この記事では、漫画「リエゾン」のキャラクターをまとめています。
2023年1月からテレビドラマ化され、
2023年2月時点で単行本の累計部数が130万部を突破している
人気作品「リエゾン」。
ヤングケアラー・虐待・いじめなど、
現代の子ども達が抱えている闇をリアルに描いた作品となっています。

ドラマの登場人物って、原作に登場するキャラクターと同じなの?

原作がどんな作品か知りたい!
という方のために、
この記事では「リエゾン」のあらすじとキャラクターをまとめました!
※ネタバレ含みますのでご注意ください
【リエゾン】あらすじ・ストーリー紹介
原作・原案 | ヨンチャン、竹村優作 |
---|---|
作画 | ヨンチャン |
掲載誌 | モーニング |
出版社 | 講談社 |
漫画「リエゾン」は、
ヨンチャン先生・竹村優作先生により
週刊「モーニング」で連載されている
医療漫画です。
児童精神科を舞台に親と子の生きづらさを描く
医療ヒューマンドラマな内容となっています。
リエゾンはフランス語で「つなぐ」という意味で、
苦しむ「親と子」を繋ぎ「親子と学校」を繋ぐ、
児童精神科医のリアルな展開が見どころです。
あらすじはこちら↓
遠野志保は小児科の研修医。遅刻や忘れ物の常習犯だ。見かねた研修担当医から、系列の小さなクリニックに“飛ばされる”。
そこで志保を待ち受けていたのは風変わりな児童精神科医・佐山だった。志保は唐突にある診断を下されて……。
大人も子供も生きづらさを抱える現代——。悩める親子に向き合う“児童精神科医”を描く、新たな医療漫画がスタート!!

リアルな子どもの心の闇を救う佐山先生言葉は、本当に必見です~◎
【リエゾン】キャラクター一覧まとめ
主人公・遠野志保が研修医として務める、
「佐山クリニック」を取り巻く「リエゾン」のキャラクター達を一覧にしまとめました。
志保の担当医・佐山卓を始め、
作品を彩る登場人物たちを紹介します~。
遠野 志保(とおの しほ)
(演者:松本穂香)
大学病院でミスを連発してしまうドジな研修医です。
薬の量を間違えるという致命的なミスをキッカケに、
志願していた小児科医は諦めろ、と担当教授から引導を渡されてしまいます。
次の研修先である地方の児童精神科病院「佐山クリニック」を訪れ、佐山院長と出会います。
そこで早々に佐山院長から「発達障害(ADHD)」と診断されてしまいますが、
との言葉をもらい、
児童精神科の研修医として佐山クリニックに勤務することを決意します。
明るく真っ直ぐな性格で子どもに好かれる性分をしており、
肉や野菜をが全て入って一度に食べられる巨大なおにぎり「元気玉」を弁当とし、食べるのが日課となっています。
佐山 卓(さやま たく)
(演者:山崎育三郎)
主人公・志保の研修先の病院の院長です。
志保と同じく、佐山院長自身も発達障害(ASD)を抱えています。
風変わりな性格をしており、初めて会う志保の前でズボンを脱ぎパンツ姿になるという奇行を見せています。
いっぽうで、大きな病院なら1回の診察を10分~15分で終わらすところを30分~1時間かけるという、患者に寄り添う診察をしています。
そのためなのか、実家が大きな総合病院なのですが、決して実家に戻ろうとしません。
明るく穏やかな性格をしているロン毛なイケメンなのですが、風変わり過ぎるためか面食いな志保はあまり反応を見せていません。
向山 和樹(むかいやま かずき)
(演者:栗山千明)
佐山クリニックに勤務する女性臨床心理士です。
院長・佐山卓の理解者でありクリニックを支える右腕でもあります。
小学校のスクールカウンセラーも務めており、教師や生徒から相談を受け対応したりすることも。
いつも冷静で表情を変える事が少ないクールな感じですが、優しい性格をしており親身になり子供と接する心理士です。
市川 渚(いちかわ なぎさ)
(演者:是永瞳)
佐山クリニックの受付担当です。
シングルマザーで、産休明けの2巻から登場します。
病院にあるベビーベッドで、赤ちゃんの「ケンちゃん」を寝かせながら仕事をしています。
院長の佐山卓を「卓ちゃん」と呼び、ケンちゃんの父親は院長?と誤解をさせた事も…。
明るい性格で、ケンちゃんを溺愛しています。
堀 凛(ほり りん)
(演者:志田未来)
発達障害子どもを療育する施設で働く言語聴覚士です。
モチベーションを上げるため、常にゴスロリファッションで勤務しています。
可愛い容姿ですが志保よりも年上で姉御肌なためか、タメ口が目立ちます。
川島 雅紀(かわしま まさき)
(演者:戸塚純貴)
訪問看護ステーションの看護師です。
グラサンでチャラい格好をしていますが、初めて患者の自宅へ行く志保をキッチリとフォローしています。
佐山クリニックに良く出入りをしており、佐山院長も信頼している頼れる看護師です。
佐山 茂(さやま しげる)
(演者:塩野瑛久)
佐山院長の兄です。
実家の「さやま記念総合病院」の副院長で、病院経営を優先する診察をしています。
そのためなのか、卓を病院に戻るよう話しますが断られてしまいます。
ドラマでは佐山秀(さやま しゅう)という名で弟になっています。
佐山 りえ(さやま りえ)
(演者:風吹ジュン)
佐山卓の亡き叔母です。
幼少期に志保が通っていた佐山クリニックの前身「りえ・こども診療所」の院長をしていました。
ドラマにも登場しますが、遠野志保の担当医というオリジナルの設定でした。
佐山 沙織(さやま さおり)
佐山卓の姉です。
佐山クリニックに「移転計画書」を届けに来ました。
サングラスを外した目は切れ長で、キレイなお姉さんという感じなキャラです。
山崎教授(かな)
大学病院勤務の教授で、遠野志保の研修担当教官です。
薬の量を間違えるという致命的なミスをした志保に「小児科医は諦めろ」と引導を渡し、佐山クリニックを紹介しました。
加菜(かな)
大学病院研修医時代の志保を何かと支えた、同じく研修医をしている友人です。
佐山クリニックに勤務した後も電話でやり取りをしており、何かと相談に乗っています。
花房千佳
繁華街にあるバーの経営者で、夜間託児所も経営しています。
夜の街で働くママ達の味方で支えとなっています。
田辺裕之
児童相談所に勤務する児童福祉司です。
1巻で虐待されている子どもを佐山クリニックで保護し、適切な施設を紹介しています。
村田汐里
児童相談所職員で、田辺の後輩です。
毎日寄せられる児童相談所への苦情電話と目の当たりする児童虐待との間で苦しんでいます。
村本由香里
志保の大学時代にしていたバイトの先輩です。
映画館スタッフで、できる先輩で志保の憧れでした。
木内心彩
両親から虐待、育児放棄をされている女の子です。
部屋に入れてもらえずベランダに出されたまま泣いているのを志保が発見し、児童相談所に通報しました。
河原若菜
佐山クリニックに職場体験に来た高校生の女の子です。
「家から近いから」という理由で佐山クリニックを選んで来たと答えていますが、妹の希死念慮に気付いて心配したからなようです。
河原優樹菜
河原若菜の妹で、
母親から事あるごとに姉と比較され苦しんでいる中学生の少女です。
リストカットを繰り返し、希死念慮を強く抱いています。
【リエゾン】親も子も救われる癒やし作品!
毎日ネットやニュースで聞く「ヤングケアラー」や「虐待」、「いじめ」という言葉ですが、日常で目にする機会はあまり無いかもしれません。
ニュースに登場する現実をリアルに描いた作品が「リエゾン」とも言えるでしょう。
そのため悲しく目を覆いたくなるようなシーンも登場しますが、主人公・志保の笑えるシーンや佐山院長の大きな包容力で「癒やされ救われる作品」になっています。
作中の患者達もそうですが、読み終えた後には読者も同じように癒やされ救われているのでは、と感じられる作品です。

読みやすいし読み応えもあるし勉強にもなるし…オススメな作品です~◎
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