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キングダムかっこいい桓騎(かんき)の魅力とは?「怒りの理由」と「2つの弱点」

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漫画「キングダム」
中国の歴史を描いた作品としては異例の1億部突破(2023年9月)を突破するという
大人気作品です。

中でも、
異質な人気を誇っているのが、桓騎(かんき)将軍です。

嬴政や王賁など、
主軸のレギュラー陣を押しのけて
人気ランキングで6位という高順位をゲットしています。

なぜ、ここまでの人気を誇るのか?

ここでは、
残虐だけどカッコいい桓騎の魅力を
徹底考察していきます~。

※桓騎についてのネタバレを多く含みますのでご注意!

桓騎の「何人だ」は熱いけど…怖い(汗)

キングダム
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キングダム桓騎(かんき)の魅力!かっこいいけど残虐な将軍?

項目 内容
名前 桓騎(かんき)
所属 蒙驁軍⇒桓騎軍
初登場 19巻
六大将軍
人気ランキング 6位
CV 伊藤健太郎

19巻で廉頗との戦いが繰り広げられた
山陽の戦いで桓騎は初登場します。

廉頗四天王の一人・輪虎が桓騎が敷く布陣を見て
「行けば全滅する」と判断し退きました。

初登場からその才能を見せつけた桓騎ですが
いったいどのような人物なのでしょうか?

桓騎(かんき)の過去とは…?元野盗上がりで蒙驁将軍の副将!

桓騎はもともと野盗の頭領でした。

野盗時代の気性の荒さが抜けきれず
性格が残忍で
ひとつの城を攻め落とした際に
自ら住民全員の首を切り落とし
「首切り桓騎」という異名が付けられたとされています。

城を落とす頭脳はピカイチですが、
住民の首を全て切り落とすって、残虐すぎですよね(汗)

この桓騎の頭脳と残虐性は
常にセットで登場しています。

桓騎が最も活躍をした黒羊丘の戦いでは
戦とは関係ない住民を砂鬼一家が拷問・虐殺し、
遺体でアーチを作り、紀彗将軍にプレゼントしていました。

残虐すぎるやり方ですが、
いっぽうで自軍の被害は想定の半分以下となり
「残虐すぎるやり方だけど、最小限の被害で戦には勝つ」
桓騎の特性が際立ちました。

さらに扈輒将軍と戦い、勝った後には
雷土が虐殺されていた事が分かり
投降した10万の首を全て切り落としています。

まさに「首切り桓騎」の異名通りの所業でしたが
これには大王嬴政が自ら最前線に来て
断罪するまでの大問題となりました。

このように桓騎は戦には天才的な能力を発揮するのですが
いっぽうで、とんでもない残虐性も併せ持っており
その両面性が、大きな魅力的を生んでいるようにも感じます。

ちなみに19巻で初登場した桓騎は、
王翦将軍と共に蒙驁将軍の副将となっていました。

ここから王翦将軍と桓騎は、
元同僚という関係になります。

そのため、合従軍編での二人の会話は
他の将軍と話すよりも
親しい感じが見られました。

つまり桓騎とは

「野盗時代⇒蒙驁将軍副将⇒新六大将軍(現在)」

という経歴の持ち主だと分かります。

野盗時代と蒙驁将軍の副将になった理由は、宜安の戦いで回収され、明らかになりました。

野盗時代に野盗狩りをしていた蒙驁将軍を逆に捕らえた桓騎が、先の無い野盗から国軍になり未来を与えるという蒙驁将軍との取引きに応じたからだと分かっています。

野盗になった理由も、宜安の戦いで明らかとなっており、「砂鬼との過去」で紹介します。

そんな桓騎は、史実にも登場した実在の人物となっています。

キングダム桓騎(かんき)は史実に登場!実在していた

史実に登場する桓騎は、以下のような人物となっています。

  • 紀元前236年に王翦・楊端和達と趙の鄴を攻めた
  • 紀元前234年に趙の平陽・武城を攻めて、敵将扈輒(こちょう)を討ち取り、10万の趙兵の首を切った
  • 紀元前233年に趙の平陽と武城を平定。宜安で敵将を討ったものの、李牧に肥下で敗れた。

鄴攻略戦や、
現在最新刊の64巻で展開した
扈輒将軍との戦いで10万の首を切った事や、
65巻から展開する宜安の戦いも
史実の話だと分かりますね。

ただ、それ以前の野盗出身だとか
とんでもない残虐性も持っている人物というのは
キングダムオリジナルでの設定とも分かります。

では、
キングダム桓騎があれだけの頭脳と残虐性を持つことになった過去とは、
どのようなものなのでしょうか?

これは、45巻で少し分かっています。

キングダム桓騎(かんき)の「怒り」とは?

黒羊丘で敵将慶舎を討ち取り
紀彗軍も退かせた桓騎。

ここで桓騎軍幹部だった
那貴から桓騎について語られています。

桓騎が謎の多い人で、何であんなに強いのか
どこから来たのか、誰も知らない。

ただ根っこにあるのは”全てに対する怒り”だ。

つまり、戦負け知らずで冷酷無比で残虐な桓騎の中心にあるのは
「全てに対する怒り」だと那貴から語られているのです。

さらにその那貴に桓騎の根っこを語ったのが
桓騎軍最古参の幹部である
砂鬼でした。

これらの謎は、
65巻から展開している「宜安の戦い」で全て明らかとなりました。

ここからさらに、桓騎と砂鬼について見て行きましょう。

桓騎(かんき)の「怒り」とは砂鬼との過去にあった!

700話にて、明らかとなった砂鬼の正体が
女性だと判明しました。

桓騎の残虐性を表す拷問・虐殺部隊の
砂鬼一家の頭領が女性というのも驚きましたが
二人きりの天幕で
砂鬼の背中に描かれている刺青を
ジッと見つめる桓騎の表情も、意味深でした。

この女性が桓騎軍の最古参であり、
砂鬼一家を作った偲央(しお)の妹・衣央(いお)だと729話で明らかとなっています。

さらに桓騎の野盗時代が、
733話~735話、750話で回収されました。

桓騎は幼少期に瀕死の状態で砂鬼一家に拾われ、助けられました。

その後一緒に暮らし、そこで桓騎は偲央という美しい女性に惚れ、恋に落ちます。

ところがある日、偲央は桓騎が不在の時を狙った城主の命により城に連れ去られ、何度も犯され最後には両手両足を切断され殺されてしまいました。

この事件を機に桓騎は砂鬼一家を出て、現在の桓騎軍の礎を築きます。

勢力を付け、偲央を惨殺した城主の城を攻撃し、復讐を果たします。

城主はもちろん、その城の住民全員の首を刎ねました。

「首斬り桓騎」という異名がついたのも、この時でした。

桓騎の怒りの根源は、まさにここにあります。

愛する人を凌辱し殺した「権力者への怒り」

そして「権力者に虐げられたまま、なんの抵抗もしない『中間層』への怒り」だと考察できます。

李牧が気付いた桓騎の弱点

45巻で「桓騎の根っこが怒り」だと明らかになりましたが
ここで、もうひとつ明らかになっていることがあります。

李牧から「桓騎の弱点」が指摘されているのです。

「住民を虐殺」し「最小限の被害」という
まさに桓騎の特性が最大限に発揮されて勝利した
黒羊丘の戦いでしたが、
李牧はそこで弱点を見出していました。

李牧が見つけた桓騎の弱点とは、何なのでしょうか?

724話で、桓騎を完全に包囲した李牧から「桓騎の弱点」が語られます。

これまで全て奇襲と奇策だけで戦っており、まともな正攻法で勝った事がない。

つまり、「奇策以外の手段を知らぬという桓騎の大いなる弱点」だと説明されました。

しかしその後、桓騎は即席で時間稼ぎをし李牧の包囲から見事に突破します。

つまり李牧が気付いた桓騎の弱点とは、間違い・勘違いだったと回収されています。

李牧や厘玉・摩論についてはこちらでまとめています~

『キングダム』キャラクター一覧まとめ
漫画「キングダム」の登場人物一覧まとめです。キャラクターの特徴や読み方、ランキングなどを知りたい時はチェック!

キングダム桓騎(かんき)の名言を紹介!

何人だ?

雷土が虐殺され、
「何人だ」と摩論に聞く桓騎。

まさに「え、ここから10万人やるの?」と
読者を恐怖に陥れた一言。

桓騎から珍しく
「仲間を殺された怒り」が
察せられる名言です。

全部上手くいく

敵の真っ只中に降りた桓騎軍。

雷土がビビっている事を察し
余裕の笑顔で振り向き言った一言。

この桓騎さん
サイコーですよね!

キングダム桓騎(かんき)考察まとめ

今回は、桓騎将軍を見てきました。

桓騎の魅力が、ずば抜けた頭脳と
残虐性の両方にあるように感じられました。

謎めいた過去も、
桓騎の魅力を強くしていましたが、

謎が解けた後も、
やはり桓騎将軍はカッコいいですよね。

今一度、桓騎の素性・伏線を見直しながら、
「キングダム」を読み直しましょう!

桓騎の最後のシーンを解説した記事も参考にどうぞ↓

『キングダム』桓騎(かんき)死亡は何巻?最後のシーンを解説!
『キングダム』の人気キャラ、桓騎(かんき)将軍の死亡は何巻何話なのか、死亡理由など最後のシーンを解説しています。
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