は他泳者の生命を絶つことで点を得る。
- 5、点とは管理者によって泳者の生命に懸けられた価値を指し 原則術師5点、非術師1点とする。
- 6、泳者は自身に懸けられた点を除いた100得点を消費することで管理者と交渉し 死滅回游に総則を1つ追加できる。
- 7、管理者は死滅回游の永続に著しく障る場合を除き、前項によるルール追加を認めなければならない。
- 8、参加または点取得後、十九日以内に得点の変動が見られない場合、その泳者からは術式を剥奪する。
- 追加されたルール
- 結界（コロニー）の総則
- 開催時の総則（ルール）・捕捉
- 呪術廻戦【死滅回遊】の意味が深かった！
呪術廻戦【死滅回遊】とは？
「死滅回遊（死滅回游）」とは、
羂索が仕組んだ、「呪術を与えられた者たちの殺し合い」です。
羂索によりマーキングをされた1000人を超える呪術師による、
人間の進化を促すためのデスゲームとなっています。
死滅回遊は何話から何話まで？
- 18巻160話～
コミック約8巻分に渡り死滅回游は続いており、
最新刊25巻で220話でようやく終了の兆しが見えました。
羂索が死滅回遊を行う目的
「呪力の最適化」＝「天元と人間の超重複同化」
死滅回游の目的は、
各結界を呪力で満たし、
人間と天元との同化前の
”慣らしを終えること”
羂索の目的は「呪力の最適化」です。
術師・非術師・呪霊全てが人間（呪力）の可能性と考えている羂索は、
人類の進化を望み、人類全体の新たなステージアップを計画します。
そこで
「天元と人類の同化」により、
強制的に進化をさせようと企みます。
天元は星漿体との同化に失敗し呪霊に近い存在であるため、
羂索の呪霊操術の術式対象になっています。
ただ、呪霊操術で人類と同化させても高確率で不完全になってしまうため、
同化前の「慣らし」として、「死滅回游」を計画します。
「死滅回游」で日本全土に呪いをかけてから天元と同化させ、
「呪力の最適化」を達成することが羂索の目的となっています。
羂索の目的の矛盾点
「日本全土に呪いをかける」という目的からすると
プレイヤー同士には長い期間、時間をかけて殺し合いをさせることが望ましいです。
しかし紫雲や日車のような、ずば抜けた呪術師により、
弱者は間引かれていき、結界内の人数は減少してしまいます。
そうなると死滅回游は早い段階で膠着し、意味を失くすことになります。
伏黒恵も結界内に入ってから、静か過ぎると感じていたよね！
これは、総則（ルール）7にある
「永続」と相反することになります。
しかしこの矛盾点は、羂索による「無理難題の縛り」でした。
羂索の望み「天元と人間の超重複同化」は、死滅回游を終わらせないと叶いません。
『永続するゲームを終わらせる』
という無理難題の縛りを羂索自身にかけることで、
死滅回游という理不尽なゲームを成立させていました。
さらに羂索は、
各結界が充分な呪力で満たされなかった場合の保険として
海外の軍隊（非術師）を差し向けています。
非術師でも死に際には大きく呪力を放出します。
羂索は呪霊を解き放ち、非術師の一方的な大量虐殺を狙っていました。
プレイヤーの一人、レジィが、強者だけが残った死滅回游に羂索がある爆弾を落とす事が本当の計画ではないか？と疑っていたけど、的を得ていたかも
「呪術廻戦」キャラクターについては、こちらでまとめています↓
呪術廻戦【死滅回遊】のルールまとめ
呪術を与えられた者たちに殺し合いをさせる死滅回游ですが、複数のルールが設けられています。
開催時から決められている「総則」と、
開催後に追加された「追加の総則」、
別で設けられていた「結界（コロニー）の総則」について、まとめました。
開催時の総則（ルール）・捕捉
- 泳者は術式覚醒後 十九日以内に任意の結界にて死滅回游への参加を宣誓しなければならない。
- 前項に違反した泳者からは術式を剥奪する。
- 非泳者は結界に侵入した時点で泳者となり死滅回游への参加を宣誓したものと見做す。
- 泳者は他泳者の生命を絶つことで点を得る。
- 点とは管理者によって泳者の生命に懸けられた価値を指し 原則術師5点、非術師1点とする。
- 泳者は自身に懸けられた点を除いた100得点を消費することで管理者と交渉し 死滅回游に総則を1つ追加できる。
- 管理者は死滅回游の永続に著しく障る場合を除き、前項によるルール追加を認めなければならない。
- 参加または点取得後、十九日以内に得点の変動が見られない場合、その泳者からは術式を剥奪する。
19日間以内に殺し合いをしないと死んじゃうって、とんでもないよね…
各ルールの詳細をまとめていきます↓
1、泳者は術式覚醒後 十九日以内に任意の結界にて死滅回游への参加を宣誓しなければならない。
プレイヤーが覚醒したのは10月31日24時頃です。
覚醒から19日以内なので、期限は11月20日0時頃までに参加を宣誓しなければならないことになります。
「任意の結界にて」という通り結界（コロニー）は選択できますが、コロニー内ではランダムに転送されます。
2、前項に違反した泳者からは術式を剥奪する。
19日以内に結界で参加を宣誓しなければ、
「術式の剥奪」となります。
「術式の剥奪」とは、脳をいじることになるので、
術式を持った呪術師にとっては、
実質「術式の剥奪＝死」になるため
強制的な死滅回游への参加を意味しています。
いっぽうで、術式を持っていない呪術師にとっては意味のないルールとなります。
つまり、虎杖悠仁・禪院真希・三輪霞・日下部篤也たちにはノーリスクなルールです。
3、非泳者は結界に侵入した時点で泳者となり死滅回游への参加を宣誓したものと見做す。
たまたま結界内にいた一般人・非術師達は、一度は不参加を表明することができます。
結界外に出ることにより、不参加となります。
いっぽうで自ら望み結界内に入った人物は、参加表明をしたプレイヤーとなります。
4、泳者は他泳者の生命を絶つことで点を得る。
死滅回游において点（ポイント）は重要な要素であり、
点を得るためにはプレイヤーを殺さなければなりません。
5、点とは管理者によって泳者の生命に懸けられた価値を指し 原則術師5点、非術師1点とする。
総則4の補足です。
呪術師同士の殺し合いが積極的に行われるようになっているポイント配分と言えます。
「管理者」とは、各プレイヤーに憑く「コガネ」という式神を指しています。
6、泳者は自身に懸けられた点を除いた100得点を消費することで管理者と交渉し 死滅回游に総則を1つ追加できる。
術師なら20人、非術師なら100人殺すと得られる100点を使うことにより、ルール改正ができます。
伏黒が姉・津美紀を救うために目指していました。
7、管理者は死滅回游の永続に著しく障る場合を除き、前項によるルール追加を認めなければならない。
100点を消費しても既存のルールを否定する追加は難しく、コガネとの交渉が必須となります。
しかし管理者側に利益が偏ることは呪術的にはあり得なく、公平な判断が必要となるため、ある程度の改正は認められることとなります。
8、参加または点取得後、十九日以内に得点の変動が見られない場合、その泳者からは術式を剥奪する。
殺し合いを強制する「死滅回游は殺し合いのデスゲーム」とさせるルールです。
参加した者は、エンドレスで19日以内に必ず殺し合いをしなければなりません。
伏黒が一番最初に、回避できるようにしたいと思ったルール！
追加されたルール
- 9、泳者（プレイヤー）は他泳者の情報ー“名前” “得点” “ルール追加回数” “滞留結界” ーを参照できる。
- 10、泳者は他泳者に任意の得点を譲渡することができる。
- 11、泳者は身代わりとして新規泳者を結界外から招き100点を消費することで死滅回游から離脱できる。
- 12、泳者は結界を自由に出入りすることができる。
- 13、死滅回游への参加を現時点2018年11月18日21時9分をもって打ち切る。
- 14、夏油傑 伏黒恵 氷見汐梨を除く全泳者（プレイヤー）の死亡をもって死滅回游を終了する。
9、泳者（プレイヤー）は他泳者の情報ー“名前” “得点” “ルール追加回数” “滞留結界” ーを参照できる。
宿儺と戦いたい鹿紫雲一（かしもはじめ）が追加したルールです。
ルール追加をしたい虎杖と伏黒が、100点以上を持っている鹿紫雲と日車を知ることができたのは、このルールのおかげでした。
10、泳者は他泳者に任意の得点を譲渡することができる。
虎杖が頼み、日車が追加したルールです。
殺し合いをしなくても総則8の「得点の変動」が行えるようになり、デスゲームを回避できるようになりました。
11、泳者は身代わりとして新規泳者を結界外から招き100点を消費することで死滅回游から離脱できる。
津美紀を死滅回游から離脱させたい伏黒が、「身代わりを招けば離脱できる」とするために追加したルールです。
虎杖・伏黒・真希たちが話し合って追加しました。
12、泳者は結界を自由に出入りすることができる。
総則には載っていませんが、結界のルールとして結界の出入りができないようになっていました。
プレイヤー万（よろず）が宿儺と戦うために追加しています。
13、死滅回游への参加を現時点2018年11月18日21時9分をもって打ち切る
羂索が追加したルールです。
「死滅回游の永続」に反するため本来追加できないルールですが…
14、夏油傑 伏黒恵 氷見汐梨を除く全泳者（プレイヤー）の死亡をもって死滅回游を終了する
こちらも羂索が追加した
随分と都合の良いルールとなっています。
氷見汐梨(ひみしおり)は裏梅の受肉体です。
結界（コロニー）の総則
- 結界（コロニー）のランダム転送
- 結界の出入り・通信の遮断
死滅回游のルールとは別で、
結界（コロニー）にもルールがあります。
結界内に入ったプレイヤーは、ランダムで結界内の任意の場所に転送されてしまいます。
このルールにより、虎杖と伏黒は別々の場所に転送されました。
「結界の出入り・通信の遮断」も、死滅回游の総則には載っていない、
結界（コロニー）のルールとなっています。
呪術廻戦【死滅回遊】の意味が深かった！
呪術廻戦の「死滅回游」は、海水魚の「死滅回遊」からできた造語と考えられます。
海水魚が本来の分布域でないところまで回遊してきて、そのまま死んでしまうこと。
「本来とは違う場所に入り、そのまま死んでしまう」という死滅回游。
「呪術廻戦」の展開からは、本来呪術師ではなかったのに羂索により術師になり巻き込まれた人を指しているように受け取れます。
津美紀を指しているようにも…
死滅回游がどのような意味を込めて付けられたのか、終わった後に確認したいですね～。
「呪術廻戦」をオトクに読みたい方は、こちらがオススメです↓
