「文豪とアルケミスト~審判ノ歯車」アニメ第12・13話感想

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太宰治などの文豪たちに
スポットライトを当てた話題作、

TVアニメ「文豪とアルケミスト~審判ノ歯車~」!

これまでの文アニでは……

第1話からずっと一緒に戦ってきた
芥川先生は偽物で侵蝕者ということが
ついに明かされ、険悪なムードに!

戦闘シーンはもちろんだけど、想像以上に神作画ばかりでついつい何回も見直しちゃった!
だよね!OPも神だし、細かいこだわりも最高!それに文豪リスペクトもすごすぎるから文学記念館などの方も大注目作品なんだよ~!

さらに今回は
文アニ最終回を含む
第12話第13話「歯車」について
感想や魅力をたっぷりお届け◎

衝撃的&予想外の展開の数々に
釘付けになること間違いなしです!

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文豪とアルケミスト アニメ12話「歯車 前編」あらすじ

その男は追憶する。

周囲の者は皆、彼を否定しているのではないかと疑っている。

繊細で臆病な彼にとって、自分は唯一の友人であった。
世間の期待に応え、全てが完璧ではないといけないと、
日毎に衰弱していく彼を見ているのは辛かったが、
止めることもできず見ていることしかできない。

最後まで文学に囚われてしまった彼に対して、
男がとった行動とは…。

偽物は芥川自身……つまりドッペルゲンガーっていうこと?
そんなドッペルゲンガーは侵蝕者だったわけだけど、どうして文学を守ってきたのかな?
侵蝕者・芥川の本当の目的と太宰は彼を救い出せるのか、ファン大注目の12話「歯車 前編」だよ~

文豪とアルケミスト アニメ12話の登場人物

図書館に転生しているメンバーが
今回、総出演していますが
特に注目したいのがこちらの3人!↓

  • 芥川龍之介(CV:諏訪部順一)
  • 菊池寛(CV:三木眞一郎)
  • 太宰治(CV:中村悠一)
今話も芥川ふたりの演じ分けに大注目!
菊池と志賀直哉以上の険悪ムードの太宰がどんな立ち回りをしていくのか楽しみ~

文豪とアルケミスト アニメ12話の感想

もう一人の芥川先生は
芥川龍之介本人だった…ーー!

前回の「恩讐の彼方に」では

世間の目や評価を気にしすぎたあまり、
本当に書きたかった小説を書けない。

という悩みや葛藤に溺れていく
芥川の姿が明らかになりました。

今のところ
炎を宿し、侵蝕されている偽物は
害になる存在ではないのですが…

物語の終わりに近付いてきたところで
いよいよ本心を見せてくる急展開に!

それでは「歯車 前編」感想いってみよう♪!

芥川の過去!偽物は自分が生まれた意味を思い出す

生前交流のあった菊池たちと
自分を慕う太宰が中心の無頼派が
激しい戦闘を繰り広げる中ーー…

偽物、もとい、芥川の姿をした侵蝕者は
文学に生きて、文学に倒れていった、
もうひとりの自分を思い出します。

芥川龍之介。
君はとても臆病で、繊細なひとだった。

周りのひとみんなが
本心では自分を否定しているのだと疑っていた。

だから必要だったのだ。
自分を肯定してくれる存在が。

侵蝕者(芥川のドッペルゲンガー)は
芥川と過ごした時間を懐古します。

彼も自分が作り出した存在にだけ
本音や悩み、辛さを打ち明ける日々。

優しすぎて周りの顔色を伺ってばかりの芥川を
唯一の理解者として、近くで支えていましたが

ここで
とある事件が起こってしまいました。

芥川の生涯をご存じの方は
ピンとくるかもしれませんが、

芥川が自分の手で服毒を図ったのです。

遺されたのはひとつの小説原稿と
ドッペルゲンガーの自分の姿だけ。

僕は憎む。
君を捕らえて放そうとしなかった小説を。

僕は恨む。
君の生き方を縛り付けた文学と云う呪いを。

そんな半身ともいえる芥川を失い、
途方に暮れているときに現れたのが
文学を侵し、消し去る侵蝕者たちでした…!

記憶と本当の目的を思い出した侵蝕者が暴れまわる!

偽物の中に潜んでいた侵蝕者は言います。

芥川を苦しめた文学への憎悪が
侵蝕者たちを呼び出したのだと。

侵蝕者は文学を侵蝕する。
文学への憎悪が文学を殺すのだ。

ドッペルゲンガーは
主であり、友を苦しめた文学を呪うため
利害の一致した侵蝕者と手を結ぶことに!

僕は、
僕は芥川龍之介の全ての作品を消し去りたい!

小説を書かなければ、
芥川が亡くなることはなかった。

つまり、
芥川龍之介という存在を守るため
事実を…歴史を変えるという目的や
今までの記憶を取り戻していきます。

記憶を失ってしまったため、他の文豪たちとは協力体制にあったんだね!じゃあ今ははっきりとした敵対関係!?

そんな中、
全てを思い出したドッペルゲンガーは
「恩讐の彼方に」に潜書していた仲間たちを
次々と襲いはじめます…!!

手も足も出ない文豪たち!太宰と助けたのは…!?

今まで武器を交えていた
芥川一派と無頼派の文豪たちは、
偽物のただならぬ雰囲気に戦闘を中断。

それぞれが芥川に武器を向けますが、
まったく歯が立たない様子です。

次々と倒れていく文豪たち。
太宰はまだ侵蝕者の芥川に対して
どこか信じている眼で見据えます。

彼の猛攻に大ピンチな太宰!
もう逃げられない状況で芥川はとどめの一発!

誰しもが太宰の敗北を思い描いた瞬間、
砂埃の止んだ先には、無事な太宰が…!

協力な侵蝕者による攻撃から
身を挺して守ってくれたのは
ぼろぼろの菊池寛でした!

俺だって分かんねぇんだ。
だが、強いて言うなら、
感じたからかもしれねぇな。

お前も龍の小説を愛している、と。

太宰。
文学を、龍の綴った想いを、
守ってくれ。

彼は、太宰に想いを託します。

その一方で
潜書からひとり帰還した侵蝕者は
炎を図書館に放ち、包み込みます。

たちまち逃げ場を失った文豪たち。

館長代理のネコの誘導により
残された本に潜書しますが
ひとり、またひとりと倒れていく…!

作家たちの魂が消えかかっている。
これは、もう……ーー。

ネコが文豪たちの魂を観測しているとき、
部屋に入ってきたのは…太宰治でした!

文豪グルメ「ハッピーバースデー俺!!編」

今回の飯テロのコーナーは
太宰の誕生日ということで
「苺のショートケーキ」!

見た目もかわいらしく
「アクタガワショー 太宰治君」
と書かれたチョコプレートが目を惹く!

アクタガワショーは「芥川賞」のことだね!文アニスタッフは本当に細かい演出ばかり!

でも、
中身は意外過ぎるものでした…。

出演は無頼派4人組芥川!

芥川もサクランボの乗ったケーキと
折り紙で作ったであろうメダルを準備。

サクランボ好きで有名な太宰だからサクランボケーキを用意したのかな?
しかもメダルには「いつもありがとう」の言葉まで…!本編との温度差が激しい!!

「苺のショートケーキ」
大人数で分けても独り占めしても美味しい
ハッピーなケーキ。苺と生クリームたっぷり。

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文豪とアルケミスト アニメ最終回13話「歯車 後編」あらすじ

その男は立ち上がった。

炎に包まれ、朽ちていく図書館で侵触されつつある
「歯車」を浄化しようと試みる。

仲間たちの魂は砕かれ、
ここに残されたのは、その男、ただ1人だけであった。

それでも諦めることない男の想いは、
仲間を救うことができるのか…。

侵蝕者が図書館で力を見せてから目を覚さない本物の芥川先生がキーパーソンになっているのかな?
どんな感じに物語がまとまっていくのか、とても気になると終わり方だったから最終回の内容がとても楽しみだね〜♪

文豪とアルケミスト アニメ13話の登場人物

次々と倒れていく文豪たち!
その中でも最後まで戦い続けている文豪がこちら↓

  • 芥川龍之介(CV:諏訪部順一)
  • 太宰治(CV:中村悠一)
いよいよ最終回!このままだとバッドエンドになりそうだけど……
太宰と本物の芥川先生がきっと図書館メンバーと文学を救ってくれるはず!

文豪とアルケミスト アニメ最終話・13話の感想

ドッペルゲンガーの侵蝕者・芥川が
本来の目的を思い出して猛威を振るった12話!

唯一残った本に潜書して逃げましたが
そこにも侵蝕者は追いかけてくる始末。

芥川を信じてやまない文豪たちの
思いもむなしく、倒れていく状況は
まさに絶体絶命……!

『地獄よりも地獄』(褒め言葉)
原作ファンたちから言われるほどの第13話!

それでは、文アルアニメの最終話の感想いってみよう〜♪

残された太宰治が一人で『歯車』の潜書・浄化に挑む!

前回の後半パートで
侵蝕の炎に包まれた図書館でしたが
アルケミストの力によって
本の消失は食い止められている状況とのこと。

しかし、ネコは続けます。

現在の図書館には太宰治しか残っておらず
他の作家たちは本に捕らわれている。

芥川先生の本を守るために潜書したくとも
自由に行動できるのは太宰治ひとりだけ。

さらにアルケミストが言うには、

砕かれて捕らわれている文豪の魂を
もう一度図書館に呼び起こすには
力を全て使っても成功する保証はない

というのです。

その事実を知っても、
太宰は芥川の文学を守りたい一心で
たったひとりだとしても潜書することに!

そうして、
残った本『歯車』に潜書した太宰。

けれども……
潜書してすぐに出会った
レインコートの男に苦戦を強いられます。

芥川に想いをぶつける太宰!ドッペルゲンガーの願いとは?

状況が掴めない様子の太宰は
ようやくお出ましのドッペルゲンガーに
一切の躊躇なく、刃を向けます!

ずっと「芥川先生」と呼んでいましたが
ここではもうその名前では呼びません。

その小さな変化に気付いた侵蝕者は
芥川龍之介について語りはじめました。

書く度に自分を擦り減らし、
精神を削り、心を痛めつけながら
作品を紡いできたんだ。
芥川龍之介という作家は!

だから
芥川に忍び寄る死から救うために
著作の消えた世界に改変して
彼の生きるべき世界を作った
というのです。

そんな風に作り上げた世界を
侵蝕者は「幸福」と言いましたが、
太宰は自分の武器で消していきます。

多くの人の心に残り、
時には人生さえ変えた作品なんだ。

どれひとつとして消えていいはずがない!

こうして浄化していくうちに
本の中の芥川と対面した太宰は
とある言葉をぶつけました…!

ただなんだか、
あなたが死んでしまうような気がしたものですから。

砕けた文豪の魂が復活!転生文豪VS侵蝕者 圧巻の戦闘シーン!

『歯車』を浄化するために
芥川の死を望んだ太宰。

無事、図書館に戻りましたが
侵蝕者・芥川の猛攻が止みません。

しかも、
太宰の後ろには本棚があり
うかつに逃げられない状況。

そんなピンチの時
アルケミストの石が光り輝きます!

たとえ魂が砕けても、
想いは砕けない!

ここで文アルのキャッチコピー!手に汗握る胸熱展開◎

アルケミストによって
図書館の理が書き替えられ
武器の出現が可能になり、
仲間たちの魂が復活です…!

大量に呼び出された侵蝕者に対する
文豪たちは各々の武器で対応します。

それぞれの派閥や交流のある者同士の
共闘プレイはファン必見!

ずっとシリアスシーンが続くかと思いきや、適度なギャグシーンもあったので戦闘もテンポよく楽しめたよ~!
館長代理ネコのアップシーンや侵蝕者に飛び掛かるシーンに大満足♪ネコ好きにはたまらない回だったよ~

芥川龍之介VSもう一人の自分!戦いの結末のゆくえ

あと一歩というところまで
追い込まれた侵蝕者・芥川は
最大の力をぶつけてきますが…

図書館メンバーの連携によって
その試みは阻止されることに!

思わず太宰の喉元を掴む侵蝕者。
けれども太宰はびくりともしません。

そんなとき、
本物の芥川龍之介が姿を見せます。

ふたりの芥川は
決着をつけるつもりで
武器を構えて向き合いました!

その決着のゆくえは…
ぜひともご自身の目で見てみてください♪

死ぬほど苦しいだろう。
けれども、それが作家というものだから。

ありがとう、一緒に生きてくれて。
ありがとう、僕の友よ。

見どころポイント!特殊OPとEDは史実文豪関連の小ネタが満載!

神動画とも言われることの多いOP!

その中でも特に印象的なシーンが
ステンドグラスの部分です~♪

実はここのシーンですが、
全てのカットに芥川先生の姿が追加!

これは実際にご自分の目で見てもらいたい素敵な仕上がりのオープニングだね♪
今回の最終話の特殊OPは彼に送った追悼文が元ネタみたい~!

最期に彼と会っていた情景を
ステンドグラスに落とし込む
というこだわりとリスペクト
隅々まで感じられました◎

そして
最終回あるあるな特殊EDにも注目です!

飯テロ(文豪グルメ)の代わりに
エンディングのワンシーンでは
菊池・久米・堀の三人に
安吾鍋を振る舞う坂口の姿が…!

三人の反応は想像通りだったよ~それにしても、最後まで飯テロがあるなんて文アニスタッフの本気度が半端ない!

2期待機!文豪の人間性を深く描いた作品!「歯車」12・13話感想まとめ

テレビアニメ「文豪とアルケミスト」は
原作がゲームながらも
文豪と文学作品へのリスペクト満載
大満足できる作品でした!

中でも今回の「歯車 前後編」では
文豪たちの文学への想いや
人間性が強く描かれていましたね~♪

もう一度志賀直哉との共闘を見れるなんて、続けて視聴していてよかったよ~!
中也との掛け合いの伏線も回収されて、細かいところまで作られていたね!

作画も回を追うごとに
さらに良くなっていくのが特徴的◎

2期や続編に期待です!!

ちなみに芥川のドッペルゲンガーは本当に出会っていたのでは?という評論や研究もあるみたい!気になった方は調べてみてね◎

今までの文豪みんなの活躍がたっぷり◎
他の文アルアニメ感想はこちらから!↓

「文豪とアルケミスト」アニメの感想まとめ!
「文豪とアルケミスト~審判ノ歯車~」アニメ の感想とあらすじをまとめました!文アルのキャラクター・声優さん、オープニング・エンディングの紹介もチェック!

ついに堂々完結!
文豪たちの姿を見たい方はこちらがおすすめ♪↓

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